香取神社は、経津主大神をご祭神として奉祀する埼玉県東部地区有数の古社。 屋根葺替の工事を行った徳治元年(1306)の棟札が保存されている。これは県東部で最古のものと言われる。 桧皮葺一間社流造りの本殿は、昭和31年に埼玉県有形文化財に指定されている。
「香取神社は、古くは金井明神と称し、天正19年(1591)に10石の朱印地が与えられ、同年に社殿が再建したと伝えられる。 元禄年間建立の覆屋に収まる本殿は、一間社、流造り、桧皮葺、和様の端正な小建築で、室町時代末期の建立と推定される。 当社の存在は、かつてこの地域が下総国に属して、同国一宮香取神社の祭祀圏内にあったことを示している。 昭和26年の江戸川改修で現在地に移され、同49年度には、部分修理と塗装復原を実施にて、往時の美しさを取りもどした。」境内案内板(春日部市教育委員会)より。
昭和62年に伐採されましたが、埼玉県指定天然記念物に指定された西金野井香取神社の大ケヤキは樹令600有余年、高さ23m、幹回りであった。近所では香取神社の大ケヤキはシンボルとして親しまれ、最寄りの南桜井駅からタクシーを使うときはそう伝えればすぐに分かった。
敷地本殿の右側にある建物は舞台として使われる仕様になっているが近年使われているのは見たことがない。
昭和50年代であるが、建物の下には蟻地獄が生息しており、幼い頃はよく蟻を入れて蟻地獄を捕まえたことがあった。また、近所の子供達はよく缶蹴りをして遊んだものだ。夏休みには早朝ラジオ体操が行われ、カードを紐で首からぶら下げて、参加するたびにスタンプをもらっていた。
近くには「鈴木屋」という酒屋があり、雑貨や食料品も購入できる繁盛していた店があった。父親は必ずここでビールの配達を頼んでおり、ケースごと運んでくれていた。引き取りも行ってくれた。江戸川の土手に遊びに行くときは必ず立ち寄りお菓子や飲み物を買ったものだ。その後ヤマザキストアに転換して今はシ...
Read more本殿は昭和31年に県指定文化財となっています。 このあたりでは比較的大きい神社で明治9年に郷社となっているようです。 境内には金毘羅権現、愛宕神社、北野天満宮、稲荷神社、鹿島神社がまとめられた社や立派な手水舎など見どころも多い神社だと思います。
この神社は昭和27年の河川改修時に約100m北にある江戸川堤防天端道路のあたりから現在の場所に移ったものだそうです。 その跡地の一部はわりと最近まで姿を残していました。
ニノ鳥居のそばに浅間塚、そして二ノ鳥居から150mほど南の住宅街の中に大きな一ノ鳥居がありますが、この鳥居のそばには神明社の小さな祠があります。 一部の古い地図ではなぜかこの一帯の唯一の神社として神明社の表記だけがあるのですが理由は不明です。
尚、この神社がある土地は江戸川改修時に二分された金野井が元で、川から西が西金野井・東が(千葉県野田市の)東金野井となっています。 近くを流れる江戸川の少し上流の方にも西宝珠花・東宝珠花と川を隔てて二分された土地がありますね。 この神社がある金野井(そして宝珠花にも)には江戸時代から続く...
Read moreちょっと不思議な区画に参道と鳥居がある香取神社。近辺ではわりと大きな神社で古くから信仰を集めていたようだ。いろんな御利益があるようだが、悪魔祓いとかゾッとしないな。また小さいながら舞台が設置されているようだ。かつては獅子舞があったらしい?脇目をふると、お隣りの施設に放置されている動物の偶像?らしきがかなりシュール。 ちなみに本殿は裏手にあるが滅多に開かないらしい。神主はどこかと兼任なのか、在住していない様子。 (2022.05...
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