無垢根 酒蔵カフェ＆ダイニング — Restaurant in Katano

朝夕は秋の気配を感じるこの頃。交野の山裾にひっそりと佇む大門酒蔵に併設される当店に伺う。色なき風が門からぬけ樹々を揺らす。夏の終わりの物悲しさと郷愁に似た思いを想起させる。

創業200年の酒蔵を改装。雰囲気が素敵でまさに大人のテーマパークを呈する。海外からの観光客も多いとのこと。 階段を上り屋根裏の2階に案内。若干天井が低い。

まずはクラフトビールピルスナーで乾杯。すっきりとした飲み口に苦味の余韻が広がる。

◾️先付け　和風ポテトサラダ。ポテト、玉子、柴漬け、鰹節、紫蘇、フライドオニオンを自身で混ぜるスタイル。ポテトの食感、玉子の風味、鰹節の旨味、紫蘇の香り、柴漬けのコリコリが心地良い。計算された足し算が絶妙。

ここで飲み比べ利休梅セットをオーダー。 辛口からフルーティーな甘口まで味わえ楽しい。

◾️前菜三種　鱧フライ、甘鯛の栗味噌焼き、塩麹ローストポーク。一品一品手がこんでおり見た目も美しい。甘鯛の栗味噌焼きは上品な甘辛い栗味噌と甘鯛の深みが合う。メニュー上は秋鮭であるがこの日は甘鯛とのこと。また、塩麹ローストポークは柔らかい豚肉と塩麹の塩味が肴となる。

秋のひやおろしを注文。これが爽やかで軽く素晴らしい。

◾️主菜　冷やし鶏すき鍋。鍋と言いながらも火を使わずのアイデア料理。サラダ感覚ではあるがしっかりと鶏肉やつくねが主張し主菜として成立する。鍋をつつきながら美味い日本酒を嗜む。素敵な瞬間である。

最後にクラフトビールアルトを注文。どっしりとした深みのあるテイストにやられる。

◾️ご飯物と香の物　鴨ときのこの炊き込みご飯と酒粕カラシ漬け。鴨肉をきのこの旨みを含んだご飯に巻いて頂く。脂と糖のハーモニーに卒倒。カラシ漬けは酒粕の甘みの後にカラシのピリッとが訪れる。しっかりと酒のあてになる。

◾️デザート　ヨーグルトプリン旬のデザート添え。この日はシャインマスカット。さっぱりと締めに相応しい。

素敵な雰囲気の中、美味い酒とそれに合う料理の数々に至福の時間が流れる。

コースにビール、日本酒をしこたま頂き9,000...

交野の隠れ家的な店。地元の人より遠くからのお客が多い。酒造を改装した情緒溢れる作りで梁の見える二階で食事を。入り口からして異空間に彷徨い来た感動。同行の友人3人でランチを堪能。最初に瓶に入った水を飲む、以前来た折に仕込み水だと言われそのうまさに陶然となる　　　　　　　　　　　が、今回は違った。説明も無くこちらの思い込みだけが先行した水であった(個人の感想であり本当かはわからない)、料理はまずこちらの酒粕を使った粕汁が上品で他の料理への期待が一気に膨らむ。 しかし、2時間近く楽しい時間を酒蔵で過ごせた至福はそれら...

お店への入り口分かりにくかった💦💦でも事務所の方がすごく親切に教えて頂き素敵な建物にたどり着き、内装もわーッと感動ばかり。粕汁ほんのり甘くかどのない美味しさ。今日はさわらの粕漬けほわっと焼かれていて口あたりもホロホロ美味しかった。接客も静かにそつなく持ってきてくださり落ち着きすぎて長居しちゃいました。メニュー全制覇したいです。河内磐船にこんな素敵なお店なぜ気付かなかったんだろう・・となりが知り合い...