札所24番 光智山法泉寺は、埼玉県秩父市別所にあります。本尊は聖観世音菩薩です。
秩父市街地から荒川を渡り、対岸の県道を南に行くと札所24番があります。 県道の反対側に駐車場があり、県道を渡ると、すぐに石段あり、その上が境内となっています。 この石段は、結構上るのがきついです。幅も狭く、濡れていると滑りやすいので注意が必要です。 また、石段の手前には、24番茶屋というお店があり、うどん、そば、豚丼、カレーライスなどが食べられます。 私が行った時は、残念ながら、営業時間外でした。
正面に江戸時代中期に建てられた観音堂があります。24番には独立した仁王門はないものの、観音堂の中の手前両側に仁王像を祀っており、珍しい形式となっています。また、観音堂の柱は八角形となっています。
1488年(長享2年)の札所番付では、「十二番 白山別所 十一面」と記されています。当時は12番札所であり、十一面観世音菩薩が本尊でした。 現在の本尊は聖観世音菩薩で、室町...
Read more秩父札所24番 秩父札所23番より徒歩1時間〜1時間30分 拝観料は無料 山号 光智山 宗派 臨済宗南禅寺派 本尊 聖観世音菩薩
寺の創建年代は不詳だが、縁起によると、越中立山、加賀白山を中心に活躍した修験僧の泰澄大師(767年寂)がこの地に至った。 ある夜、気高き姫神が天降り、枯木を三段に伐って本と未で山神を祀り、 真中の部分で聖観世音を刻し「我は日の神なり」と名乗られると、 さらに三柱の神が現れ、真中の神が「我はこの山の奥に住む白山姫の神である」と名乗った、とある。 日の神は天照大神で、伊勢信仰に白山信仰が加わったものと考えられ、 御詠歌の「天照らす」「雪の白山」はそれによるものと思われる。との事です。
何しろ階段に圧倒されます。 急なので気を付けて下さい。 登り切るとお堂があり裏手に白山神社が祀られています。 お堂の左右に仁王像がある面白い形のお堂です。 右手にある御神木など...
Read more秩父三十四ヵ所観音霊場の参拝でお伺いしました。 臨済宗南禅寺派のお寺で光智山法泉寺といい、霊場第二十四番札所になります。 御本尊は聖観世音菩薩で像高約二十四センチメートルの京朝風の美しい像で室町時代の作と言われる。 「越の大徳」こと泰澄が養老七年(723年)に毘盧遮那仏の仏勅により加賀の「白山の神」をこの地に勧請し観音像を安置したとされる。 県道から観音堂に向かって長い百十六段の石段が伸びている。 観音堂は宝形造りで正面三間のうち左右の部分を壁で仕切り前面に格子窓を付け内部に金剛力士像(愛嬌のある仁王像)が安置されている。 この観音堂は仁王門をも兼ねているという非常に珍しい構造である。 法泉寺では毎年四月十八日の観音様の縁日には、百八個の珠を連ねた大数珠を輪になった地元の人々が念仏を唱えつつ回す「大数珠廻し:(...
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