石灰石の採掘が盛んな金生山の山頂付近にある真言宗のお寺。山の裏側は度重なる採掘によって、ざっくりと削られていますが、お寺のある側には、豊かな自然が残されています。 お寺までの道は、お寺の方が説明されている通り、中山道から登ると、対向車とすれ違いできない狭さです。帰り道そこを通りすぎたら、脇に蓋の無い用水路があり、結構スリリングでした。 久大橋西の信号を西へ曲がり、矢橋工業の工場の横を通りすぎ、後は電柱に貼ってある、「こくぞうさん」の案内に従って進むと、わりと広い道で行けました。但し、字が小さいので、よく見ていないと、見落としてしまいます。 実際、案内を見落としてしまい、結構迷いました。車のナビも間違った道を案内した上、案内を途中で止めてしまい、少々苛立ちました。 でも、お寺に着いて、目の前に広がる絶景を目にしたら、そんなイライラは一瞬で吹き飛びました。高い山の上にあるだけあって、本堂右側のベンチの所から大垣の街並みが一望に見渡せます。スマホで何枚も撮影しました。絶景スポットは何ヵ所もあり、庫裡の横や参道の途中からも眺めは抜群です。 ご本尊の虚空蔵菩薩は丑年と寅年の守り仏ということで、門前には牛と虎の石像があり、本堂左側の岩山にも、牛と虎が刻まれていました。 本堂は江戸時代の終わり頃、文久三年(1863)に再建されたもので、大垣市の文化財に指定されています。 さほど大きな建物ではありませんが、大垣藩十代藩主の戸田氏彬(うじあきら)が再建させたお堂ということもあり、凝ったデザインの屋根瓦が葺かれ、彫刻で飾られた立派なお堂です。 本尊の虚空蔵菩薩は秘仏で直接拝観できないので、お堂の入口にお前立ちの本尊が安置されています。 本堂の奥へ入ると、正面にご祈祷を行う護摩壇があり、右側には身の丈2メートルを超える阿弥陀如来立像、左側には等身大位の大日如来座像が安置されています。いずれも立派な仏像です。 護摩壇の左側で靴を脱いで下駄箱に入れ、奥の内陣へ入ることができます。ご祈祷を申し込まなくても入れるのがありがたいです。 内陣へ入ると、目の前に巨大な岩がそびえ立っています。一瞬この岩が本尊か?と思ってしまいますが、よく見ると、岩のくぼみに小さな扉があり、前に灯明が備えられ、香炉と賽銭箱が置かれています。秘仏のご本尊は、この扉の中に安置されているようです。 内陣へ入ったら、ちょうどご祈祷が始まったので、お坊さんの読経を聞きながらお参りすることができました。何ともありがたい気持ちになりました。 境内には他に仁王門、鐘楼、観音堂、宝蔵、蔵王権現堂、客殿、庫裡などの諸堂伽藍があり、客殿の仏間には、様々な仏像と共に、岐阜県指定文化財の梵鐘が安置されています。室町時代の明徳四年(1393)の銘文が刻まれた貴重な鐘ですが、すぐ目の前で見られるのが素晴らしいです。 文化財は他にも多数あり、国指定重要文化財の地蔵菩薩半跏像、岐阜県指定文化財の如法経石碑の断片等が所蔵されています。これらの文化財は、観音堂横の宝蔵に厳重に保管されていて、普段...
Read more大垣駅からタクシーで3000円ほどです。 最寄り駅は美濃赤坂線の「美濃赤坂駅」ですが、山道を登ることになるので体力が必要と思われます。 「日本三大虚空蔵」の一つとされる古刹で、本堂の奥に大きな岩屋がありご本尊の虚空蔵菩薩が祀られます。 こちらでは、仁王門の県指定文化財の仁王像と拝観の予約が必要な重要文化財の「地蔵菩薩半跏像」を拝観しました。 仁王像はやや写実性が抑えられている感じがしますが、2.5mの筋骨隆々としたお姿はご立派でした。 住職の案内で拝仏した「地蔵菩薩半跏像」は左足の親指を上げ、腰に帯を巻き、衣文は浅く穏やかな雰囲気でした。 住職のお話で、地蔵菩薩の半跏像は数が少ないとおっしゃっていましたが、確かに奈良県帯解寺の地蔵様、福岡県観世音寺の地蔵様、最近拝した京都府報恩寺の厨子入りの千体地蔵様くらいした思い出せませんでした。 地蔵様の御写真は住職のご許可をいただくことで撮影できます。 隣に千手観音が本尊の観音堂があります。 本堂は背後に岩窟があり、それを覆うように建てれており、岩窟の閉ざされた扉に秘仏の虚空蔵菩薩様がおられるようです。 御朱印は本堂にて三種類(虚空蔵・地蔵菩薩・千手観音)をいただけます。 拝観を予約している場合、先に御朱印をいただくことになります。 本堂の裏には岩山があり、観音の...
Read more2023.09.23...
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