■概要 西国33所観音巡礼の第26番札所、「法華山」一乗寺。兵庫県加西市に立つ古刹、平安、鎌倉時代からの建物が残っており、それらは国宝、重文となっています。緑豊かな山に囲まれた静かな環境にあるお寺です。急な石段を登った金堂(本堂)が札所となっており、こちらで御朱印が受けられます(08:00〜)。2021年現在西国33巡礼1300年記念の御朱印をいただけ(2023年3月まで延長)、「千」の散華をいただくことができます(2023年3月まで延長)。 ■アクセス 参拝者用の有料駐車場があり、便利にアクセスすることができます。駐車料とは別に入口で入山拝観料1名500円を払います。入口付近にある石造の卒塔婆(そうとうば、鎌倉期)の横を通り、石段を登って本堂に向かいます。途中、常行堂、三重塔の前を通ります。御朱印を頂いてから、本堂から更に歩を進めると、開山堂のある奥の院まで行けます。 ■由来 「八葉の蓮華」に例えられる山々の中心に位置することから、開祖法堂仙人が法の華の寺としたと伝えられます。ご本尊は秘仏の聖観音菩薩で、法道仙人の守り本尊と伝えられます。御前立ちは白鳳期のもので宝物館に保管され、ご本尊ともに重要文化財に指定されています(宝物館は通常は4月、11月に公開されます)。 ■ツーリング情報 オートバイで入山し、参拝者用駐車場に停めることができ、駐車料金は130円です。お寺からは離れますが、北条鉄道法華口駅前にミニ三重塔があります。バイクだと気軽に立ち寄れます。 ■見どころ・撮影スポット ・三重塔 平安期の建物で、最古レベルの三重塔です。上の階層ほど屋根が小さくなるなど、昔の塔のデザインを伝えており、国宝に指定されています。近くからはどっしりとした安定感ある姿を、本堂からは上からの優雅な姿を眺めることができます。 ・鎌倉期〜寛永期の建物群 本堂、護法堂、妙見堂、弁天堂といった建物は鎌倉〜江戸時代に建てられたもので、重要文化財に指定されています。 ・本堂〜太子堂 本堂から奥の院に進む道から、太子堂の方に降りてくることができます。放生池があったり、「賽の河原」と呼ばれるスポットがあります。大変静かな環境で、お地蔵さんに石積みがされていたり独特の雰囲気があります。奥の院や賽の河原を見ると、古代のパワースポットを感じられます。 ■売店・トイレ・他 門前にトイレと休憩所があります。境内には見当たりませんので、予め用を足して...
Read more西国三十三ヶ所巡りの二十六番札所。広い駐車場が、1日300円。入山料が500円なり。 町には近いですが、山間で谷なんでしょうか。携帯の電波が届きません。少しビックリしました。
道路端からはお寺の全容は、密生した森に覆われ見えませんが、かなりの山の斜面・・・本堂まで、かなりの階段を覚悟ください(笑)時間はかかりますが、迂回路で坂道もあります。足腰が心配な方や車イスの方は、コチラみたいな案内板がありました。 とは言え、ゆるやかな坂にしてくれてますが、なかなかの距離を行くことになりますので悪しからず。
国宝の三重塔は、長~い階段と途中にあります。威風堂々な佇まいを見上げると、歴史を感じました。格好良かったです。本堂から見下ろす三重塔も、雰囲気あって良かったです。
森に囲まれたお寺のため、せっかく登っても景色は見渡せません。付近の山の森が見えるだけ・・・。 そのせいか休日でも人の入りは少なそうな感じでした。
本堂から、さらに奥・・・奥の院、賽の河原まで入ると、さらに人の入りも少なく、神妙な雰囲気が漂います。たくさんの石積みは、なかなか異様な雰囲気でした。
お寺の片隅に見子堂?見子大神?という社がありました。もとは神社だったそうですが、今はお寺の人が管理されているそうで、堂と呼ばれてるそうです。「ミルコ」と読むそうです。聞いたことのない神様で、謂われなど知らないのですが、傍らに沢山の神様の列柱があり、巨木の森の中ということもあり厳かな空気感が流れていて、静かな気持ちになる場所でした。立...
Read more「春は花 夏は橘 秋は菊 いつも妙なる法の崋山」 西国巡礼第26番札所 法崋山 一乗寺。 姫路駅北口バス乗り場14番から9時発のバスで目指しました。確認した口コミやuチューブ等で確認したらバス便が少ないとの情報で慌てましたが神姫バスのネット確認で4〜5便だったので始発の9時に乗り、帰りは10時44分ので戻り11時40分過ぎの大阪方向の阪神で姫路を゙後に出来ました。 さて、一乗寺のバス停の前がお寺の入口で向かいの建物から「お茶の接待」の呼びかけを聞きながら参拝に向いました。先ず、とりあえず帰りのバスの時間を確認しておいてから、直ぐに入山料金¥500円払い石段に。(石段の右に道が分かれ車椅子の方は分かれる様です。本堂の手前はかなりの坂でした。)上れば「古いお堂」「国宝の三重塔」。椅子で休んで再び石段を上れば右手に折れて「鐘楼」。見上げたら「本堂の大悲閣」。いずれも立派な木造建築。何とも言えない感激がありました。「一乗寺・圓教寺」共に仏像には御縁が無かったけれど今回の一乗寺では巡礼姿の山伏姿の二人連れが本堂のお参りで、まさかの「法螺貝」の披露。そういえば、開祖が中国から雲に乗ってやって来た仙人さんだった。弁天堂の後ろにも不思議な穴が在ったな。 御朱印¥500円と記念の手ぬぐい¥500円を購入して「賽の河原?」は廻らす来た道戻りバス停に。紅葉には少し早く、新緑・紅葉・桜の頃はきっとステキと...
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