湖南地区と湖北地区を結ぶ長さ456.5mの厚岸大橋は、北海道で最初の海上橋として昭和47年9月に開通しました。 厚岸大橋ができる前の交通機関は、日本道路公団のフェリーボート『厚岸丸』で、それ以前は、町営の渡船で人などを輸送していました。しかし、冬期は流氷や結氷により欠航することも多く、また、昭和40年代に入ると自動車の保有台数が増加したため、フェリーでの輸送は限界に達していました。 海底地盤のボーリング調査で橋を架けることが可能の判明し、昭和44年から3年あまりの工期を経て橋が完成し、町の最大の願望が実現しました。...
Read moreかなり昔のことになりますが、根室本線(花咲線)の列車で厚岸を通る度に車窓から見えるこちらの赤い橋をいつか見に行きたいと思っていまして、友人たちとの北海道旅行で厚岸に宿泊した際に徒歩で見に行きました。
厚岸の駅前から市街地を歩いて行きまして、間近に厚岸大橋が見えた時はやっと来ることができたという気持ちで嬉しくなりました。 厚岸大橋はとても風光明媚なところで、橋の上から見た広々とした厚岸湖、そして牡蠣島と弁天神社の風景がとても印象的でした。 こちらではゆっくり景色を堪能したり写真を撮ったりしながら橋の上を往復しました。
その後は再び駅に戻り、今度は霧多布行きの路線バスで橋を渡りまして、車窓からの風景を楽しみました。
厚岸大橋にはまたいつか...
Read moreなんとも感じなければただの「大橋」ですが、実はここは「東日本ではじめて海に架橋された橋」(室蘭白鳥大橋、青森ベイブリッジ、レインボーブリッジ、横浜ベイブリッジ等々と同じ)となります。
当時は「渡船」しかなく、湖南の木材や水産物を湖北に、湖北の日用品や燃料を湖南まで輸送するのに大変苦労と時間が掛かった様です(海事記念館より)。渡船では輸送力が足らず、日本道路公団が「厚岸フェリー」を北海道最初の事業として1959年に開始しました。高速道路運営では無かったんですよね。1972年に厚岸大橋開通後に廃止されました。
そんな見方をすると感慨深く渡れ...
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