何年も前に須佐の『男命(みこと)イカ』(剣先イカのブランド名)の存在を知り、ずっと食べてみたかったのですが機会に恵まれず、今回の旅で思い切って須佐まで行ってみることにしました。 そこで、どの店で食べるかを決める必要があり、かなり迷いました。 男命イカを提供している店は、2019年現在で6店あり、そのうちの3店は旅館です。 スケジュールの都合で、宿で食べる(宿泊する)のは厳しい。また、電車旅なので駅から遠い店もつらい……といった感じで絞り込み、けっきょく1番人気のここで食べることに決めました。
ちなみにこちら、席の予約はできませんが、イカの予約はできるので、「せっかく行ったのに不漁だった……」「売り切れだった……」という事態を避けるために、前日に電話してイカを確保しておくことをおすすめします。 (予約についての詳細はお店のHPで確認してください)
さて、いよいよ対面した男命イカは、本当に透明。そして、足の方がまだ動いています……。まさに究極の鮮度。 弾力のある身と、見た目通り透き通った旨味。これは本当においしい……。
イカ刺身は定食にもできるのですが、今回はあえて単品で注文していました。しかしこのイカ、醤油と一緒にごはんで食べても最高においしいでしょうね……。 ちなみに追加注文で火鉢をお願いでき、これで焼いたり、酒蒸しにしたりしても楽しめます。 (今回はお願いしませんでしたが、天ぷらにしてもらうこともできます)
ごはんをつけていなかった分、釜飯、イカ天丼、カレーなどいくつかあるごはんメニューのうちどれかをたのもうかと思っていたのですが、かなり迷いました。結局、他では味わえない唯一無二の味、というフレーズに負けてイカ墨カレーを選択。
イカ墨カレーは本当に真っ黒で、ベースはなんとココナッツミルクの利いたタイ風のカレー。レモングラスなどのハーブがそのままゴロっと入ってました。思わぬレベルの本格派です。 食べ始めて、正直、最初の方は普通の欧風カレーの方がよかったな……と思っていたのですが、しだいにスパイスやハーブの香りの中に濃厚なイカの旨味があることに気がつきます。 地元の人気煮干しラーメンの店が、気まぐれメニューで『イカ干し』でダシをとったラーメンを出していたのを食べたことがあるのですが、その時に感じたものに近いくらい濃厚な旨味のカレーでした。この旨味に気づいてしまったらもう病みつきになる味で、一気に完食してしまいました。 これは正直、万人ウケはしない、人を選ぶカレーだと思いますが、それをこんな漁師町で提供している自信とチャレンジ精神には感服します。
ただこのカレー、ゴロゴロ入っている野菜に味がついていないので、野菜を食べた時に薄味に感じてしまうのがマイナスポイントだなと思います(最初のうちはおいしさがよくわからなかったのは、このせいもありました)。かといって塩味をつければいいというものではないし、難しい所だとは思いますが……なんとか改善策を見つけて欲しい所です。
ともあれ、本当においしいイカを堪能できました。 気軽に来れる場所ではありませんが、いつかまた男命イカを堪...
Read moreコロナの影響で須佐の観光客が減ってる、とのことで祝日に訪問……はい、開店10分後の時点ですでに10組待ちで買い物済ませてきたらむしろ客が増えて15組待ちに……流石人気店で… が、店内に入ると手前のカウンター席はともかく奥のテーブル席のスペースは広々してぎゅうぎゅう詰めということもなく快適。 ただ、インスタ映えとか求める人であれば、手前のカウンター席の方がお店からのメッセージの黒板やメニューなど写真の撮りがいがあります。そういう人はそっち希望を伝えた方が良いかと。
料理は活きイカ+釜飯定食を注文。身はコリコリした食感が楽しく満足、そして活きイカと言えば一番の楽しみな…新鮮なイカのできたて天ぷら!大変に大変に美味しく大満足。味付けは天つゆかパック塩になります。ゆかり塩や抹茶塩が欲しい、とかはありません。 なお、お店としては天ぷらよりも刺身で食べることを推してあるようで「天ぷらにする前に、ここもここも刺身で食べられます!ぜひ刺身で半分、いや一口食べて下さい!美味しいですから!」と熱烈に推して来られます。地元では食べなかったイカの軟骨と黄色ミソ?の部分の刺身は美味しかったです。ただ、店員さんは手際よくイカの身を切って食べやすいサイズにしてくれましたが、基本はメインの胴体部分以外の身は自分で切るスタイルです。かなり切るの難しいですが。 釜飯についても美味しくて満足。ただ、人によっては食べ方を考えないと「魚の身ごとしゃもじで釜飯をかき混ぜたけど、口のなかで骨とかを選り分けて出すの難しい」ってなって食べることに集中できないかも。そういう食べ方に慣れてない人は、釜からまず魚を取り出して食べやすい身だけ釜に戻す、あるいはご飯と魚を別の皿で楽しむ、などした方が良いかと。
あと支払いはクレジットカードや一部のバーコード決済使えます。持ち合わせが...
Read more活イカで調べ物をしていたら、想定外で【口福の馳走屋 梅乃葉】さんを発見してしまいました。 知ってしまった以上引き返す訳にもいかず、気になり出したら止まりません💦 日々、須佐男命イカの入荷情報が気になり…。 日々、活ウニの入荷情報が気になり…。
一か八か、数時間かけて向かう事にしました。 開店前には到着したかったので、入荷情報が更新される8時より大きくフライングして家をでました。
8時を回り、とりあえずサイトから入荷情報を確認すると… 活イカ入荷しました。 活ウニ入荷しました。の文字が💦
既に数時間車を走らせているので、休憩を兼ねて活イカの取り置きと、図々しくも活ウニの取り置きもお願いしたのは言うまでもありませんが、言うときます。
この時点で本日のミッションクリアですが、有難い事にLINEで整理券を発券でき、順番に入店できるシステムがあるので、少し離れていても助かります!
結局20分前には到着したのですが、無事に2番目をゲットできスムーズに入店できました。
店先には、小型のイカ型モビルアーマーが置かれていたので記念に撮影しときました。
席に案内され、予定通りの【活イカ定食】と【活ウニ】←この日は【黒ウニ】でした。
活イカは、コリコリとした歯応えと、醤油で甘味が引き出された活イカは、それはそれは美味しく頂きました。1/3くらいを残し、天麩羅にお願いしたのですが、これがまた甘味が増して美味いのなんのって💦 ご馳走様です!
続きまして、パカッと真っ二つに割られた【活ウ二】は、まだ割られている事に気づいてないのか動いております。そんな動いている中、スプーンでほじり食べます。海水の塩味で甘さが際立ちます。多分…
【活ウニ】と【ご飯】おかわりしました。 遠くまで来た甲斐がありまし...
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