まず、狛犬阿吽像の巨大さに、息を飲む。 昭和九年(1934)十二月一日、刻の、改修記念、の石柱。明治二十五年(1892)十一月二十五日、刻の、旗杭。右側、阿形像は、岩石の中から、狛犬が現れ出たかのような、霊木に仏が宿っていて、仏が出現しようとした瞬間を刻んだ、霊木化現仏のような、いつもの、小松寅吉の彫り方で、すじ毛、巻き毛、長く流れる尾も、彫り方が、尋常じゃない。力こぶが彫られ、岩から狛犬に変わり、しかも、飛翔する。狛犬になると、非常に切れ味鋭く彫られていることが、うしろから見ると、はっきりする。伸ばしたうしろ足の先の牡丹の花、流れる尾のすじ毛の間の巻き毛の透かし彫り。左側、吽形像は、人をにらんでいて、迫力があり、顔の左側の、岩の上にいる子狛犬、腹の下で、じゃれあっている、二匹の子狛犬。伸ばしたうしろ足の下の、波頭のような雲の透かし彫り。岩から化現した瞬間を目撃している気にさせる。うしろからみると、尾の方が顔のように見え、狛犬とは思えない。明治二十五年(1892) 石川郡淺川村福貴作 石工小松布孝作之、と刻まれている。小松寅吉が布孝の名前を刻んだ、最初の作品である。狛犬の尋常でない気迫、迫力、そして、その巨大さには、息をのむばかりである。昔、水害があって、小松寅吉が、自ら、この狛犬阿吽像を、奉納したということらしい(『しらかわのこまいぬさん』の動画で発言していた)。 石燈籠一対。天満宮、の社額のある、平成二十一年(2009)九月吉日、刻の、石鳥居をくぐると、昭和参年(1928)拾月弐拾日、刻の、川田神社、の石柱。天満宮、の社額のある、木の鳥居。手水盥。平成28年(2016)10月吉日建之、刻の、石燈籠一対。昭和十年(1935)旧九月九日、刻の、石燈籠一対。平成二年(1990)十月三日、刻の、石燈籠一対。木の祠一宇。天満宮、の社額のある、拝殿がある。拝殿に向かって左側に、文政六未(1823)五月吉日、刻の、石燈籠一基。昭和十年(1935)、刻の、石柱一基。二十三夜塔。文政九戌(1826)十月吉日、刻の、石柱。青麻大權現。文化元年(1804)、刻の、石柱。などが並んでいる。石の祠一宇。本殿は、扉の脇の、登り龍など、彫刻が細かい。拝殿に向かって右脇に、木の祠一宇。昭和五十五年(1980)十二月、刻の、三峰神社、の石碑。川原田ふ...
Read moreふつうの民家の前の神社に、迫力のある狛犬さんがいました。名工、小松寅吉の作品で芸術的な作りです。 立て看板の説明と、クーラーボックスにパンフレットが入っていて分かりやすかったです。 近くの人は見慣れていて何も思わないのかも知れませんが、福島県南の狛犬のたたず...
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