Nora Dokei Clock — Attraction in Aki

もっとおもちゃっぽい物なんだろうと勝手に想像してましたが、本物から伝わる重みと哀愁と温かみが伝わる見事なものです。。

「安芸川」で出来た扇状地のほぼ真ん中にあり、見渡すと山に囲まれた長閑な田舎の景色に溶け込んでいました。

立派な御屋敷にあり櫓に組まれた時計は明治期と言えど、時刻を告げる、知る、には貴重なものだったと思います。

この地のランドマークですね。

しかも、この時計はこの屋敷の主人が手作りされ、その後約120年もの間動いていたとか。（2004年、作成者の孫の方が亡くなり管理するものがいなくなり動きを止めたとの事）

壊れてはいないようですが、手作り品のため構造が複雑で操作できる人がいないのと、修理できる部品調達が困難なため稼働を止めているとの事です。

シンボルとして大切に保存されれば良いですね。

すぐ横に20台ほど停められる専用駐車場とトイレがあります。

また、近くには「岩崎弥太郎生家」や「武家屋敷野村家」「安芸城跡」など...

夏のヒマワリに、元気をもらいました。日中は暑いですが、夕方は　ヒマワリが、下向くので、青空と夏の花ヒマワリと野良時計が、キレイです。ヒマワリの品種にもよりますが、あまり背の高くないヒマワリです。

地域に昔からある個人所有の野良時計と、地域の方々が、丁寧にお世話している　ヒマワリ畑です。

ヒマワリ畑は無料です。 駐車場は　２０台くらいかなー、 あまり広くないのです。

モーニングやお茶が飲める喫茶店もありましたが、曜日と時間が、限定されているようです。

私は夕方　行きました。 涼しかったのと、ヒマワリも半分は、うつむき、半分はまだ、上向きのもありましたし、駐車場も比較的空いていました。私たちみたいに、夕方から　バラバラと来る方もいました。

スマホで検索、NAVIで現地へ行きましたが、野良時計へ、つながる県道が｢チクチク通り｣という名前になっているのも　かわいらしくて、いいなぁ〰✨と、高知県安芸市の粋なところだなと...

訪れるまでは、その名前から野良仕事をする方々が時間が分かるようにと、建立されたのだろうと思っていた。

実際は時計好きが高じて、アメリカから時計を入手し、分解組み立てを繰り返し、やがて部品を作るまでになったため、こうして設置されたものらしい。

明治中頃の物で、今では動いてはいないが、良いシンボルとなっている。

建物には今でも住人が居らっしゃるので、くれぐれもご迷惑にならないように鑑賞して欲しい。

道を挟んだ反対側には、ベンチがあったり、季節の花が植えられたら畑があった。 訪れて時はひまわりの時期だったが、少し時期を過ぎており、コラボした写真を撮れなくて残念だった。 花の時期も考慮されると良いだろう。

国道から山手に少し入るが、数km程なので立ち寄られては如何だろうか。 近くに無料の駐車場まで整備されているので...