Little known by tourists but it is quite a nice hidden place to visit if you like castle ruins. In fact there is little left as a castle but there is a great view you can have from this location overseeing the whole city of Chino. It is also a nice walk around the ruins inside a forest. It is small and you don't need more than 20 mins. There is an empty space for parking and the drive from bottom...
Read more小さな城ではありますが、諏訪氏と武田氏の滅亡の舞台ともなった場所でもあり、歴史的に重要な意味を持っています。 城のある金毘羅山の山頂付近には、物見岩と呼ばれる巨岩があり、縄文弥生の昔から人々の信仰の対象だったのでしょう。それを二の丸に取り込む形で城は出来ています。そして諏訪神社の神主も兼ねる諏訪惣領家が、室町時代に城として整備し本拠地として城下町を築くと、以後は諏訪地方の政治宗教の中心地として発展していくことになります。
事件が起こるのは、武田信玄の妹を嫁にむかえた諏訪頼重の時代のことです。義兄である信玄の領地を、周辺の領主達を誘って何度も脅かす挑発行為を繰り返す頼重に対し、堪忍袋の緒が切れた信玄は5000の兵を上原城に向かわせます。頼重は降伏するものの許されず、切腹に追い込まれてしまいました。信玄の怒りを甘く見たとしか言いようがありません。 ここに諏訪惣領家は滅び、上原城は武田氏に接収されて、以後は武田氏の諏訪・佐久方面侵攻の拠点として使用されていきます。 次に上原城が歴史の表舞台に登場するのは、織田徳川北条連合軍による甲州征伐の時でした。武田氏の一族である木曾義昌は武田勝頼を見限り、木曽谷方面から織田勢を引き入れようとします。これに激怒した勝頼は義昌に懲罰を与えるべく上原城に出馬し、軍団の集結を命じました。 これが武田「軍」としての最期の活動になることは、勝頼も予測していたかどうか。 上原城周辺に15,000の兵を集めるものの、連合軍の侵攻の内容が伝わると動揺が広がり、ある者は相手側に寝返り、ある者は逃げ、軍の体を成さなくなってしまいます。 新たな本拠地である新府城に撤収した時には、その数は1500にまで減っていました。勝頼は武田圏防衛のためと称して部下に重税を課し、民衆を酷使したため強い恨みを買っており、明らかに命を賭けてまで守る対象では無かったのです。
その後の勝頼の末路は皆様の知っての通りです。上原城から逃げ散る部下達を見下ろしたとき、勝頼は自分の運命を悟り、釜の底が抜けるような感覚を味わった事でしょう。同じ場所で同じ風景を眺めながら、彼の心境に想像を...
Read more202509月に訪問しました。 茅野市の観光広報に掲載されていないとは、一体どういう事?!と言いたくなるほど、歴史好きにはたまらん城跡でした!✨️ 現在は基礎石しか残ってはいませんでしたが、しかしこの辺にこういう建物があったんだろうな。と思い馳せられる空堀や切り開かれた平地部分など、軽く一周登るにも良い整備がされていて、知られていないのが勿体ないほどでした。 2025年公開映画の「名探偵コナン〜隻眼の残像〜」にて出演している『上原由衣』刑事が、ここの諏訪姫をイメージしている事もあって、邪にも萌える史跡。✨️ そして実際に行って一番感動したのが、見渡す鳥居からの素晴らしい眺め!!!!! いわゆるフォトジェニックと言われても良い、写真映え凄い鳥居と神社に圧倒されました。 ここから下々を見渡し、異変が無いかと治安してたのかなぁとか、想像が捗ります。 マップ上駐車場があると表記されていますが、それらしい広場が無く、重機が何やら掘り返し工事していたので、ご注意下さい。 また、服装と靴にも配慮が必要です。 少なくともスニーカーかハイカットシューズで来られる事をお勧めします。 整備はされていますが崩れやすい地質らしく、また落ち葉で滑りやすい獣道が多々ありました。 折角の歴史遺跡なのですから、茅野市からの保護がもっとあってもいいと思った場所...
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