・須佐ホルンフェルス (「畳岩」) は、海底からくっきりと浮かびあがる岩肌のストライプが印象的で、太古の大自然の造形美を鑑賞することができる。
古代より北前船時代に至るまで、須佐湾の海上の道標・ランドマークとして親しまれてきた。 「ホルンフェルス」という岩石は、マグマの熱変性で黒くなっているのが学術的な根拠となっているため、誤解をまねくことを地質学会で懸念されていた。 そのため公式には「須佐ホルンフェルス」のことを「畳岩」と呼称している。
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海に陸からの土砂が流れ込んだとき、礫のような大きいものは早く沈み、砂や泥のような小さいものは遠くまで運ばれる。 「畳岩」では、浅い場所に生息する生物の化石はなく、砂粒の大きなものは見られないので、陸から離れた大陸棚や、その先にある大陸斜面と呼ばれる場所で堆積したと考えらる。 大陸棚や大陸斜面の細かな砂や泥は、地震や洪水、台風等の振動をきっかけに海底地滑りを起こす。砂や泥が水中で混じりあった混濁流は、斜面を流れ落ち、さらに遠くの深海底に堆積する。 混濁流によって砂や泥が深海底に運ばれてできた地層をタービダイトと呼ぶ。粒の大きな砂が先に、粒の小さな泥が後から沈み (級化作用)、白 (砂) と黒 (泥) の縞模様が一組できる。 混濁流が起こるたびにこれが繰り返され、何層にもわたる地層ができた。 「畳岩」の縞模様は、過去の天変地異の記録でもある。
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国指定の名勝及び天然記念物「須佐湾」に位置する須佐ホルンフェルスと呼ばれている「畳岩」は、高さ12mで灰白色と黒色の、自然の作り出した縞模様が美しい。 灰白色部分は須佐層群の砂岩層、黒色部分は同層群の泥岩層が熱変成作用を受けた変成岩である。 黒雲母と呼ばれる鉱物に変わっているのが、本来のホルンフェルスである。
やや道の悪い遊歩道を通って海岸付近まで降りると、縞模様の岩肌を見ることができる。サンダルやヒールのある靴では無理と思う。
「畳岩」は、砂岩や頁岩層からなる須佐層群が堆積したあと、約1,500万年前にその層を高温の火成岩体 (マグマ) が貫入し、熱作用により変成岩 (接触変成岩) に変化したもの。 角張った破面で割れることから「角石」という意味のドイツ語「ホルンフェルス」と言われて来た。 「畳岩」は標高40m超の海食崖に顕れた岩石露頭で、亀裂が多いという特徴がある。 大きな岩塊が海中の随所に存在するが、これは「畳岩」の岩壁が亀裂により剥離・崩壊した結果である。
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景観を見るのと合わせて、須佐名物の「男命 (みこと) いか」を食べることも楽しみである。 須佐の地名は須佐之男命 (すさのおのみこと)...
Read more目的地に着くまでが長い道のりでした。4キロ手前にあった分かれ道で間違って右に入ってしまったため、かなり長い時間半島沿いのめちゃくちゃ細い崖道を走る羽目になりました。 しかも、倒木により路上にたくさんの枝があり、そこを避けることもできず、バキバキと音を立てて進みました。オフロード車じゃなくエコカーなので車高も普通で、枝が何回も引っかかって、ガリガリ音を立てて引きずることになり、ちょっと離合できそうな場所に着いてから、車の底をのぞいて取り除きました。 道は舗装されているので、誰かが利用しているし、落石注意の看板や路肩位置の棒があるので行けないはずはないと進みました。ガードレールがあるところとないところがあり、ないところはガードレールもつけられないほど狭いところだと思いました。 ある程度行くと右側に葉っぱに包ませた朽ちた家があったり、左側にオレンジの屋根の民家があったりしたので大丈夫と思いましたが、いずれも空き家でした。途中で、クマかイノシシを捕獲する罠が仕掛けられていたのでドキドキしました。 結局、オレンジの屋根の民家のところで方向転換をして、元に戻ることにしました。 半島を降る頃になると、海が見えて、完全に道を間違えていたことがわかりました。須佐ホルンフェルスのレストハウスが下の方に見えたからです。 あとは戻るだけと思った時に、私と同じように誤侵入してきた車と対面しました。その方も私と同じく目的地はフォルンフェルスだというので、間違っていることを教えました。 かなり怖いアトラクションロードでした。 最終的に目的地に到着した時は、緊張感の連続を味わったあとだったので、脱力感で断層近くまで観に行く力はありませんでした。 断層の近くまで行ってきた人に、感想を聞いてみると、吹き飛ばされそうなくらい風が強いのと足元が滑るのでかなり危険だと言っていました。そちらもやはり相当なアトラクショ...
Read more山口県にある景勝地の一つです。1500万年前のマグマ熱の影響を受けて誕生したといいますが、詳しくは現地の説明を見るかご自分で調べてみてください。 とにかく絶景です。山口県の日本海側はどこに行っても眺めは良いのですけれど、このホルンフェルスはまた格別です。国道191号線を島根県方面から来る場合は、JR須佐駅(ふれあいステーション須佐)よりも手前の信号で右折してから須佐湾の方向を目指すことになります。逆に萩市内から行った場合は、駅を超えたところから左折することになりますね。 自動車で来た場合は、近くにある休憩所前の駐車場に駐車してから(無料)、歩いてホルンフェルスに向かうことになります。途中までの道は、急な坂道ではありますがしっかり舗装されており歩きやすいと思います。しかし、現地に到着すると完全に岩の上を歩くことになるので、できればビーチサンダルや草履ではなくしっかりとした靴で来ることをオススメします。潮位によっては、日本海の荒波を直で受ける場所なので、お年寄りやお子様は気を付けたほうがいいでしょう。とにかく眺めが良い。地層だけでなく、周囲の光景や潮風も気持ちが良かったです。崖はかなり高いので、本当に落ちないよう気を付けてください。途中までは柵もありますが、現地にはありません。あと、岩の上で滑ってはいけないので、雨天の時も行かないほうがいいと思います。遠くから眺める...
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