秩父三十四ヵ所観音霊場の参拝でお伺いしました。 曹洞宗のお寺で笹戸山長泉院といい、霊場第二十九番札所になります。 御本尊は聖観世音菩薩で「龍灯観音」とも呼ばれる。 本堂は入母屋造りで白壁の部分に無数の千社札が貼られている。 この千社札を応用した意匠が堂内の納札天井にある、入口近くの格天井に沢山の千社札が貼られているかの様に見えるが一マスごとに千社札に見せかけた文字を彫り、更に漆を塗った装飾天井になっている。 堂内の左手奥の欄間には寺宝の葛飾北斎筆の桜図額がかかっている。 境内には荼枳尼真天堂・五重石塔・宝篋印塔などがある庭園になっており正面には白い壁の秋葉堂がある。 火防の神である秋葉大権現が祀られています。 観音堂は昔、南の笹戸山にありましたが火災や崖崩れにより現在の場所に建てられました。 手入れが行き届いてお庭の綺麗なお寺で東国花の百ケ寺...
Read more秩父札所29番 秩父札所28番より徒歩40〜50分 拝観料は無料
山号 笹戸山 宗派 曹洞宗 本尊 聖観世音菩薩
開山は正暦元年(990年)平安時代中期である。無住の観音堂であったが元亀二年(1571年)現在の皆野町の大通院より和尚を招き曹洞宗の寺院としての面目を得た。昔々、山麓に「龍女(りゅうにょ)」が現れ不思議な灯りをともし、村人達は大変気味悪がっていた。そこへ十余人の巡礼僧(秩父霊場を開創した十三権者)が立ち寄ったので、村人は灯りのともる岩屋まで案内する事にした。すると岩屋から聖観音像が発見された。その後村人達は、この場所に堂を建立して聖観世音菩薩を安置したといわれている。との事です。 手入れが行き届き雰囲気のある緑の庭園があり凄く綺麗です。緑の中の曼珠沙華も趣があり良いです。 何時も思います...
Read more庭園が見事で、綺麗に整備されています。 札所29番 笹戸山長泉院は、埼玉県秩父市荒川上田野にあります。本尊は聖観世音菩薩です。
入口の角には、石標や「よみがえりの一本桜」のしだれ桜、お地蔵様が並んでいます。 参道を進むと納経所などがあり、その先右手が本堂です。
札所の観音堂は古くは南の笹戸山にありましたが、1743年(寛保3年)頃に火災や崖崩れがあり、やがて観音堂は現在地に建てられました。しかしその後、再び火災により本堂や観音堂が失われています。 現在の本堂は1833年(天保4年...
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