「テキ」イコール「ポークステーキ」なアラカン世代からすると、四日市のソウルフードである以前に「とんてきは大好きなご馳走！」な方も多いかと思います。 自宅でもニンニク全開のとんてきをよく手料理で食べますが、永らくの念願が叶って本家本元のまつもとの来来憲さんへ訪問する事が出来ました。

名古屋からマイカーで訪問したのですが、11時50分待ち合わせなのに対してスムーズに行きすぎて10時45分には現着ｗ チラホラと駐車場にも車が停まっており、お店玄関に着くと、なんと15人前後の開店待ち状態！で「ここは二郎か！？」と(笑)

さて、友人と合流し11時25分に入店。 5名ほどの待ちに接続し、待つ事10分ほどで案内されました。

テーブル＆カウンター＆座敷からなる客席はびっしり満席で40名強のキャパでしょうか？ 座敷に案内されて向かいましたが、半分弱が空きの状況で、案内含めた待ちは単にオペが回らない結果なのかと？

案内されるとすぐにお冷や並びに冷水ピッチャー(小)が出され、水飲み傾向の強い私にとっては高評価ポイント。

◼️実食 ・大とんてき定食 1,900円 とんてき(250g),ライス,トン汁,お漬物

◼️感想 オーダーして10分程度でメインのとんてき以外が提供され、すぐにお目当てのとんてきも着くのかと思いきや、待つことさらに5〜6分してようやく主役が登場。 ※同時とまで求めませんが、もう少しラグが少ないと嬉しいです。

カットするかどうか尋ねられたのでカット済を希望したのですが、ちょうど良いサイズに切り分けられ、厚みも2cm強でしょうか、十分に噛みごたえがあり柔らかく焼き上げられてました。

先に出されたトン汁が濃厚なお味で好印象だったので当然ながらとんてきにもパンチの強さを期待してたのですが、残念ながら油でしっかりとニンニクを熱してからの豚肉投入とまではいかない非常にマイルド(あっさり)なお味でした。

またソースもオリバー社のどろソース的な猛烈に自己主張するソースを期待してたのですが(我が家のトンテキはどろソース仕立て)、市販品か自家製かは分かりませんが、とてもあっさりとした薄めのウスターソースかと思われ、老若男女問わずに受け入れられる仕上がりを目指してるのかな〜と思いました。

せっかく豚肉自体の焼き加減がとても良好なのですから、お味ももうちょいせめて欲しかったと思うのはワガママかな？(笑)

あと、千切りと言うよりかなり短めのブツ切り状態のキャベツも少し残念。 手切りゆえだとは思いますが、今時のスライスマシンは本当に優秀でフワフワ食感の極細千切りが可能でしょうから是非ともご導入を検討していただきたいです。 ※敢えてソウルフード感を前に出すためのブツ切りなのかも知れませんが、勝手な想像だと見習い中のバイト生とかが四苦八苦して切ったであろう感がとても強かった。

◼️雑感 良くも悪くも「観光メシ」なんだろうな〜と強く思いました。 県外ナンバーの車も多く停まってましたし、あちこちで「パシャリ」でしたので(私も含め)、そこ(観光メシ)は問題ないとはおもいますが、1,900円と言う価格設定が妥当かどうかに関しては、私の個人的意見としては「少し高いんじゃない？」でした。 私達はお代わりしませんでしたが、ライス＆キャベツはお代わりＯＫな感じでしたから、そこら辺を踏まえるとギリギリ許容範囲内かなとも思えます。 ※お代わりＯＫかどうかはウラ取れてないのでご留意のほどを。

とは言え、美味しくランチを楽しませていただき感謝しております。 ご馳走様でした🙏