学生時代、ほんのわずかの期間しかアルバイトをした事がない。学生の本分は学業にある。わずかな遊び金ほしさに学びの時を削ってはなるものか。そんな殊勝なことを考えるわけもなく、だからといって生家が裕福なこともない。ではどうしていたかというと、単にだらだらと自宅で過ごしていればカネなどかかるわけもない。使うところといえば、本代か映画代くらい。100円古本に名画座だから親からもらう小遣いで済んでしまう。いい若いものがロクな暮らしをしていない、と思わなくもないが現在もあまり変化がない。 そうはいっても、長期休みに健康な若者が自宅でゴロゴロしているのはあまりにも見苦しい 「あんた、あたしの行ってる会社でアルバイトしないかい?」 と二軒隣のおばちゃんが誘ってくれたので、ヒマつぶしにやってみるかとお世話になったのが、自転車で20分ほどのところにある漬物の会社だった。 入ってから知ったのだがその会社はある商品、話せばたぶん誰でも知っているあの漬物、今でもスーパーに行けばどこにでもあるあのヒット作の会社で当然現在も存続している。35年前は社長自身が現場指揮する個人経営然としてはいたが、繁盛した会社ではあった。 当初はおばちゃんと同じ製造部門と言われていたのだが、結局配属されたのは配送部門。具体的には在庫管理と配送準備。どこそこのスーパーに◯◯という商品を何箱、△円の値札をつけて何時までに所定の位置へ用意する、という仕事でさして忙しくはないが細やかさが求められる部署でもあった。まぁこちらは高校生アルバイトの身、力仕事と雑用係でしかなかったが。 そうだ、高校1年生の時だったのだ。周囲のパートさんは両親と同世代くらいのおばちゃんたちだったし、こちらも可愛い盛り(今でも可愛いよ)だからずいぶんよくしてもらった。おやつをもらったり昼飯食わしてもらったり。上司である社員さんは30代前半くらいのアニキ!という感じで、その方からも可愛がってもらった。 高1、高2それぞれの夏休み、冬休み、春休みとお世話になったと思う。その度ごとに1回か2回社員のアニキがおばちゃんと私を飲みに連れて行ってくれる。お疲れさん会というわけだ。といっても、彼だってさしてよい給料だったわけでもなかっただろう。行くのは決まってふた駅先にある江戸一という焼肉店だった。 食べ放題! そんな素敵なシステムを知ったのは初めてだった。いくら食べてもどれほど飲んでも一定額、というのは薄給のアニキにも、大喰らいの私にも都合のよいあり方であったろう。とはいえ、鮮度が悪いとまではいかないが、決して良品とはいえない肉には興醒めではあったが。 すたみな太郎が江戸一が運営するチェーン店と知った時は心底驚いた。あんな鄙びた駅の傍らにあった貧乏くさい店構えの、高校生でもわかるほどの不味い肉(ひどい言い方だが事実だ)を出していたあの江戸一が、今や全国にチェーン展開する会社だとは。 すたみな太郎は「最高級」とは言わないが、大衆的なポジションを守った良店だと思う。焼肉だけではなく、多様な料理群が用意されているのがよい。私のような欲張りにはふるいつきたくなるほど素晴らしく感ずる。 すたみな太郎...
Read more2025年7月 またちょっと頑張った自分達だったのですたみな太郎に。 なんでも食べられるのがやっぱり嬉しいです。 夏のメニューになっていてくれたので、それを中心に食べました。 色々なメニューを少しずつ食べてお腹いっぱいになりました♪ 楽しめました〜
最初のクチコミ その日ちょっと頑張った自分達だったので、普通にラーメン屋さんに行こうと思っていたけれど、足をのばして何年振りかで伺いました 空いていました 前会計の時にお値段が高くてビックリしたと妻があとで言いました 確かにすたみな太郎と言えばお安いイメージだったので結構な値段だなぁと自分も思いましたが、土日祝日ディナー価格でしたので、その分食べ物の種類も多かったんだろうなぁと思います 牛タンがあったので食べましたが、さすがすたみな太郎の質だなぁと思いました 笑 でもたくさん食べましたが...
Read more入店時に 平日120分コースの場合は 時間が無制限にも関わらず説明なしでした。 心配だったので後で聞きに行きましたが 終始説明不足な気がしました。 go toで予約したのですが その事にも触れられずちゃんと ポイント貰えるか心配です。
品揃えに関しても 他の食べ放題に 比べるとかなり少ないな…と感じます。 牛のカルビは脂身が多くて 少し食べただけでいいやってなります。 お惣菜系は冷めていてこれ以上 食べたいとは思えなかったです。 天ぷらも メインの海老の天ぷらが 入ってから出るまで無くて残念でした。
お寿司も 佐久店は手巻き寿司のように 自分で巻いて食べれたのにこちらの店舗では お寿司しかなくて...
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