特に70~80年代を中心に児童書などを読む機会の多かった方には、非常に懐かしく感じられると思います。 動物を専門とした絵を描かれていた方で、いろいろな絵本や図鑑などを手がけられています。児童小説のガンバの冒険シリーズの挿絵の方といえば、ははあ、とうなずく方も多いのではないでしょうか。 現に自分もそのクチで、近くにあるシャトレーゼアイス工場の見学が入場規制の憂き目にあい、たまたまこの美術館へ行き、それと分かった次第です。 とてもとても小さな美術館でしたが、見ごたえは十分でした。しっかり鑑賞して1時間、さっと見るなら15分程度でも可能です(さすがにそれはもったいないと思いますが)。 なぜそういう状況かはわからないのですが、敷地はとても広いので、できればもっと増築して展示を増やし...
Read moreこじんまりとした建物が可愛らしいですが、一歩入ると・・・! 看板がまず田島征三先生の作品で「おおっ!」となり、展示の充実で「キャー!」となり、絵のクオリティに感動、大興奮です。 どうぶつのおやこ、が有名なので、藪内さんは四足歩行の動物の画家だと思っていました。 そしたら!! 展示では鳥の絵が圧倒的に多く、鳥好きのわたしはびっくり、そして大興奮!!!
とても珍しい1970年代の企業コラボのイラストのレプリカが安価で手に入ったり、藪内さんを偲んでそうそうたる作家の面々が彼との思い出を語る本が売られていたり、ここに来たからこそ知る藪内さんのお人柄にまたもや感動・・・
つぎは、原寸大丹頂鶴のポスターを買いたい・・・!!!!
とにかく、最高&最高でした。 ほんとうにあ...
Read more動物画、それも絵本などだけではなく、正確さが要求される図鑑・専門書のサイエンティフィックイラストレーションでも名を残す薮内正幸氏の美術館です。
イラスト原画やスケッチもさることながら、高校生のときに自作した手書きの鳥類図鑑が素晴らしいです。 さらに、高校生時代の絵を見た動物学者の今泉吉典氏に推薦され、スカウトのようなかたちで出版社に入る経緯を示す書簡(現物)が読めます。昭和30年代、夢を持つ若者と、周囲の大人たちとの濃密な交流がドラマティックです。
サントリー白州工場見学中に、ここのパンフレットを見つけ、予定のシャトルバスを遅らせて立ち寄りました。白州工場から約1kmの道は、最初の短い区間を除...
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