Sasaki Ramen — Restaurant in Kamaishi

メニューの値段を二度見した。中華そば600円。 しかもライスと漬物付き。令和の釜石だが移設新店舗とはいえ昭和臭 は消せないようだ。 しかも行けば「やっていない」店の代表のような店で、 仕事をしている人でこの店に行ける人は極近所に限られる。 パルデアケンタロス並みのレア度を誇る店舗ではある。

私が行ったのは震災の数年前だ。 「キャンデー屋にいくべ」 との当時の同僚に誘われるままついていった時の話である。

昼下がりに入店。 常連らしき作業着姿の客が黙々と麺をすすり、カウンターの奥からは店員のゆるやかな掛け声。 どこか時間の流れがゆっくりしている。

注文した中華そばは、薄く濁ったスープに分厚いチャーシューがどんと鎮座。 派手さはないが、じわじわと広がる旨みはしっかり。細縮れ麺はするすると喉を通り、 奇をてらわず“釜石の普段着”という言葉がぴったりくる。

無料のアイスコーヒーが食後に出てきたのには少し驚いた。 出てきたことにもびっくりだがその甘さにも2度びっくり。 「あまっ！」 ラーメン屋というより町の食堂のサービス精神そのまま。 チャーシューは厚切りだが重たくはなく、むしろこの素朴なスープの中で妙に存在感を放っている。

突出した個性というより、“日常に寄り添う定点観測的なラーメン”。 星3つ。 観光で「わざわざ食べに行く一杯」ではないが、 釜石の町で普通に暮らしている人にとっての“当た...

開店直後に訪問。時間前から暖簾は出ているようで常連客らしき方々で賑わっています。メニューはシンプルに中華そば600円とサイドメニューのみ。おでん3種一本50円、味噌おにぎり100円とライスと半ライス。大盛りもメニューに無かったので中華そばの他、味噌おにぎりとおでん3種をオーダー。これでも850円だからコスパ良いなと喜んでいたのも束の間、中華そばが届いて唖然。澄んだスープと細縮れ麺は釜石ラーメンのそれですが、どでかい大判チャーシューが3枚。しかもかなりの厚さ。チャーシュー麺でもやり過ぎだろうと思うような存在感。ここでフルセットでオーダーした事を悔やむも時すでに遅し。程なくしておでんも運ばれて来ました。味はどれも間違いなく美味しいですが、やはりチャーシューにかなり手こずり時間がかかりながらも何とか完食。金額が安いのでついつい色々頼みたくなりますが、余程の大食漢じゃない限り最初に中華そばを注文しビジュアル確認後に追加オーダーした方が良いと思います（お店の方には手間かも知れませんが…）。それぐらいインパクト大のチャーシューです。食後にはコーヒーのサービスもあり、こういう店にありがちな変なローカルルールも無くとても気持ちの良い接客。カウンターはありませんので混雑時にはお一人様は相席になりますが、コロナ対策で隣り合わないようになっていますので然程気にする事は無いでしょ...

大きなチャーシューが入った、釜石ラーメンの人気店です。 メニューは中華そば、味噌おでん３種、味噌おにぎり、ライスのみです。アイスコーヒーはサービスで出してくれます。 今回は、大きめのチャーシュー１枚でしたが、２枚やたまに３枚の時もあります。 チャーシューの味付けも、濃い時と薄い時があり、濃さによって食べた時の印象が、だいぶ違うと思います。 個人的には、ライスやおにぎりと一緒に食べたいので、濃い味付けのチャーシューの時が好きで、スープの味も変わってきます。 大きくて厚いチャーシューが入っているので、スープは熱々ではありませんが、安くてお腹いっぱいになります。

中華そば　600円...