Rakusan-en, or Obata Jin'ya is the site of a feual lords tea house and garden. It is beautiflly recraeted with tea houses, tenements and various gates. It is quite a trek from the trai station if you are a walker, but it is well worth the visit. It costs 300 yen entrance fee but it is worth the small fee.
The gardens are complete with water courses and ponds. The former buildings and rooms are marked...
Read more北門入口から入って南に広がる庭園を見渡すと、(まぁ、群馬だし・・・おや?おやおやおや!)と予想を裏切るどころか圧倒的な庭園構成に驚嘆である。朝一番に行ったこともあろうが、その南正面にある朝日まぶしい滝口には岩々を伝う水が、光を受けて光一色にきらめきながらまるで光の精のように池に注いでおり、それだけでも驚嘆。中島の景石(黄金石)は桃山風に力強く、斧で削ったように鋭角なシルエットで、そこもまた日射に鏡のように光り、遂には全体が融けたメタルのように輝くのには仰天である。池のまわりは大和絵風の柔らかな起伏が巡り、その西側には築山を連ねて茶室が上下に2つ造営されていて庭や周囲の景観を俯瞰できるようにデザインされている。そうした優美さや遊び心と岩組に見られる武家的峻厳さの対比の妙にはもう声もない。 この高度に計算された庭園造営は一体・・・と、調査書を購入して調べると、作庭したのは小幡織田家(信長の次男信雄の系統)の下命で茶人の藪内紹智2世の真翁が担当した可能性が高いとか。この庭は軸線が極めて明瞭であるのが特徴で、池の北端にある拝石(おがみいし)から南を眺めると、中島、滝口、そして庭の向こうの借景熊倉山が一直線に繫がり、また池の東端にある羽衣石から西側を見ると、枯滝、築山上の茶室とこれまた一直線につながるという構成であり、園内外の景色と有機的に繋がることによって敷地をより大きく見せることに成功している。そのため例えば、この庭の池(昆明池:1000㎡)が京都天龍寺の庭の曹源池(1200㎡)よりも小さいというのには納得できないほどであり、作庭者の卓越した技術を認めるまでである。 しかし、明治6年にはこの庭は払い下げとなり、平成の発掘まで田畑に埋まることになる。復元できたのは滝口や中島、築山といった庭園主要部の岩組が発掘の結果、残って出土したからであり、一方で庭園東側は汀線は残っていても石は皆持ち去られていたが、その差は何故かと考察すると、恐らくせめて主要部だけでも何とか残したいと願った人がいたからではないか、とのことでそれまた心を打つものがある。そして発掘の結果、さらに明らかになったのはここから縄文土器が多数出土したことであり、往時の集落が敷地東部に想定されるとのこと。つまりこの熊倉山を望む南北の軸線はおそらく縄文時代由来の記憶であり、その庭園の妙に感動しながらも、なお脳裡には連綿とした太古の美意識が知らずに呼び起されているのである。 1枚目手前...
Read more楽山園は、江戸時代初期に織田氏によって造られた小幡藩邸の庭園です。築庭は織田信長の次男である織田信雄。 名の由来は『論語』の「智者は水を楽しみ、仁者は山を楽しむ」の一文から採ったものだそうです。 池泉回遊式の借景庭園で、「戦国武将庭園」から「大名庭園」へと移行する過渡期の庭園と位置付けられ、京都の桂離宮と同じ特色があります。 景石(けいせき)の置かれた池を中心として、「中島」や「築山」を築いて起伏のある地形を造り出し、「梅の茶屋」や全国的にも珍しい 五角形の形状をした「腰掛茶屋」など複数の茶屋を配し、それらを巡る園路にも工夫を凝らしています。 借景庭園としても秀逸で、庭園の西側にある雄川(おがわ)をはさんで紅葉山(もみじやま)、南方の連石山(れんせきざん)、熊倉山(くまくらやま)などの山並を借景として取り込み、豊かな広がりを演出している空間構成は、庭園美の極みといえます。 さらに、複数の茶屋を配していることから、「織田氏と茶事」との関連も深くうかがうことができ、歴史的・文化的にも高い価値がある庭園です。 楽山園という名前の由来は、「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム」という論語の故事から名付けられたと言われています。 平和の始まりを意味する「元和(げんな)」元年(1615)に小幡の地を拝領した織田信雄。戦乱の世を駆け抜け、ようやく訪れた天下泰平の世に築いた楽山園には、世の平和と領民の安心を願う気持ちが込められているそうです。 とにかく、庭園が素晴らしいです。小高い築山の上には、梅の茶屋といわれる畳式の小屋が復元されており、実際に座敷にあがって殿様気分で庭園風景を眺めることができます。 ぜひ、あなたも、殿様、姫君気...
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