2024年7月3日、34℃近い暑さの中、おじゃましました。ガイドスタッフさまより、邸宅内の至るところから近辺のあたり、すみずみまで懇切丁寧に説明していただいた上、帰り際にはかんきつ公園で収穫された夏みかんまでお土産としていただき、ありがとうございました。おかげさまで、ゆったりとした素敵な時間を過ごすことができました。 あの、夏みかんを食べながら“酸っぱい…“と言っていたシーンも、こちらで撮影されたものだったのでしょうかね… 玄関に掲示されていた、仲間由紀恵さん出演の2008年JR西日本DISCOVERE ...
Read more日本國第5代内閣総理大臣・田中義一の別邸。明治時代に建てられた小さな屋敷を田中義一が買取り豪華な増築を付け加えて完成した大邸宅。日本の数寄屋大工の技が頂点に達した時代ならではの贅沢な建材と凝った意匠が圧巻。庭園は大きな芝生広場を持つ近代和風庭園の典型で、緩やかに土を盛った築山に庭の中心的景観を示す大立石が置かれている。しかしこの庭の真の主役は屋敷の名称「五松閣」の由来となった江戸時代からそこにある五本の松の大木であり、屋敷の横を流れる橋本川とともに独特の景観を生み出している。また橋本川の対岸には萩藩の菩提寺の一つである大照院があり、その裏山をこの屋敷は庭園の借景としている。また建築にそって配された飛び石や石灯籠や手水鉢などはさすが田中義一の別邸とあっていずれも豪華で凝ったものばかりで圧倒される。この屋敷と敷地は大正期に田中義一の所有となるまでは、明治となり職を失い生活に窮していた萩藩士たちを夏みかん栽培奨励により救った小幡高政(おばたたかまさ)の屋敷だった。そのため現在でも庭の半分は夏みかん畑が残され「かんきつ公園」として整備されている。また、萩八景遊覧船の船上より臨む田中義一別邸は川沿いに続く白壁が大変美しいので是非乗船を。 ...
Read more🏣山口県萩市大字平安古町字平安古164 🅿️🚗…有りました 🚌...巡回バス(平安古南団地前下車徒歩7分程) ※ 営業時間 9時~17時 入場料 100円 ※ 敷地は藩政時代の毛利筑前下屋敷 石高…約16.000石 主屋、江戸時代末頃、土蔵.表門は明治前か~前期に建設されたと感がえられている。 伝統的建造物に平成11月4日に指定されている。 ※ 小幡高政 1817年 吉敷郡恒富村にて誕生。 後に、小幡小平太の養子となる。 郡奉行などを歴任 1876年 萩に帰郷 生活苦境の士族救済のため、授産事業として、夏みかんの栽培を推奨し、萩の地を、日本最初の夏みかん集団栽培の地として、萩の主要産業とした。 ※ 別邸隣に夏みかん100本を植え柑橘類10種類約370本が植えられた柑橘公園が有る。 ※ 田中義一 18646月22日 萩藩士…田中信祐の3男として生まれる。 陸軍に所属し1904年日露戦争に参加、 1918年 陸軍大臣 1927年 総理大臣となる 1929年9月29日 急死(65歳) ※ 大正後半、小幡高政氏より田中義一の所有となり、文部大臣を歴任した田中龍夫の没後遺族より萩市に寄贈される(平成10年5月23日) ※ みか...
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