【矢上神社】
矢上神社は、 長崎市矢上町の旧長崎街道沿いに鎮座する 由緒ある神社です。
立派な鳥居と拝殿の神社で、 その歴史は古く、境内の石祠や石仏など、 神仏習合の頃の名残があります。
長崎県の神社まとめ(jinja-matome.info)より
【矢上神社の歴史】
その歴史は古く、社伝によれば、 弘安4年(1281年)に起きた「元寇」 (モンゴル帝国の襲来)の際に、 この地に神が降り立ったという伝説に 由来します。
伝説によると、元軍の襲来に際し、 神が矢となって天から降り立ち、 敵を撃退したとされています。
この矢が降り立った場所が「箭神」 「矢上」の地名の由来となり、 その地に神社が建立されたと伝えられて います。
その後、大永2年(1522年)には、 三柱の神(天照大神、八幡大神、春日大神) を勧請し、「大王社」と称されるように なりました。
天正3年(1575年)には、現在地に移転し、 明治5年(1872年)には、 「矢上神社」と改称されました。
矢上神社は、地域の人々の信仰を集め、 様々な時代を通して、 地域の守り神として崇敬されてきました。
江戸時代には、 長崎奉行所の支配下に入り、 長崎市民の信仰も集めました。
明治時代には、近代社格制度において 村社に列格されました。
近年では、平成25年(2013年)に、 御鎮座730年を記念して、 社殿や社務所が改築され、 新たな歴史を刻んでいます。
【矢上神社のご祭神とご利益】
矢上神社の主祭神は、 武甕槌神(たけみかづちのかみ)です。
武甕槌神は、 日本神話に登場する武神であり、 雷神、剣の神としても知られています。
また、国譲りの神話では、 建御雷神(たけみかづちのかみ)とともに 大国主命(おおくにぬしのみこと)から 国を譲り受けた神として描かれています。
武甕槌神は、その強大な力から、 勝運や武運、厄除けなどのご利益があると されています。
スポーツ選手や勝負事に挑む人々から、 特に篤い信仰を集めています。
また、困難な状況を打開する力を持つと され、人生の岐路に立つ人々からも 支持されています。
矢上神社には、武甕槌神の他に、 天照大神(あまてらすおおみかみ)、 八幡大神(はちまんおおかみ)、 春日大神(かすがおおかみ)が祀られて います。
天照大神は、太陽神、皇祖神として、 国家安泰や五穀豊穣などの、 ご利益があるとされています。
八幡大神は、武運の神、勝利の神として、 勝負事や仕事運などの、 ご利益があるとされています。
春日大神は、縁結びの神、夫婦円満の 神として、良縁や家庭円満などの、 ご利益があるとされています。
矢上神社は、 これらの神々のご加護により、 勝運、武運、厄除け、国家安泰、 五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、 交通安全、縁結びなど、 幅広いご利益があるとされています。 特に、地元の人々からは、 日常生活における様々な願いごとを、 叶えてくれる神社として、 厚い信仰を集めています。
【矢上神社の境内】
矢上神社の境内は、 緑豊かな自然に囲まれ、 静かで厳かな雰囲気が漂っています。
一歩足を踏み入れると、 都会の喧騒を忘れ、心穏やかに過ごせる 空間が広がっています。
境内には、 樹齢400年を超える大樟をはじめ、 歴史を感じさせる多くの見どころが あります。
本殿は、 入母屋造銅板葺の荘厳な建物で、 歴史を感じさせる佇まいです。
入母屋造とは、 屋根の形状が「入母屋(いりもや)」と 呼ばれる、切妻屋根と寄棟屋根を、 組み合わせた複雑な構造を持つ、 建築様式です。
銅板葺とは、 屋根を銅板で葺いたもので、 耐久性が高く、美しい光沢があります。
本殿の内部は、 一般公開されていませんが、 外からその美しい姿を眺めることが できます。
本殿の前には、 広々とした拝殿があります。
拝殿は、参拝者がお参りする場所で、 神前に願いごとを伝えることができます。 また、境内には、神楽殿、社務所、 手水舎、絵馬掛けなどがあります。
神楽殿では、 神楽が奉納されることもあり、 伝統芸能に触れることができます。
社務所では、 御朱印やお守りなどの授与品を頂くことが できます。
手水舎では、 参拝前に手と口を清めることができます。
絵馬掛けには、 願いごとを書いた絵馬を奉納することが できます。
境内には、樹齢400年を超える大樟があり、 長崎県の天然記念物に指定されています。
この大樟は、 神社の歴史を見守り続けてきた証であり、 訪れる人々に深い感動を与えます。
大樟の周りには、 ベンチが設置されており、 ゆっくりとくつろぎながら、 その雄大な姿を眺めることができます。
また、境内には、 美しい庭園や池があり、四季折々の花々や 紅葉を楽しむことができます。
特に、春の桜や秋の紅葉は、 格別な美しさで、 多くの参拝客を魅了します。
池には鯉が優雅に泳ぎ、 その姿は心を和ませてくれます。
境内には、他にも、狛犬、灯籠、石碑 など、様々な見どころがあります。
狛犬は、神社の守り神として、 参道に置かれています。 灯籠は、夜になると灯りがともり、 幻想的な雰囲気を醸し出します。
石碑には、 神社の歴史や由来が刻まれており、 訪れる人々に歴史の重みを感じさせます。
【矢上神社の年間行事】
矢上神社では、年間を通じて様々な行事が 行われています。
これらの行事は、 地域の伝統文化を継承し、 人々の交流を深める場として、 重要な役割を果たしています。
歳旦祭(1月1日): 新年の幕開けを祝い、 国家安泰、氏子崇敬者の繁栄を祈願する 祭りです。
神職による祝詞奏上や、 玉串奉奠が行われます。
節分祭(2月3日): 豆まきや追儺式を 行い、邪気を払い、福を招く祭りです。
子供たちによる豆まきや、 鬼に扮した人々が登場する追儺式は、 毎年多くの人々で賑わいます。
祈年祭(2月17日): 豊作を祈願する祭り で、神前に新穀を供え、 五穀豊穣を祈ります。
農業が盛んな地域にとって、 特に重要な祭りです。
例大祭(10月17日): 矢上神社の、 最も重要な祭りで、 神輿渡御や奉納神楽などが行われます。
神輿が町内を練り歩く様子は、 勇壮で、地域の人々の心を一つにします。 奉納神楽は、伝統芸能の継承として、 重要な役割を果たしています。
これらの行事以外にも、毎月1日と15日には 月次祭が行われ、 氏子崇敬者の平安を祈願します。
また、春分の日や秋分の日に、 彼岸祭が行われます。
【矢上神社の祭典と催し】
矢上神社では、年間行事に加えて、 様々な祭典や催しが行われています。
これらの行事は、地域の人々にとって、 楽しみであり、交流の場となっています。
どんど焼き(1月15日): 正月飾りなどを 焼納し、無病息災を祈る行事です。
燃え上がる炎に、 一年の無病息災を祈ります。
夏越の大祓(6月30日): 半年間の罪穢れ を祓い清める神事です。
茅の輪くぐりや人形流しが行われます。
七五三詣(11月15日):...
Read more立ち寄る予定は全くなく、別の用事で通りかかって鳥居を見つけてフラフラと近寄ったら、境内の側に座っていた小学生に元気に「こんにちは!」と挨拶いただき。 ノリで参拝させていただきました。夕方ごろにうかがったので、既に神様はお休みされてただろうとは思います。 様々な神社を参拝させていただいておりますが、こちらものすごく好きな神社でした。 人の手が程よく入って自然を損なわないというか、そういった人工とのバランスが非常に心地よい感じで、日の暮れでも境内の空気がよかったです。 こんなにステキな神社が長崎にあったのだなぁと、良い発見になりました。次は午前...
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