【 2024/06/09(日)訪問 】 福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館で予習した後、博物館1階でレンタサイクル(¥500)を借りて復原町並を訪れました🚲 博物館と復原町並の共通観覧券(一般¥820)を購入しました。別々に購入すると、博物館が¥700 、復原町並が¥330なので、¥1,030になります。
戦国時代に朝倉氏5代約100年にわたり越前の国を支配し、栄華を極めた城下町跡は、町並みがほぼ完全な状態で発掘・再現されています。
越前一乗谷は下城戸(しもきど):北側と上城戸(かみきど):南側、南北を2つの城戸(きど→敵を食い止める守りの施設)で塞ぎ、城下町の中心部をがっちり守っていました。
城戸の内側に暮らすのは朝倉氏と関係を持つ武士や商人。この時代、一般的な民家は柱を直接地中に埋める「掘っ立て式」でしたが、一乗谷では殆どの建物が礎石(そせき)を土台に建てる「礎石式(そせきしき)」でした。
城戸と城戸に挟まれた約2Kmの地域に、こうした住居が密集し、1万人を超える人々が暮らしていたといわれています。復原されているのは一部の町並みだけで、「復原町並」は約200mにわたり道路に面して整然と並ぶ町並みを、発掘調査で見つかった塀の石垣や建物礎石をそのまま使い、出土品に基づいて忠実に再現しているそうです。
武家屋敷は、周囲に土塀を巡らし道路に面して門を構え、屋敷内は多くの建物が建っています。これに対して町家は、建物が直接道路に接し、面積が小さく、裏庭に井戸やトイレなどがある単純なつくりとなっています。
「上級武家屋敷」と「中級武家屋敷」それぞれの門をよく見ると、礎石の上に4本の柱を立てた門と、地面に2本の柱を立てた門に分かれています。 前者が上級、後者が中級武家屋敷の門になっていて、門から格式の違いを知ることができます。
復原された武家屋敷や町家は中に入って展示を見ることができ、当時の生活の様子を垣間見ることができます。スタッフの方が当時の人に扮して裏庭で洗い物をしていたりなどして、雰囲気を醸し出してくれています❗️✨😁👍 ...
Read more平日の朝9時過ぎに訪問しました。
一乗谷朝倉氏遺跡は、戦国時代の遺跡で、国の三重指定(特別史跡・特別名勝・重要文化財)を受けています。
特別史跡に指定されている範囲は、全体で278ヘクタールという広大なものです。
越前朝倉氏は、約103年間に渡り一乗谷を治めていました。
当時の一乗谷には、応仁の乱で荒廃していた京から文化人が多数来訪し、華やかな一乗谷文化が開花していました。
人口は1万人以上いたと考えられ、城下町は越前の中心地として栄華を極めました。
しかし世は戦国時代。織田信長との戦いに敗れ、火を放たれた町は消滅します。それから約400年、この地は田畑の下に埋もれてしまっています。
再びこの地が日の目を見たのは、1967年から始まった発掘調査からです。
調査では、戦国時代の暮らしぶりがわかる膨大な物や資料が出土。
武家屋敷や寺院、町屋、職人屋敷、道路に至るまで、当時の町並みまでもほぼ完全な状態で発掘されたそうです。
現在は、町並みが200メートル位の長さで一部再現されています。
それ以外は、井戸や建物の基礎部分が大半なので、興味のない人には物足りない観光スポットかもしれません😅
VRを使って当時の暮らしを体現すると、もっと楽...
Read more約450年前の戦国時代にタイムスリップ! 発掘調査で見つかった塀の石垣や礎石をそのまま使い、出土品に基づき忠実に再現された町並。復原町並施設に入るには¥330必要です。 町並みには敵の侵入に備え、一直線に攻めて来られないよう道路にはT字路やクランクあり。周囲を土塀で仕切られた上級or中級武家屋敷では、その格式に違いが判る『薬医門』に『棟門』。また、日本で初めてトイレが確認されたのが一乗谷です!トイレと考えられていた石積みの沢山の穴は見つかっていましたが【金隠し】が出土した為に決定的となりました。 武家屋敷から町家まで1軒ずつ井戸があるのが凄い。水路や排水溝も整備されており、インフラがとにかく素晴らしい!当時の生活水準の高さが伺えます。
施設内では事前予約(有料)で甲冑やお姫様の戦国衣装の着付け体験が出来る他、有料ガイド(要予約・ガイド1名4000円)や、定時ガイド500円(先着18名・10時、12時、14時)を利用することができます。が、私は大勢でワイワイ楽しく賑やかに!より、一人でゆっくり自分のペースで見学したいタイプ。お一人様用のBluetooth機能等で解説して貰える様なシステムサービスがあったら嬉しかったなぁ、...
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