旧池田氏庭園は、東北三大地主として知られる池田氏が明治期に「近代造園の祖」と称される長岡安平に設計させ築庭させた庭園です。水田地帯中央にある少し小高い場所に立地していて、上空から見ると、池田家の家紋である亀甲桔梗の区画になっています。敷地は42,000㎡と広大で、この地域を特徴づける屋敷林をともなう散居の中でもとりわけ規模の点において傑出した景観を有する文化財庭園です。園内には、池泉回遊式庭園のほか、傘の直径が4mもある雪見灯籠や大正11年に竣工した洋館もあり、見所満載でした。正門の軒先の下には木彫りで池田家の家紋である亀甲桔梗にちなんだ亀が彫られていました。雪見灯籠は、秋田の男鹿半島産の男鹿石を使っているようで、橇を使って運ばれてきたそうです。洋館は、秋田県内で最初の鉄筋コンクリート造建築物らしく、2017年に「旧池田家住宅洋館」の名称で国の重要文化財に指定されています。1階しか観賞できませんが、ビリヤード室などがあって、壁紙にはお洒落なデザインの金唐革紙も貼られていて豪勢な作りになっています。庭園内のあちこちにモミジが植栽されていて、秋には大変美しい紅葉を見せるんだろうなと感じました。庭園を散策していて気になったのがあちこちにある立入禁止の立て札や柵。池泉回遊式庭園なので、池に子供が落ちたりしたら危ないのは理解できますが、そもそも子供を連れて行くような場所ではないので、少し多すぎるかな。インスタ映えを狙って立ち入る観光客が多いからでしょうか...
Read moreA very beautiful garden in omagari. To get there it's better to go by taxi. The garden presents different lodging for the Ikeda Family, one of Akita's...
Read moreGreat estate garden of a wealthy and educated family of the early 20th century. Actual state, though, somehow in need of...
Read more