Kogakuji — Attraction in Komoro

旧北国街道は追分・分去れで旧中山道と分岐した後小諸市に入り、与良町・荒町と街中を抜け『光岳寺』の門前で直角に折れ曲がります。 現代の道路造りでは何の問題も無い『橋』や『坂』も江戸時代ではなるべく避けたい筈です。 小諸は急坂と川の造る深い谷が多く、地形上この様な道が妥当だったのかと思われます。 『浄土宗・天機山・傳通院・光岳寺』 『伝通院』とは法名を授かった『徳川家康の母＝お大の方』の事。 小諸城主が松平氏の時に勧進された模様です。 小諸城・城主も実に遍歴が面白い城でその歴史は平安時代迄遡ります。 『源義仲＝木曽義仲』が段丘上に館を造ったのが始まりとされています。信濃国東の要として戦国時代『武田・上杉・北条・徳川・真田』と各国の将が目を着けています。 やがて『豊臣』が天下を取ると関東に追われた『徳川』が小諸に勢力を伸ばします。『関ケ原合戦』の後、勝利した徳川幕府配下の『仙石秀久氏』が築城を完成させ初代城主となります。 その後も『松平氏』『牧野氏』と続いた小諸城も明治になり廃城を迎えます。 『徳川家の菩提寺』として手厚い庇護を受けていますので、当然寺紋にも『三つ葉葵』が見られます。 境内を散策していると念仏碑が見られます。浄土宗では『南無阿弥陀仏=念仏』を唱えると誰でもが極楽浄土へ行けると云われています。 本堂賽銭箱脇に『二次元バーコード』？　感染症対策でしょうか。最近の寺院は進んでますね。 境内には『松井稲荷大明神』も祀られていました。『松井氏』は『松平氏』の参謀として名前が残されていますのでそのご縁かも知れません。（小諸市には『松井姓・牧野姓』が多く見られます） 墓地墓石の撮影は禁止とされていました。個人情報から誹謗中傷に繋がらない様にする為の配慮です。 小...

山門は、小諸城にあった足柄門で明治5年に移築されたもの。楼門も江戸時代のものだということだ。 朝は小学生が通学で中を通るような地域の人々に親しまれた寺。境内には巨木が何本かあり、街中の寺院でありながら景色を作っている。大晦日には近隣の...

天機山傳通院光岳寺は長野県小諸市荒町１丁目に境内を構えている浄土宗の寺院です。光岳寺（小諸市）光岳寺の創建は於大の方（徳川家康の生母）と再婚した松平佐渡守俊勝との子供である松平因幡守康元と共に開いたのが始まりとされます。 春に...