木更津 丿貫 — Restaurant in Kisarazu

誰しもが思うであろう、「丿貫」てなんて読むの？という問いですけれども、答えは「へちかん」。安土桃山時代の茶人ですね。

さて、ラーメン屋さんのほうの丿貫は、横浜福富町が本店で、こちらは木更津店とのこと。「木更津」と謳っておりますが、場所はほぼ君津。木更津だと思っていくと、中心部からやたら遠い。個人店のような装いですが、会社による運営であるようで、位置づけとしては資本系になるのでしょうかね。

駐車場は店前二台。道路を挟んだ向かい側にも数台スペースが確保されています。行列店というレビューも散見しますが、平日、開店ほぼ同時着で先客一名でした。

お店はたぶん町寿司か赤ちょうちん系の居酒屋の居抜きで、カウンター席のほかに小上がりがあります。注文はオーダー制。メインは煮干ラーメン（煮干蕎麦との記載）で、数量限定の極濃煮干、それから期間限定メニューの三品から選びます。訪問時の期間限定はイカでしたが、とりあえず煮干にしました。 ただ、「濃」とか書かれるとついそっちを頼んでしまいますね。ラーメンにおいては、どうしても重厚長大主義、大艦巨砲主義になりがち。

「極濃」スープは、いわゆるセメント系煮干しスープ。例のごとくドブのような色のスープは、煮干しのえぐみ全開のガツンスープかと思えば、きちんとえぐみを抑えつつ上品にしあがっておりました。セメント煮干しもブームが去って久しいですが、久しぶりに食べるとおいしいですね。

麺は、東京製麺の細麺。ほかの方の画像では低加水のコワコワポッキポキ麺のように見えていたのですが、実際にはモチモチ感が強く、表面もつるっとはしていないので、どこか日本蕎麦をすするような印象があります。「煮干蕎麦」と書いたりとか、お店の佇まいとか、わりと日本蕎麦のイメージも取り入れているのでしょうね。細いモチモチ麺はスープに激がらみするので、非常においしいです。後半になってもダレないのはすばらしいですね。

具は、中央にバラのような形に整えられた低温調理チャーシュー。薄切りのものが二枚重なっており、店員さんが注文の都度スライサーで切り出し、一人分ずつしこしこ成形しておられました。かなり柔らかく、とろりとした食感。あとは、セメント系御用達の角切り玉ねぎ。ほかにも、肉増量とかウズラの卵とかバラ海苔もトッピングできるようす。

卓上アメニティは「節酢」のみ。基本的に、ラーメンを酸っぱくするのあんまり好きじゃないのですが、この節酢はスープに非常によく合っていたので、だまされたと思ってちょっとかけて食べてみるといいと思います。

ラーメン（中華蕎麦）は、大盛オーダー不可で、かわりに和え玉の用意が豊富。和え玉は、レギュラーメニューが「黒酢」と「海苔潮」で、味の想像が何一つつかないので謎。期間限定の和え玉もあって、今回はピリ辛海老と蟹トマトだった。一番味の想像がついた海老をオーダー。和え玉は基本１玉で、半玉にすると50円引きになるそうな。 お客さんの中には、「黒酢和え玉黒酢抜き」の注文をしていた方もいて、つまりはただの替え玉なわけですけれども、店側がただの替え玉を用意しないのは客単価上げるためなんだろうね。なかなかラーメン一杯1000円の壁を突破するのは難しく、こういうところで稼ぐ工夫があるのだなあと思います。でも、お客さん側の気持ちはわかる。このデフォの煮干スープでもうちょい麺を食いたいのよ。プレーンも用意してくれ。

和え玉は、まぜそばにして食うもよし、残りスープにぶち込むもよし。煮干しスープなんて合わせる食材を選ぶだろうに、ぶちこんでもちゃんとおいしくいただけるのはいたく感心した。

竹岡式のような素朴なラーメン店の多い内房地域において、非常に洗練された一杯をいただけるお店で、なぜ立地をここにしたのだろうかと多少首をひねるくらいの味だったのだけれど、最大のマイナスは接客。

厨房はカウンターの内側と奥にあって、トッピングはカウンター内、スープを合わせるのと麺上げは客席からは見えない店奥で調理しているのだけれど、麺上げ担当の店主？は裏に引っ込んだまま客前に姿を現さない。いらっしゃいませ、ありがとうございますもなく、カウンター側の店員さんに「いくよー」とか「あがるよー」とぶっきらぼうに言うだけ。客にも聞こえてるんだけどなあ、その声。

あんまりこう、愛想よく笑顔で迎え入れてくれる雰囲気ではなかったのが残念。あくまで自分が行った時間帯でのお話。人が変わると雰囲気違うのかもしれないですね。飲食店での塩対応なんか気にしないよ、という人なら問題ないんじゃないでしょうか。

ラーメンのクオリティは高くて間違いなくおいしいのだけれど、結局、通いたくなるお店というのは店の雰囲気や接客も込みなので、再...

「木更津丿貫」さん

冷やし濃厚天然真鯛蕎麦 ¥1000 牡蛎の和え玉 ¥400 (ハーフ)

行者菜トロロ蕎麦 ¥1100 炙り肉飯 ¥500

行者菜ってのは…行者ニンニクとニラを交配したハイブリッド野菜らしい 思ったよりは ニラ韮してなかったけど…両者の旨みが出て充分に堪能👍

ご馳走さまでした😋

⚠️メニューは だいたい二日おきに変わるので いつも同じでは有りません

カウンター x 4 4人テーブル x 2 2人テーブル x 1

駐車場 店前に2台、通りを挟んだ向かい側の駐車場に6台(画像参照)

千葉県 木更津市 畑沢南5-3-7

営業時間 11〜14:30 (L.O.)、18〜20:30 (L.O.)、土・日曜日の夜営業は無し

定休日 月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日休み) 追加

冷やし天皇海山金目鯛蕎麦 （限定）¥1100 牡蠣の和え玉 （限定）¥450

「限定」に弱いので 当然この２品 金目の旨みが詰まった冷たいスープに キリリと引き締まった麺が合わされば言う事なし👍

牡蠣の和え玉を半分食べて、残りはスープに投入 これぞ魚貝のハーモニー♫マズかろうわけもなく完食完飲

ご馳走さまでした😋

※店内ルールは守りましょうね😉 追加

冷やしハモ蕎麦 ¥1100 ウニ クリームソースの和え玉 ¥450 黒バラ海苔 ¥150

ツルツルっと「ハモ蕎麦」を半分 平らげ、バラ海苔の半分を投入し完食 和え玉を半分 食べた所で、ハモ蕎麦スープへ投入…旨旨😋

ハモ…ウニ…海苔… 🙄 ...

こちらのお店では他では食べれないラーメンをいただけると先輩に教えてもらい、早速2人で伺ってしました。

最寄り駅はJR内房線の君津駅ですが、駅からだいぶ距離があります。駐車場もしっかり完備しているので車での来店がおすすめです！

注文したのは、濃厚ウニクリーム蕎麦（限定 950円）と、牡蠣の和え玉（400円）です。

ノ貫さんでは限定の蕎麦と和え玉を季節毎に提供してくれているようで、蕎麦と和え玉を合わせて注文するのが醍醐味とのこと、事前調査で限定のウニと牡蠣を注文することにしました。

食べた感じは蕎麦というよりもパスタに近いかもです。 ウニと和風の出汁を合わせ濃厚なウニの和風クリームソースになっています。しっかりとウニの風味を感じることができ、とても美味しいクリームソースです。

麺は少し硬めで食べ瞬間に”アルデンテ！？”と思ってしまいました。クリームソースをしっかり絡めていただくと最高です。玉ねぎと青ネギのアクセントもとても合います。そして低温調理された薄切りのチャーシューはとてもジューシーで肉の味を楽しめます。

和え玉はいただく前にしっかりとまぜまぜします。 そのままでも相当美味しいです。牡蠣のソースはウニに負けないくらい濃厚です。麵によく絡まるドロドロ加減のソースにブラックペッパーが効いていてパンチのある味わい。 ウニのスープを全投入するとウニと牡蠣が混じりあい、濃厚×濃厚...