「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のメインライターであり、沖縄海洋博の演出を手掛けるなど多方面にわたって活躍しながらも、不慮の事故により三七才の若さで急逝した金城哲夫のもとの仕事場であり、資料館です。 特撮の円谷英二、美術の成田亨、造形の高山良策、そして脚本の金城哲夫――四人のうち誰が欠けたとしても、ウルトラマンは我々の知るウルトラマンたりえなかったでしょう。若かりし頃にウルトラシリーズの脚本を手掛けた上原正三、市川森一、佐々木守、藤川圭介らが後々まで大いに活躍したことを踏まえれば、金城哲夫の早すぎる死はまこと残念でなりません。 金城哲夫の実家は沖縄にある「松風苑」というすき焼きのお店です。那覇高校の受験に失敗した金城は、上京して玉川学園高等部、玉川大学教育学部と進学します。そこから人づてに「特撮の神様」円谷英二の知己を得て、「キングコング対ゴジラ」以降のゴジラシリーズの脚本を手掛けた関沢新一に師事します。そして円谷プロの創設に携わり、ウルトラシリーズをはじめとした特撮テレビシリーズのシリーズ構成の役割を担いましたが、「マイティジャック」「怪奇大作戦」の「失敗」により円谷プロは大規模なリストラを迫られることになり、金城も円谷プロを去って故郷に戻ります。...
Read moreJust one room, yet home to a great figure — a timeless classic that spans...
Read more日本料理、すき焼きの老舗「松風苑」の敷地内に、ウルトラマンの脚本家、金城哲夫氏の書斎が保存されています。 事前に連絡をしておけば、書斎の中を案内していただけます。金城哲夫氏が亡くなった際のエピソードなどは、ここに来ないと聞けない内容だと思います。明るい書斎ですが、鬱憤した念を感じる場所でした。決して興味本位で訪れる場所ではないと思います。...
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