Genpo Garden — Restaurant in Yokohama

よし…明日はあんかけだ… そんな気分の時がある それは大抵は甘酢であり、私は誕生日に一人で餃子の王将で天津飯(甘酢ダレ多め)と酢豚でお祝いした甘酢狂いなのである しかしこの日は違った ｢今年の冬は寒い…初めてのあんかけラーメンを食べてみよう｣そう決意していたのだ。

訪れたあんかけの会場は羽沢にある「源保苑｣ 源保すし とも読めるその中華屋は、平日火曜日の11時30分には既に大行列の20分6客待ち。 すると私はここでサンプルに度肝を抜かれる

・五目そば ・肉そば

あんか系が2種もあるのだ… サンプルの見た目的には、さほど違いは見られない… う〜ん…後半に五目のゆでたまごにあんをまとわせて食べたいな お肉たくさんもいいな あたまと胃袋がぐるぐると悩みだし、 本来の私に立ち戻り、かに玉(甘酢)と半チャーハンで良いような気もしつつ 「五目…五目の方がかわいいから…」と声に出して勇気の踏ん切りをつけたのだった。彼はなぜか小さな声で「そうだね…」と優しく同意してくれた。しかし彼もまた焼きそば丼を普通にするか大盛りにするかの悩みの丼にいたことを後に知る。

そして着席し余裕の五目の構えでメニューを一応確認したところ (塩)五目そば (醤)肉そば とあるではないか…明確な違いここにあり

ここで私は勝機を掴んだ チャーハンが塩味なのだから、麺は醤油ベースにすべきだと… 先日、熱烈中華食堂日高屋でタンメンとチャーハンに脳汁ぶっぱで軽い舞を踊った私が導き出したとは思えない名案だった

そして着丼…

金茶に輝き艷めくあんの沼……深くれんげが吸い込まれ口に含めばとろやかで。熱い豊かなおいしみ… チャーハンについているようなあのありがたく雑気味な小スープを更においしくしたような、化学調味料と出汁と醤油とほんのり生姜の風味がたまりません。お冷もとまりません。 割り箸で麺を持ちあげれば、重たくねっとりとからみつく熱々のあんに頬がゆるみます。熱と粘とすすりの格闘。これが醍醐味なのだと知るのでした。

そして半チャーハン…これはほぼ全チャーハンです… お味はどさん子系のラードも化学調味料もたっぷり強火ジャンジャン、チャーシューとかまぼこゴロゴロで最の高、私の一生分のチャーハンの8割はこういうのが良い…

この2大メニュー大正解なんじゃないの、もうここからは逃れられない…しかしこんなに食べられない…と瞳をとじたところで目の前に現れたのは彼がサイズに悩んで注文をした「焼きそば丼 大盛り」

まず、焼きそば丼て何とかいう問題以上に、洗面器とかすり鉢サイズなのである… そこへ、ライスの上にかた焼きそば、肉野菜あんという…異常にでかくて暴力的な巨峰が配膳されたのであった…

でかい…でかすぎる…正直なにかきもいほど…

「いや…すごいね…」私は優しく言った 内心では異常感が強すぎてきもいと思っていたが、彼の胃袋量を一応把握している私としては、あまりに巨大すぎてプレッシャーをかけたくなかったのだ もう彼の方はなるべく見ないようにして自分の世界だけで食事を楽しむことにした。

あ、新幹線… お店オリジナルのナプキン素敵だな… 目の前の工事の間取り、面白いな、病院だもんな… などと現実逃避をしながらなんとか食べ終えた

結果的に彼は胃よりも大きいバイオレンスマウンテン焼きそば丼大盛りのを登頂を無事に成功…お見事であった… A Happy...

羽沢町に昔っからある町中華です。

駐車場が広くて利用しやすく、タクシーの営業所や町工場なども近いのでいつも賑わっているお店。

階段を上がって、入り口は２階にあります。

入り口に飾られたガラスケースの見本が、より良い味わいを出していて風情がありますよね。

メニューはけっこう豊富です。

このお店はてんこ盛りの定食が人気で、むしろ麺を食べている方は少ない印象。

店内はけっこう広くて、カウンター×３、４人がけ×３、４人がけ座敷×２といった体裁。

水がポットにたっぷり入っていて飲み放題なのは嬉しいですよね。

ニラレバも気になったけれどね。「サンマーメン」（７８０円）初志貫徹でヨロシク！！

しばらく待って、あっつあつのが出て来ましたよ。

おお、茶色いスープに浮かぶ白いアンの島。これぞサンマーメン。

アンにまで醤油味をつけるお店があるけれど、あれはいけません。しょっぱくなるからね。

さて、スープはアッサリな醤油ベースのスープ。

鶏ガラが香る、しっかりとした出汁でしみじみと美味しいなぁ。

麺は細麺でストレートな麺。量もしっかり入っていて、茹で加減もバッチリです。

アンは、キャベツ・にんじん・もやし・ニラ・玉ねぎ・肉。

野菜がたっぷり嬉しいんですが、これでキクラゲが入っていたら１００点満点ですな。

とにかくあっつあつなので、食べるのに時間がかかります。

しかし、どの季節でも食べたくなってしまう、これぞハマっ子のソウルフードです。

◆◇◆後記◆◇◆

横浜の御当地ラーメンといったら、サンマーメンと家系ラーメンが有名でしょう。

昔は家系チャーシューメンの中盛にライスをつけていた胃も、すっかりサンマーメン並盛で満足するようになりました。

今まであまり行っていなかった町中華を開拓するのも楽しいもの。

特に、このお店は定食も気になったので次回は「レバニラ定食」なぞ攻めてみたいと...

【初訪】 一応バス通りですが知っている人しか通らない道沿いにあるお店。 土曜日のランチタイム前11:30頃に伺いました。 廻りに食事ができる店が少ないためか、はたまた人気店なのか...予想外の外並び5名です。 意外と速く回転し、5分ほどでテーブル席に着席、同時にいかにも気が短そうなおじさんと相席です。 メニューの種類が豊富で迷いますが、通常は1,100円のところランチタイムは800円というお得な「焼肉定食」を注文です。 相席おじさんは「もやしそば」にしたようです。 ここから暫し待ちます。 12分ほど待って相席おじさんの「もやしそば」より速く私の「焼肉定食」が配膳されました(汗)。 焼肉はこんもり盛られたキャベ千に、縦横6～8cm位のロース肉が8枚ほど、甘辛く軽くとろみが付いたタレが絡め焼きされてたもの、厚さはそれほどありません。 私にとってはタレが少し甘すぎかな？ 肉質は、ランチ価格の800円なら納得ですが、通常価格の1,100円だとイマイチかな？ あと肉が冷め気味だったのは減点です。 ご飯は普通盛りですが盛りが良く、味噌汁と共に熱々で提供です。 お新香は既製品。 ボリューム的にはちょうど良かったです。

店内の様子を見ていると、全体的に提供が遅いかな？ それが外待ちの理由かもしれません。 ちなみに、私が食事を終えても相席おじさんの「もやしそば」は提供されていませんでした(爆)。

再訪時は盛りが良さそうなチャーハンか、600円のラーメンかな？ アジフライ定食など揚げ物...