昭和49年(1974年)開館。畑の中にある。蔵っぽく見えるがこれはデザインで最初から美術館として建築されている。(その為1階は割と天井が高い)バスなどでは入れない立地であり、2階へは階段なのでバリアフリーではない。老朽化により、春日井郷土館へのコレクションの移転が検討されている。早いうちに行っておいた方が良いだろう。この美術館自体は津田青楓氏と親交のあった小池唯則氏の私財によって建設された。 その後、旧一宮町に寄贈され、旧一宮町は笛吹市となった。一部案内は一宮町のままである。
津田青楓は1880年生まれで、若い頃は着物の意匠デザインを行い、日本画、洋画を学び、渡仏。 しばらくは油絵を中心に描いており、二科会の創立メンバーであったが油絵「犠牲者」により検挙され、その後二科会は脱退し油絵制作は行わなくなり、日本画や書などの作成が中心となる。 この為、津田青楓の作品を見るにあたり油絵の場合だと前期といった区分けが可能となるが、長寿(98歳)であった為、前半といっても50歳くらいであることは留意したい。
展示スペースとしては見た目通り、一般的な蔵ほどのスペースで1、2階、また入口あたりでギャラリー展示をしている。このギャラリー展示は地元作家のスペースなどになっておりまた面白い内容。
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