龍泉洞の存在は古くから知られていました。しかし水量が多く侵入が困難で、本格的な探検は大正期に入ってからなのです。一方この龍泉新洞ですが、1967(昭和42)年に発見された新しいモノです。しかし新洞内部からは縄文土器や石器などが出土しており、人類による「発見」はこちらの方が古かった可能性があります。なお龍泉洞と龍泉新洞は地下水路で連絡されていて、おおよそ5分ほどで水が流れ着くんだとか。二洞間の距離は約300m、すると流速は1m/s 。流れるプールのそれは1.8m/sですからそんなに早くはありません。だったら………😅 龍泉洞は混んでいましたが、こちらにはほとんど人が居ませんでした。しかし古代人の生活跡やヘラジカなどの痕跡も見学でき、古代史オタクにはおすすめの場所です。龍泉洞から徒歩で5分、ご来訪お待ちしています。 ところで、かつて岩泉町へは鉄道が乗り入れていました。JR岩泉線です。1972年2月には岩泉駅までの全線が開業し、観光の一翼を担いました。しかしその後道路の整備に伴い乗客数は激減しました。2010年7月の土砂崩れに伴い一部区間が不通となり、その後復旧することなく2014年4月1日に廃止されました。 岩泉線は廃線となりましたが、当時の遺構はまだ残されています、押角トンネルです。せめてそれだけでも見に行こうと思いましたが、2020年には自動車用に「魔改造」されていたのです。遅きに失しました。 余部橋梁、タウシュベツ川橋梁然り!...
Read moreThis was a cool museum. It was like a smaller version of the Ryusendo cave with information about the cave. There are some steps inside but...
Read more龍泉洞のすぐ近くにある1967年に発見された洞穴を利用した科学館。 龍泉洞のから見て川と道路を挟んだ反対側の高台に入口があります。
龍泉洞に入場するとこちらの施設の半券もセットで付いてくるのですが、知名度が低いのかあるいは科学館というお堅そうなイメージがあるためか、龍泉洞の内部は観光客が多かったのに対し、こちらは全く人に会いませんでした。
しかし、中は龍泉洞に見劣りしないしっかりした洞穴で、石筍やチャートの実例を説明を交えて間近でみることができ、中々に良い経験ができました。 15分ほどでさっと見学できるので、龍泉洞を訪問された際にはこちらも併せて見学することをおすすめします。
■予約:不要
■料金:入場券(1,100円)※龍泉洞との共通券
■アクセス性:バス停「龍泉洞」下車徒歩2分。※盛岡駅...
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