2020年９月訪問。 綾に姉達とドライブに来たが、予定では綾町役場そばの「手作りほんものセンター」と言う人気農産物販売所の弁当でも買って、馬事公苑で食べる予定だったが、来る途中から本降りの雨に…。 観光案内コーナーでパンフを貰い、食事出来そうな場所をさがす。 ふと目にとまった以前から存在は知っていたが、行ったことの無かった「綾の里」が目にとまり、行くことに。 「綾の大吊り橋」の少し手前の看板から、川の方に下りると風情のある店が見えてきました。 車を止め、店に入ると人数を聞かれ、部屋に通される。 長いコンクリートの廊下沿いに小さく区切らた小部屋が続き、靴を脱いで上がると、長テーブルに席が６～８人位座れ、窓の外には「本庄川」が流れ、ソーシャルディスタンスも風景も完璧です。 二人は「地どり定食（焼き鳥・タタキ・スープ・ご飯）」、残りの二人は「焼き鳥（焼き鳥・おにぎり２個）」、そして焼き鮎２匹＆飲み物を注文。 最後に、配膳方法を聞かれるので、「船」を選択。 暫く待つと、窓の外にある水路の水が流れ出し「船」がやってきます。 部屋の番号札が船首にある小さな船には、取り皿や飲み物、タタキが乗っており、部屋の前で船から中のお盆を取り部屋に入れる。 「船」を頼まないと、仲居さんが部屋に直接持ってきてくれるけど、せっかくだし、風流だし、無料だし（笑）、気をつけることは話に夢中になっていると船が行きすぎてしまうこと、まあ周回しているので、戻ってくるのを待てば良いだけだけど。 タタキを肴に「ノンアルコールビール」で一杯やっていると、料理が乗った船がやって来る。 同時に仲居さんが廊下に置いてある「七輪」に焼けた木炭を入れ、テーブルの穴にセットしてくれます。 鶏肉には味付けされているので、そのまま焼くだけ。 ジュージューと良い香りがしてきて、焼けた肉をパクリ。 ほんのりニンニクと味噌の風味がする、醤油ベースのたれの味が抜群！。 一緒に焼いたシシトウの当たり（辛い！）を引いた人を笑ったりしながら、量の多さに「食べきれるかな？」と思っていたのに、気がついたら完食していました。 いや、うまかった。 このコロナの状況下で、１グループ一部屋の完璧ソーシャルディスタンス、良いですね。 出来れば、掘りごたつ形式ですと、足の悪い母も連れて来られるんですけどね～。そのため星ひとつ減です。 ちなみに、帰り際に壁に貼ってある「１２月からは猪鍋も出来ます」の張り紙も見逃さなかったです（笑）。 冬になったら、マタ来ることになりそうです。