Chiso-tei

20数年前から見知ってますが、実によくされてます。

おそらくお待たせしないように人員も多く配置され、 コロナ禍にはこの界隈では給付金を貰ったり、参道や山手の方では16時で閉められているのを時短した事にしたりしていた中、 ラーメンも開発され、大きく手を拡げる事もなく、その地に根付いて頑張って来られました。

テイクアウトにはポテトをサービスされ、焼き鳥もスムーズに出て来ます。 一気に出て来すぎも思いますが。 それでもお待たせする事もなく、常にウエイターのおばさまがよく気を配って下さり、 大将もラーメンばかり集中する事なく、 全体を見ながら配慮されてます。

強面の大将ですが、スタッフもいつまでも付いて来られてるのも愛されておられる証拠かと。

イタリアンも中にはメニューにはありますし、しかもお安い。 駅前に鳥貴族が出来た時はどうなるかと心配もしましたが、アルバイトばかりの鳥貴族、しょっちゅう入れ替わるスタッフ、とは安定感が違います。

しかも美味しいですし。 確かにビックリするような味ではないかも知れませんが、20年前と比べたら進歩され、試行錯誤され、

素晴らしいの一言です。

唯一、寂しいのはスタッフが多すぎるせいか、それだけの入れるスペースがあるせいか、 「馴染みのお店」 にはなりにくいところ。

ゆっくり大将やスタッフの方と話した事もありません。なのでシステム的には地元に愛されるお店、 と言うより、 個店だけど、つい足を運んでしまう美味しいファミレスの感覚に近いものがあります。

それもまた大将のおそらくは 「地元のいつもの人々にのみ愛されるお店にしたくない」 の思いなのかなとも感じてたりします。

ダイヤル式の電話、ボンボン時計、 クラシックな喫茶店のようや形式に 焼き鳥。

何だか大将の思いがたくさん詰まったお店だと個人的には感じます。

焼き鳥がお安い分、お酒のみ、少し高めの設定かなとは感じます。どこかで利益取らないと大変ですもんね。