中和廊 — Restaurant in Hakodate

お昼時ともなると、働くオジサンオバサン＆オニーサンオネーサンで賑わうザ・庶民のお食事処。優しげなご年配の夫婦が営む無事之名馬なザ・町中華です。 伺ったのは11時40分頃でしたが既に先客が４名。カウンターに座りメニューを眺めている間にさらに２名様ご来店と、なかなかの賑わいっぷりです。

注文したのは「かたい焼きそば」680円税込。いわゆる「かた焼きそば」＝カリカリに揚げた麺（炸麺）のあんかけ焼きそばです。店によっては什锦炸麺（shijizhamian）と呼ぶところも。長崎の皿うどんの太麺バージョンとも言えますが、キモは何と言っても麺。インスタントラーメン（油揚げ袋麺）レベルまで水分を飛ばしたカリッとした歯ごたえ、こんがりキツネ色に揚がった麦の香ばしさ。この二つ＝炸麺の美味しさを楽しむための料理と言っても過言ではないでしょう。

そして、こちらのかた焼きそばは正に王道を行く一品。その特徴は「シンプル・イズ・ザ・ベスト」です。 こんがり揚がった熱々麺の香ばしさと、パリパリ小気味良い歯ごたえ。それを際立たせるのが、余計な甘みや旨味をそぎ落とした（ような）シンプルな塩あん。主役（麺）と脇役（あん）の息もドンピシャな名舞台と言えましょう（かなり個人の感想です）。

面白いのは香華園のそれとよく似ていること。 麺の揚げ方といい、あんの味付といいクリソツです。違うのは量がやや少ないこと（世間的には普通）、麺がやや細いこと（世間的にはたぶん普通）、トロミが若干ソフトで具材にもやしが入っていることぐらい。目を瞑って食べたら区別がつかんでしょう。 こちらのお店から香華園までは1kmほど。その間に飲食店、まして中華のお店はありません。香華園がかた焼きそばをメニューに載せたのは比較的最近（といっても15年ほど前）ですから、もしかしたらナニカがあったのかも知れませんね（今度聞いてみよう）。

お店の雰囲気はまさに「アットホーム」。寅さんがひょっこり顔を出しそうな昭和ワールドです。暖簾をくぐると「ただいま」って言いたくなるというか、鮭だったら間違いなく戻って来そうなマイオールドリバーな帰巣感がナイス。胃も心も癒されますねー。

駐車場というか車を停めるスペースは広め。どこからどこまでがそうなのかよく分かりませんが、店舗脇の空きスペースは全部駐車可能っぽいです。そのせいもあるのでしょうか、昼時ともなればけっこう車がやって来ます。市街地のほぼ外れという場所柄か、徒歩でやって来る人はほぼほぼゼロでした。

いささか残念なのはトイレ。昭和ワールドなジャパニーズ・トラディショナルでした。しゃがめない方（ワタシを含め）は事前の対策が必須かと。

いつまでも続いてほしいと思う佳店ですが、果たしてあとどのくらい通うことができるのか…。 かた焼きそばもそうですが、店と味の記憶を残しておきたい、出来ればそれを繋ぎたい、そのために食べられるうちに食べておきたい。そう思...

続続・・・ 「ムースールー」は「ムースーロー」ともいい「木須肉」と書いて、キクラゲ、豚肉に卵を炒めたものです。 この店の「ムースールー炒飯」は人気です。。。

続・・・ 再開店して初めて訪問しました。 新たな主人は、武道をたしなむ若旦那でした。 某ホテルでの調理修行を経ての開業。 味は確かですね。 あっさり目のスープの塩ラーメンに懐かしみを覚え完食。 今は若旦那ひとりで切り盛りしています。 午前は15時までで、ラストオーダーは14時30分まで。 午後は20時閉店で、ラストオーダーは19時30分まで。 定休日は水曜日 2024年8月5日記

近所に長年住んでいて初めての利用。 昼、塩ラーメン(大盛)。美味かった。懐かしい味がした。 昔馴染んだ味のようだった。塩が美味いと他の味も美味いだろう、 開店30分くらいだったが、客足がひっき...

場所は産業道路のダイソー山の手店から1キロ先に行った場所に有ります。駐車場は店の前に5台程停められます。注文したのはこの店の名物料理の『ムースール炒飯』具材はキクラゲ，豚肉，もやし，玉子，ネギ，グリーンピースを絶妙な味付けで調理されていてすごく美味しいです。量はかなり多いです。普通の1.5倍のご飯の量と思ってもらえばいいですね。 ご年配夫婦で経営されている町中華って感じのお店で愛想もいいですよ。夫婦経営のため 混んでいる時は料理に時間がかかる事があるますが美味しいので待つ価値アリです。 違うメニューも食べてみたくなるお店です。

初代店主が復活してから初訪問。 あんかけ焼きそば800円を注文。 塩ベースのあんかけで具材も豊富で安定の美味しさです。 昔よりメニューは減りましたがどのメニューも美味しいと評判のお店です。いつまで長く...