2022年3月21日、一泊二日で利用しました。 宿泊利用はこれで四度目。 大好きなお宿です。

料金は一泊二食つきで一人5600円でした。 リーズナブルですが、景観、接客、お食事、全てにおいて、非常に満足度の高いお宿です。

◼️お部屋について 宿泊は施設内のコテージです。 コテージは和室と洋室があり、今回は洋室を利用しました。 和室、洋室とも利用したことがありますが、どちらもお掃除が行き届いており、綺麗でとても過ごしやすいです。 部屋から見える里山の景色がとても美しく、特に春の山桜は最高です。

◼️室内の設備について 室内にはキッチンや冷蔵庫があり、素泊まりで食材を持ち込み、調理することも可能です。 コップや湯飲み、急須、ポット、お皿、包丁、まな板、しゃもじ、ふきん、食器用洗剤、スポンジなどがあります。 お鍋やフライパン、炊飯器、お箸などはお部屋に無かったように思いますので(記憶が曖昧でごめんなさい。もしかしたら、食器棚の中に置いてあるかもしれませんし、貸し出し等されておられるかもしれません。)、事前にお調べいただけると良いかと思います。

◼️備品やアメニティについて お部屋にはゴミ箱、ごみ袋、ティッシュなどがありませんので、持参されることを強くお勧めします。 また、一人あたり薄手のフェイスタオル一枚が置いてありますが、バスタオル等はありませんので、こちらも持参されると良いかと思います。 また、使い捨て歯ブラシ、シャンプー、ボディソープはありますが、ボディタオルやハンドソープなどはありませんので、こちらも必要に応じて持参ください。 (女性はクレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、くしなどのアメニティはご持参ください。)

◼️夕飯について 夕飯は17時頃に、スタッフさんがお部屋に運んでくださいます。 季節の食材をつかった十六御膳に汁物とご飯がついています。 月毎に御膳の内容が変わるようで、山菜中心のとても美味しい夕食です。 今回は鹿などのジビエの他、フキノトウの天麩羅、梅ゼリーなどがあり、いつものことながら大満足の夕食でした。

◼️朝食について 朝8時より、茅葺き屋根の受付棟で朝食です。 茅葺き屋根の伝統的な建物で食事ができるのも貴重な体験ですので、梁や天井や囲炉裏を眺めつつ、美味しい朝食をいただきます。 こちらのお米、キラキラつやつやで最高に甘くて美味しいですよ。

個人的には素泊まりではなく、夕朝食付きを強くお勧めします。

また、宮崎県は南国というイメージがあるかもしれませんが、西米良は山間の村ですので結構冷えます。 特に秋から早春にかけては防寒対策をされておでかけください。

毎回宿泊する度、里山を感じながら、あぁ私たちも自然の一部なんだなぁと、こころがほっこりします。

里山にはたくさんの動植物や昆虫がいます。 散策すると、美しい野鳥はもちろん、時には大きなミミズや、イモリなどに出くわすこともあります。 昆虫やそうした生き物が苦手な方にはちょっと不向きかもしれません。 大自然にほんの少しお邪魔させていただいている、との気持ちで宿泊されると、最高に価値ある体験ができると思います。

大自然と里山に感謝、感動できるお宿です。