読書の秋です！｡これまで累計発行部数､1億冊を超えている司馬遼太郎の小説を読んだことありますか？｡[竜馬がゆく][国盗り物語][翔ぶが如く]など､その多くの作品が､映画や大河ドラマで映像化され､私達に歴史上の人物の魅力を教えてくれた､日本を代表する小説家｡そんな彼の偉業を伝えるために､自宅があった東大阪市に設立されたのが[司馬遼太郎記念館]｡恐らく2万冊もの蔵書が､高さ11㍍の壮大な棚に展示されています｡現在は資料整理のため､9月10日まで休館しているんですが､生前の司馬遼太郎の息遣いを､肌で感じることが出来る施設なんです｡ 司馬遼太郎はペンネームで､学生時代に[司馬遷]中国の歴史家が書いた[史記]という歴史書､これを読んで衝撃を受けたということで､自分は[司馬]遷には[遼/ﾊﾙ]かに及ばないということで[司馬遼太郎]の名前を付けました｡ 司馬は､大変､雑木林が好きだったので､自然の趣を維持した庭の先に司馬作品が生まれ書斎が当時のまま残されています｡司馬遼太郎は執筆での疲れた目を休めるときに､いつもこの庭を眺めていました｡特にタンポポや菜の花といった黄色い花を好んだそうで､命日の2月12日には毎年美しい菜の花で彩られています｡ 書斎からさらに奥へ進むと､2001年に完成した[司馬遼太郎記念館]｡ 設計は安藤忠雄さんで､四季の変化を感じられる､入り口までの長いストロークがあり｡内部は､司馬作品とその資料が展示されている､壁一面を埋め尽くす書棚が目に飛び込んくる｡圧巻の光景です！｡不屈の名作を数多く生み出した司馬遼太郎｡これまで様々な作品が映像化されてきました｡何と2020年には､[燃えよ剣][峠]の2作品の映画公開が決まっています🎥｡ 司馬遼太郎は､出版社に迷惑をかけないように､原稿の締切日を絶対に守っていたそうです😊📚｡仕事を､いくつも並行して行っているのに凄すぎます｡#作家