武雄市北方町志久、国道34号線上の「北方町追分」交差点から南へ向かい、JR佐世保線「追分」踏切を越えて400m程進んだ場所にあるラーメン屋です。看板や案内板がなければ辿り着く事も、ラーメン屋と認識する事も困難なお店ですね。店舗はごく普通の民家で、普通の玄関で靴を脱ぎ廊下を歩いて通された、広い座敷が食事スペースとなっています。以前は座敷席のみでしたが、現在は半分がフローリングに替えられテーブル席が設置されています。駐車場は店前の砂利敷のスペースに駐車出来るのですが、指定線等は無いので駐め方を間違えるとカオス状態になってしまうので要注意です。昼の部のみの営業で、現在は食券制となっています。さてラーメンですが、筆頭メニューの「豚骨らーめん」はがっつり白濁した佐賀系とんこつスープで、あっさりとしてマイルドな味わいに仕上げられています。麺は中細ストレート麺が使用されており、プリプリ感が楽しめます。具は歯応えのあるチャーシュー、海苔、ネギといった構成の一杯です。安心の佐賀ラーメンですね。それからこの店の名物が「ピリ辛トマトラーメン」となっています。鶏ガラ醤油ベースのスープにトマトの身がゴロゴロと入っており、アクセントの唐辛子の辛味と相俟って安定の旨味を醸し出しています。大盛り対応なし、替え玉制あり、各種トッピング対応ありとなっています。そのラーメンのバリエーションは、トッピング違いの数種類の他「中華そば」「ピリ辛中華そば」が用意されています。その他メニューは「ギョーザ」「チャーシュー丼」「ライス」「サラダ」等が提供されています。昔はセットメニューもあったのですが、2023年初夏現在はメニューから外されているようでした。 2004年頃に開業したこちらのお店、今でこそトマトラーメンと呼ばれる代物は世間でも普通に受け入れられていますが、私が知る限りではここ「無庵」が最初に出会ったトマトラーメンのお店です。料理も雰囲気もまさに実家の安心感が味わえるお店ですね。いつまでもこのままのスタイルで...
Read more外装は、民家っぽいとかではなく「民家」そのもの。外には登り旗があったので場所はすぐにわかりました。ただ、本当に民家なので、すごく入りづらい。開店中の表示があるわけでなし、中が見えるわけでなし。そして戸を開けると忙しいのか店員さんの姿は見えず…。声をかけたらしばらくして奥(厨房?)から店員さんが。 内装も民家です。 注文して、お品が出てくるのも少し時間がかかりました。 追加で注文した物も待てど待てど来ず…先に出てた物を食べ終わってしまい、お茶でも飲もうかと置いてあるポットからつごうとしたけど、ポットは両方とも空っぽ。 追加の分作ってくれてるのかな~と奥を覗いても皿洗いの音しか聞こえず忘れられてるようなので、お会計して帰りました。 豚骨ラーメンをいただきましたが、あっさりめのスープでした。 麺の硬さは注文時に聞かれなかったので、全て統一なのかな。 個人的に固めが好きなので、少し柔らかめの麺の印象。チャーシューが美味しかったです。 餃子は小ぶりの一口サイズ(5ヶ) レディースセットのサラダ+おにぎり+漬け物+デザートのワンプレートのビジュアルに少しびっくりしましたが、皿を減らすのにはいいなと思いました。でも、やっぱりおにぎりの横にバナナがあるのは少し笑って笑ってしまった。 座敷席と洋間(テーブル)席があったので、家族客向けには助かるってとこでしょうか。駐車場が少し煩雑で、どこに止めればいいのかちょっと悩むかんじ。 う~ん、評価も悪くないお店だと思って入っ...
Read more他の方のコメントの通り、そこにあると知らなければ、「らーめん」の幟さえ見落としてしまいそうな民家然とした造りです。九州北部豪雨から復旧されたと伺い、訪ねました。 玄関に飾られている花も、関連業者や贔屓にされている企業だけでなく、他県の学校等からも届いており、これだけで外れのない味だとわかります。 店内は被災からのリフォームか、シンプルながら清潔な造り。普段は不明ですが、伺った際は配膳と接客を奥様?お一人でこなされており、生まれ変わった店内を忙しく働かれていました。美味いらーめんの少しでも早い提供のため、セルフで出来ることは協力したいものです。 注文したのはチャーシュー丼とピリ辛トマトラーメン。 丼のメニューにはチャーシューの切れ端を使うのでお安く提供、とありましたが、切れ端感ゼロ。これより薄くて切れ端同然のチャーシュー麺を出す店をいくつも知っています。味も食感もしっかりしており、丼メインでも全然いけます。 ピリ辛トマトラーメンは、名前から想像するようなクセはなく、普通に美味いラーメン(鶏ガラスープ?)に上手にトマトの爽やかさを上乗せしたようなイメージ。トマト大好きみたいな人がいれば物足りないかもですが、こちらの方が万人受けするのは間違いないでしょう。 他県民ですが、武雄に行く際...
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