大名持神社(おおなもちじんじゃ)。奈良県吉野郡吉野町河原屋。
式内社(名神大)、旧郷社。 通称を大汝宮(おおなむちのみや)とも。 旧伊勢街道・旧東熊野街道の分岐点付近、独立峰の妹山の山麓に鎮座する。
主祭神:大名持御魂神。 合祀神:須勢理比咩命、少名彦名命。
資料によると、 創建は不詳。妹山(標高249m)の麓に鎮座し、妹山は「忌山(いみやま)」とも称されて現在まで木を伐らない禁忌信仰が残ることから、妹山を神体山とする原始信仰が創祀になると推測される。
天然記念物妹山樹叢は昭和3年3月に指定された。 本来はただ拝殿と鳥居のみで宮屋(神殿)を設けず神体山を祀る。
国史では、天安3年(859年)に大和国の「大己貴神」の神階が従一位から正一位に昇叙された旨が記される。当時に正一位の極位に達していたのは大和国では春日大社のみで、全国的にも極めて早い昇叙であるが、その理由は必ずしも詳らかでない。一説には、奈良盆地の宮都から吉野へとつながる交通上の要衝であったことで崇敬を高めたと推測される。
現社務所の位置に神宮寺の大海寺があった。 神社下には、毎年6月30日に海水が湧き出るという古い言い伝えのある潮生淵( しおうぶち)があり、大汝詣りといって、大和国中(くんなか)の当屋の人が当神社に参詣し、ここで六根清浄の水浴をした。 とあります。
参考として、 紀伊半島の中央構造線の東出口の伊勢神宮と、 西の出口の日前国懸神宮との荒く言えば中間に鎮座している。 朝廷が中央構造線沿いの鉱産物を確保するべく、両神宮に加えてこの大名持神社を重要視したのではなかろうか。 神階も早い段階で極位を与えられているのは、それが故ではなかろうか。 ついでにマクロには当神社と日前国懸神宮との中間に丹生都比売神社が鎮座、...
Read more緑に際だつ飴色の木目、暗清色に睦む神社さん。
屋根の傾斜に沿って伸び、凛々しく交差する千木。澄んだ空気。 落ち着き払ったお社です。 正一位。 上賀茂、下鴨神社、香春神社、香取神宮、大神神社、次に当社、大名持神社さんが叙されたそう。 この吉野の地も次なる千年世界に重要な意味を持つのではないでしょうか。 謎多きシャーマンクイーン、スセリ姫。 室生龍穴神社さんの龍穴はスセリ姫そのものという神話。 スサノオ神とイナダ姫の第8子。ではなぜスセリ姫祀るところ神明鳥居なのか。 オホナムチ神とは兄妹のはずが、夫婦にされてたり。 カツラギヒトコトヌシ神やオオトシクラムスビ神という立派な兄神がいながら、その神話やエピソードがないなど、ベールに包まれまくってますね。 女神はその方がいいのかな。 神大市姫と同等のベール。香り、雰囲気は似て非なるものかな。
5~6台ほどの駐...
Read more県道沿いの鳥居を見つけて参拝させていただきました。式内社のおおなもち神社といい、またの呼び名が大汝宮。吉野郡十座の一つの格式の高い神社。鳥居の横に昭和43年の伊勢湾台風のモニュメントががあり、吉野川の水がこの鳥居の所まで来たと記録されています。大水の時にはここまで水が来ることを昔の人は知っていてここに鳥居を立てたのかと思いました。階段下から見上げると鬱蒼とした森に囲まれていることが分かります。この山を妹山と言い森全体が天然記念物になっています。多分禁足地だったのでしょう。拝殿まで行くと、杉の大木に囲まれていることが分かります。本殿を直接見ることはできませんが、とても神聖な雰囲気があり清められます。伝説が一つ。下の吉野川に毎年6月30日に海水が湧きだし、その日は今でも男たちがそこを...
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