北条長時と聞いて、そういえばと思い出した事がある。
【北条長時】といえば、知る人ぞ知る『川﨑麻世』氏。 毎年、巷で物議を醸す某局の歴史ドラマの中で、この作品は正直余り評価の高いものではなかった記憶がある。しかし、斯く云う私は、この作品が結構お気に入り。北条時宗、北条時輔兄弟の運命的な確執を軸に、鎌倉幕府の政権を巡る複雑な人間模様の中、クライマックスの蒙古襲来へと物語は流れてゆく。 北条長時(川﨑麻世)は、執権北条時頼(渡辺謙)が病に倒れ、危篤状態になった折、嫡男時宗(和泉元彌・この段階では子役)が若年であった為、眼代(中継ぎ・リリーフ)として執権職に就任した人物である。しかし、重篤の時頼は病から奇跡的に盛り返し、再び政治の実権を握る様になった。だが、時頼は何者かに毒を盛られて、緩やかに死に至る。時頼の、時宗(和泉元彌)への遺言は、「長時と時輔を〇せ」であった。長時は暗〇され、六波羅探題南方時輔(渡部篤郎)は、六波羅探題北方北条義宗(長時嫡男(宮迫博之))に討伐された(二月騒動)。ドラマでは、なんともセンセーショナルな流れではあるが、時頼と長時は実際は病死であろう。私は、このドラマで深く印象に残った驚きの描写が二つある。一つは、討たれた筈の時輔が義宗に見逃され、日本を脱して蒙古軍に加わっていた事であり、もう一つは、北条義宗役の宮迫(~です)氏が、劇中終始標準語を話していた事である。関東人の私が見ても全く違和感のない台詞回しに、一瞬、この人は実は関西人じゃないんじゃないのかな、とも思ったのだった。このドラマの原作は、歴史小説をも手掛ける高橋克彦氏。この方の作品は、史実の中にも大胆な着想があり、非常に面白い。特にお気に入りは、[炎立つ]である。 宮迫氏の演じた北条義宗。寺院にある三基の五輪塔が、赤橋流北条氏三代のものとするならば、この方のものが無いのは、ちょっと気になるところである。(義宗は享年25歳と短命であった為、この地に踏み入った事が無かったのかもしれない。)
全文が余談だが、鎌倉時代とは、一見平穏に見えても、内情は政権内部抗争が果てしなく続く、それでいて内部の自浄作用も見事な、そんな時代だったのだろう...
Read more『同夢山 願成就寺』 住所→〒283-0805...
Read more山号を同夢山(どうむざん)と号し、大曼陀羅(一塔二尊四師)を本尊とする顕本法華宗の寺院です。鎌倉時代の弘安3(1280)年に久我台城を居城としていた北条久時が開基となり、城の表鬼門の鎮護として創建したとされ、開山は榮眞と云われています。境内にある『五輪塔』は、東金市の文化財(史跡)に指定されており、明治40(1907)年頃、隣接する若宮八幡神社付近の畑地で発見されました。口伝によると、戦国時代初期、顕本法華宗に改宗(七里法華)の際埋められ、この3基については久我城主北条氏三代長時・久時・守時の墓あるいは上総介・三浦介・千葉介の三介の墓とも云われていますが、五輪塔の特徴や石材の原産地から別の時代の可能性もあり、具体的な背景は不明とのことです。墓地東側に駐車場あ...
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