【Checkポイント】 ■清流 高津川の鮎尽くしコースを堪能 ■コースの所要時間: 2時間15分
日本一の清流 高津川の鮎を豊富な球種でいただける 美加登家 。
島根県和野町日原にある便利とは言えないロケーション。 萩石見空港から車で25分、広島からは車で2時間弱かかる。
外観は昭和28年に建てられた旅館で昔ながらの雰囲気を残しつつ、扉周りは新しく綺麗にされている。
内観は2階に上がり個室6部屋の空間で情緒深い昭和の雰囲気を楽しめる空間が広がる。
山根一朗大将は3代目として店舗を引継ぎ初夏から秋までは鮎コース、オフシーズンも鼈や島根和牛コースと遠方から来る多くのゲストを魅了している。 現在は息子の駿介さんが京都の名店 緒方での8年の修行を終えて戻られているので今後が更に楽しみ。
店舗の裏にすぐある高津川は日本一の清流と呼ばれる程で、日本で唯一ダムのない一級河川になっている。 6〜7月は稚鮎、今回訪問した9月は禁漁前最後のサイズが大きくなり脂の乗った鮎を堪能できる。 10月以降は子持ち鮎と松茸も楽しめるとの事。
コースで10本程の鮎をいただくことになるが、1品毎に調理法が変わるので最後まで全く飽きが来なく鮎をいただける工夫が本当に凄い。
■鮎の南蛮粥 冷たい酢飯の優しいお粥に揚げ焼きのようにサクサクで旨みと風味の良い鮎を合わせて。
■冬瓜と鮎のお椀 冬瓜を食べ切ると中から金のウサギが出てきてお月見出来る。優しい出汁に入る冬瓜と鮎をシンプルに楽しむ。
■鮎の刺身 氷の中に刺身を入れて洗いに。和紙で水分を拭き取ってからいただく。禁漁なる前最後の1番脂の乗った状態の刺身を洗いにする事で弾力と共にいただけた。
■鮎の塩焼き2匹 脂が乗ってて雑味がなく綺麗で身の旨みもしっかり。
■鮎の山椒醤油がけ 顎が疲れてきたところで次はしっとり柔らかい山椒醤油がけが嬉しい。山椒と甘めの醤油と鮎の旨みを楽しめる。
■苦潤香 潤う香りでうるか、1年塩で発酵させた内臓。 苦味と香りが抜けていて口の中に入れると強く広がる味わい。刺激的で舌にずっと食べた後もまとわりつく。
■潤香と茄子を炊いたもの 苦味と甘みを楽しめるこちらは刺激のない潤香を染み込ませた茄子に残ったソースは一口ご飯で。
■鮎の酢の物 鮎は昆布締めにして噛めば噛むほど旨みが出てくる。鮎と胡瓜の香りが近く良く合う。
■鮎フライ、生潤香と白味噌 生潤香と白味噌の甘みとコクを合わせて鮎のフライを。食べさせ方の球種が多いので全く飽きない。
■鮎ご飯 焼いた鮎の身を解いて優しい出汁で柔らかめに炊かれたご飯といただく。
■青梅甘露煮 シャリシャリの氷に甘露煮を崩しながら涼しくいただく。
おまかせコース ■鮎の南蛮粥 ■冬瓜と鮎のお椀 ■鮎の刺身 ■鮎の塩焼き2匹 ■鮎の山椒醤油がけ ■苦潤香 ■潤香と茄子を炊いたもの ■鮎の酢の物 ■鮎フライ、生潤香と白味噌 ■鮎ご飯 ■青梅甘露煮
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Read more島根県で日本最高峰の鮎のフルコースを食す
ここ、島根県に 鮎を食べに行って参りました。 (2020年9月)
とはいうものの 気軽に鮎を食べに行く距離ではありません。 東京からでしたら、飛行機で萩石見空港へ。 そこから車で30分位。
電車なら、最寄り駅JR山口線の 日原駅から1.5キロ程度。 ただ、本数は多くありません。
その日は京都から新幹線で向かう流れでしたので 新山口駅で下車し マイクロバスにて向かいました。
京都では、こちらの息子さんが 緒方さんで授業をされており お食事に伺いお世話になっておりまして 何年か越しで、ようやく美加登家さんに訪問となりました。
そんな経緯を合わせて 息子さんに、お世話になっている旨を伝えつつ 美加登家さんへ予約と、移動について相談しました。
人数としても、7〜8名で訪問であり 価格的にも丁度いいジャンボタクシーを ご存知か相談しますと お知り合いの観光会社さんをご案内くださり 有難い事に、マイクロバスを手配できました。
新山口駅と美加登家さんの往復は 長旅になりますが、 苦にならずに移動出来たのが嬉しいです。
到着しますと 旅館だったその雰囲気は 昭和の風情を残した、趣あるお店となっており 期待が膨らみます。
2階へ案内をされ、テーブルに着きます。 お料理がスタートしますと 新橋に在った、鮎正さんを思い出します。 気付けば、その話にもなりました。
内容は以下 ■うるか、白子、真子塩漬け ■にがうるか ■鮎のあらいには、白子も ■鮎と冬瓜のお椀 ■鮎の塩焼 ■お友達の注文した鮎酒の写真も有ります ■うるかで煮た茄子 ■鮎ご飯 ■鮎のうるか味噌揚げ ■鮎の酢の物 ■鮎の白味噌椀 ■銀杏餅
高津川の天然鮎、素晴らしい味わいでした。 やはり普段中々食べる機会がない お料理も、鮎専門店ならでは。 9月の落ち鮎の時期でしたが やはり、稚鮎の6月にも訪問してみたいですね。
こちらでは、スッポンのコースが9月だけあり 予約も直ぐ埋まってしまいます。
建物の旅館客室だった部屋を見せて頂きながら スッポンの居る池も見られますので ぜひ覗いてみてくださいね。
色々お世話になり、楽しい訪問でした。 ご馳走さまでした^ ^
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Read more鮎の専門料理店で、晩秋まで鮎が楽しめ、その後の端境期以降はまた冬ならではの旨いものが食べられるようだ。とはいえなんといっても鮎をたらふく食べたい、しかも塩焼きなら当たり前だがさまざまな技法で提供される鮎のコースを堪能した。
さて、日本人に馴染み深い鮎であるが、アメリカ人や中国人の友達と来た場合、彼らにはただの川魚でしかないだろう。両国の国民性からして、チッセーなという可能性大。ナマズを珍重する人々には所詮わからない伝統や楽しみ方があるんだよと、こういう時は国粋主義になりがち。とはいえ今の日本の中で、どこまで私たちは鮎を味わい尽くすことができるのだろうか。食の漫画、美味しんぼで金満家の京極万太郎の怪我のお見舞いがきっかけに、山岡士郎と海原雄山はどっちがうまい鮎の料理を提供して、京極が判定を下すという回で、士郎は長良川系、保津川系、紀ノ川系がうまいと絞り込み、最終的に京都の保津川産、体長10...
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