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Saimyoji — Attraction in Mashiko

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Saimyoji
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Saimyoji tourism.Saimyoji hotels.Saimyoji bed and breakfast. flights to Saimyoji.Saimyoji attractions.Saimyoji restaurants.Saimyoji travel.Saimyoji travel guide.Saimyoji travel blog.Saimyoji pictures.Saimyoji photos.Saimyoji travel tips.Saimyoji maps.Saimyoji things to do.
Saimyoji things to do, attractions, restaurants, events info and trip planning
Saimyoji
JapanTochigi PrefectureMashikoSaimyoji

Basic Info

Saimyoji

4469 Mashiko, Haga District, Tochigi 321-4217, Japan
4.2(452)
Open 24 hours
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Ratings & Description

Info

Cultural
Scenic
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Sat, Dec 13 • 10:00 AM
309-1735, Ibaraki, Kasama, Japan
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Reviews of Saimyoji

4.2
(452)
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5.0
3y

獨鈷山 西明寺【笑い閻魔】 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4469

笑い閻魔で有名な、西明寺です。

坂東三十三観音 第20番 獨鈷山西明寺(益子観音)

本尊 十一面観世音菩薩 開基 行基菩薩 創立 天平九年(737) 詠歌 西明寺 ちかひをここに 尋ぬれば ついのすみかは 西とこそきけ

案内板を文字起こししておきます。

西明寺における文化財について ◇国指定重要文化財 西明寺楼門1棟 この楼門は延徳元年(1489)に着工し10年を要して完成したものと伝えられる。屋根は茅葺きで入母屋造りである。斗供(ときょう)や蟇股(かえるまた)等に室町時代の特徴がよく表われており又唐様の形式をよく残した貴重なものである。 ◇国指定重要文化財 西明寺三重塔1基 この三重塔は天文7年(1539)頃の完成と考えられている。この塔の大きな特徴は屋根が板屋根となっていることで塔としては、日本唯一のものである。また彫刻等に室町時代の特徴を残している。 ◇国指定重要文化財 西明寺本堂内厨子1基 本堂の内陣中央に位置し中に十一面千手観音を安置している。西明寺においては最も古い室町時代初期の建造物である。純然たる唐様の建築で、板葺きの屋根の反りや勾配は、特に 優雅に造られている。室町時代初期の遺構として貴重な厨子である。 ◇栃木県指定有形文化財(建造物) 西明寺本1棟 この本堂は五間四方寄棟造りで屋根は茅葺き形銅板葺きである。前面一間が吹き抜きとなっている。元来室町時代の正造であったが江戸初期の火災で焼損し元禄15年(1702))に再興されたものである。彫刻、彩色など江戸文化の華やかな面が表われている。 ◇栃木県指定有形文化財(建造物) 西明寺鐘楼1棟 この鐘楼は二間四方の宝形(ほうぎょう)造り茅葺きで江戸中期の建立と推察される装飾彫刻も少なく単純な構造であるが、この式のものは県内では他に類がなく独特のものであり、古式に倣って造営されたものと思われる。 ◇栃木県指定史跡 西明寺境内 本寺は、寺伝によると天平9年(737)行基の草創といわれ隆盛を極めたが、以後戦乱などにより荒廃、再興をくり返し現在に至っている。坂東20番札所としての名刹でもある。この境内の歴史的価値は、ここに残されている幾多の文化遺産をみても明らかである。 ◇栃木県指定天然記念物 西明寺の椎林叢19本 シイはブナ科の暖地性常緑高木である。鉄道の階段左右にみられるこれらの巨木は、最大のもので樹高23メートル目通周囲3.7メートルもありこの境内をより壮厳なものにしている。 ◇栃木県指定天然記念物 こうやまき1本 樹高30メートル、目通周囲5.4メートル推定樹齢750年 こうやまきはスギ科の常緑高木である。和歌山県の高野山で霊木として保護されていたことによりこの和名がある。これは、承元3年(1209)に植えられたものといわれ、北関東のこうやまきとしては、最大である。 ◇栃木県指定有形文化財(彫刻) 木造閻魔大王及び両脇侍像3軀 大きくあけた口から長く出た舌の様子からあたかも笑っている表情にみえるため「笑い閻魔」と人々に親しまれている。閻魔像としては巨大さにおいて(像高2.5メートル)全国一を誇るものであろう。 栃木県教育委員会 益子町教育委員会

本堂  逗子  こうやまき 鐘楼      閻魔堂 楼門 椎林   椎林 三重塔

SAIMYOJI TEMPLE Saimyōji temple, also known as Tokko-san Fumon-in, is a temple of the Busan Shingon school. Its main revered figure is the Eleven-Faced Kannon Bosatsu who achieved perfect freedom from egoism to arouse great compassion. It was built in the 9th year of the Tempyo Era (A.D.737) by the great priest Gyoki Bosatsu with the backing of Ki Arimaro, (Ki being the old surname of the Mashiko family). It was dedicated in 739. At its height of influence in 782 it had twelve places of residence for monks. In 905, the main figure was recarved by the Master Eizan. In 1127, all buildings were destroyed by fire, rebuilt in 1178, and destroyed again in 1351. The main hall was rebuilt in 1394. In 1701, Hirano Mataichi organized the restoration of the main hall. In 1714, the hall which houses the "Laughing Emma" (Emma-do) was built and Saimyōji looked much as it looks today.

TOWER GATE This Muromachi building was built in the 1st year of the Meio Era (1492), in the Chinese Tang Dynasty style.

THREE-STORIED PAGODA This symbol tower of Buddha was built in the 6th year of the Temmon Era (1537) by Mashiko Iemune. It is a mixture of Chinese and Japanese styles.

MAIN HALL BELL TOWER HALL HOUSING LAUGHING EMMA TOWER GATE THREE-STORIED...

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5.0
6y

坂東観音霊場第二十番札所独鈷山西明寺にお詣りします。真岡鐡道の益子駅で下車。真岡鐡道は関東圏 では珍しいディーゼルカーやSLが走りますがSuicaは使えません。西明寺へのバス便はなく、タクシーがいやなら1時間歩かなくてはなりませんが幸い益子駅にはレンタル自転車があり大助かりです。益子は陶芸で有名ですが駅前は閑散としていました。駅前の観光案内所で道を尋ねると親切に教えてくれましたので早速自転車で走り出しました。益子の駅から1キロ程は陶芸店などが並びます。城内坂交差点を南に折れると辺りは田園風景に変わります。城内の名の通り益子には鎌倉時代から益子氏を始めとする豪族の城が築かれていました。「益子県立自然公園 西明寺」の看板を見て自転車を走らせます。やがて周囲は森になり道は次第に勾配を増します。坂を登りきった所が西明寺の納経所でここから急な石段を登ります。石段を登り切ると茅葺きの重厚な仁王 門が現れます。銅板葺きの屋根のシルエットが美しくも可愛らしい小振りな三重の塔も建っています。また正面が見事な彫刻で装飾された観音堂も含めて全て室町時代の建立で国指定重要文化財です。この札所は文化財の宝庫です。ご本尊さまは天平9年(737年)行基菩薩が刻んだと伝わる十一面観音さま。堂前でお賽銭を捧げ十句観音経と般若心経をゆっくり読みました。そして境内に並ぶ坂東札所の写し本尊を参拝します。江戸時代の石仏は皆穏やかなお顔の仏さまで心洗われる思いがします。観音堂の裏手は杉林で脇の沢からサラサラと水音が聞こえます。また林の奥から野鳥のさえずりが響きます。そして夏の名残りを惜しむようなセミの鳴き声を聞きながら心ゆくまで散策することが出来ました。このような贅沢な時間を過ごせたのも自転車のおかげです。タクシーだと「運転手さんをあまり待たせてはいけな い」という思いでつい焦ってしまいます。納経だけで済ませたのではせっかくの札所巡りが勿体無いと思うのです。最後に閻魔堂を参拝します。笑いの閻魔と呼ばれる関東随一の大 きな閻魔さまが安置されており間近に拝むことが出来ます。閻魔さまが笑っているのは珍しいですが、怖い閻魔さまがなぜ笑っているかと言えば地蔵菩薩の化身だからとのことです。でも閻魔さまは笑っていてもやはり怖い。申し訳無いけれど怖い顔の人がニヤリと笑ったら却ってゾゾっとしませんか。境内に参拝客の姿はありません。一人で閻魔堂に入るとまず入口にある奪衣婆像が怖いです。これらの像を見て昔の人々は観音さまやお地蔵さまの有難さを身に染みて思ったはずだと納得しました。石段を下りて納経所で納経印を頂きます。納経所の向かいの休憩所では軽食が頂けるので茸蕎麦を注文しましたら「観音様のお供え物ですが」と巨峰...

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6y

笑い閻魔──と言うよりは笑い閻魔の見開き御朱印で有名になってしまった寺院です。ろくに参拝もせず御朱印だけ求める輩が多いのには辟易させられます。 御朱印が有名な社寺のうちには御朱印以外に取り立ててのコンテンツがないところもありますが、ここは堂宇も仏像もなかなかのものです。参拝を疎かにして御朱印だけもらって帰るのは、福神漬けだけ食べてカレーを食べずに帰る、メンマだけ食べてラーメンを食わずに帰るのに近いものがあります。 御朱印以外の良さも知っていただきたいとの思いも込めて、評価は☆四つです。

以下、お役立ち情報です。

一.最寄りの益子駅からは三.五キロ、徒歩で一時間弱の距離です。レンタサイクルもありますが、ラスト一キロほどは結構きつい登坂となります。 二.益子市街を離れると西明寺までコンビニはおろか自販機もありません。夏場は水分確保を忘れないようにしましょう。 三.納経所は休憩所を兼ねていて、楼門へと続く石段のふもとにあります。トイレは休憩所にしかないので、ゆっくりたっぷりと古刹の良さを堪能したい方は先に用を足しておいたほうが良いでしょう。 四.休憩所では一一時から売切れ御免でそばを販売しています。門前でなくとも普通に売れるレベルです。 五.納経所で三〇〇円をお納めすれば本堂内陣を拝観できます。本堂内陣には本堂右手の五色幕をめくって中に入り、御本尊の前を横切って左手の木戸から入ることになります。そのあたりの説明が本堂周辺にはないので、納経所でお寺の方に確認するのが良いかと存じます。 六.公共交通機関でのアクセスは至便とは言いがたいのですが、益子駅と笠間稲荷、益子駅と宇都宮駅を結ぶバスが運行されています。旅程を組む際の参考としてください。 七.益子駅周辺は閑散としていますが、その東にある益子参考館周辺にはいろいろとお店があってそれなりに賑わっています。 八.笑い閻魔の御朱印は休憩所で出すそばを打っている方が一人で書いているようで、そちらの対応で忙しい十一時から十四時は受付中止、それ以外の時間でも寺院(書き手)都合での受付中止がありえます。確実な授与を望むなら事前の問い合わせが肝要です。 九.楼門と三重塔、本堂内の厨子が国重文に指定されています。本堂そのものもなかなかの威容ですが、塗装の剥落が顕著で修復が望まれます。 十.笑い閻魔を安置した閻魔堂は本堂手前左手にあります。堂内への立入はできず格子戸から中をのぞく形での参拝となります。納経所では笑い閻魔をあしらった御...

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獨鈷山 西明寺【笑い閻魔】 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4469 笑い閻魔で有名な、西明寺です。 坂東三十三観音 第20番 獨鈷山西明寺(益子観音) 本尊 十一面観世音菩薩 開基 行基菩薩 創立 天平九年(737) 詠歌 西明寺 ちかひをここに 尋ぬれば ついのすみかは 西とこそきけ 案内板を文字起こししておきます。 西明寺における文化財について ◇国指定重要文化財 西明寺楼門1棟 この楼門は延徳元年(1489)に着工し10年を要して完成したものと伝えられる。屋根は茅葺きで入母屋造りである。斗供(ときょう)や蟇股(かえるまた)等に室町時代の特徴がよく表われており又唐様の形式をよく残した貴重なものである。 ◇国指定重要文化財 西明寺三重塔1基 この三重塔は天文7年(1539)頃の完成と考えられている。この塔の大きな特徴は屋根が板屋根となっていることで塔としては、日本唯一のものである。また彫刻等に室町時代の特徴を残している。 ◇国指定重要文化財 西明寺本堂内厨子1基 本堂の内陣中央に位置し中に十一面千手観音を安置している。西明寺においては最も古い室町時代初期の建造物である。純然たる唐様の建築で、板葺きの屋根の反りや勾配は、特に 優雅に造られている。室町時代初期の遺構として貴重な厨子である。 ◇栃木県指定有形文化財(建造物) 西明寺本1棟 この本堂は五間四方寄棟造りで屋根は茅葺き形銅板葺きである。前面一間が吹き抜きとなっている。元来室町時代の正造であったが江戸初期の火災で焼損し元禄15年(1702))に再興されたものである。彫刻、彩色など江戸文化の華やかな面が表われている。 ◇栃木県指定有形文化財(建造物) 西明寺鐘楼1棟 この鐘楼は二間四方の宝形(ほうぎょう)造り茅葺きで江戸中期の建立と推察される装飾彫刻も少なく単純な構造であるが、この式のものは県内では他に類がなく独特のものであり、古式に倣って造営されたものと思われる。 ◇栃木県指定史跡 西明寺境内 本寺は、寺伝によると天平9年(737)行基の草創といわれ隆盛を極めたが、以後戦乱などにより荒廃、再興をくり返し現在に至っている。坂東20番札所としての名刹でもある。この境内の歴史的価値は、ここに残されている幾多の文化遺産をみても明らかである。 ◇栃木県指定天然記念物 西明寺の椎林叢19本 シイはブナ科の暖地性常緑高木である。鉄道の階段左右にみられるこれらの巨木は、最大のもので樹高23メートル目通周囲3.7メートルもありこの境内をより壮厳なものにしている。 ◇栃木県指定天然記念物 こうやまき1本 樹高30メートル、目通周囲5.4メートル推定樹齢750年 こうやまきはスギ科の常緑高木である。和歌山県の高野山で霊木として保護されていたことによりこの和名がある。これは、承元3年(1209)に植えられたものといわれ、北関東のこうやまきとしては、最大である。 ◇栃木県指定有形文化財(彫刻) 木造閻魔大王及び両脇侍像3軀 大きくあけた口から長く出た舌の様子からあたかも笑っている表情にみえるため「笑い閻魔」と人々に親しまれている。閻魔像としては巨大さにおいて(像高2.5メートル)全国一を誇るものであろう。 栃木県教育委員会 益子町教育委員会 本堂  逗子  こうやまき 鐘楼      閻魔堂 楼門 椎林   椎林 三重塔 SAIMYOJI TEMPLE Saimyōji temple, also known as Tokko-san Fumon-in, is a temple of the Busan Shingon school. Its main revered figure is the Eleven-Faced Kannon Bosatsu who achieved perfect freedom from egoism to arouse great compassion. It was built in the 9th year of the Tempyo Era (A.D.737) by the great priest Gyoki Bosatsu with the backing of Ki Arimaro, (Ki being the old surname of the Mashiko family). It was dedicated in 739. At its height of influence in 782 it had twelve places of residence for monks. In 905, the main figure was recarved by the Master Eizan. In 1127, all buildings were destroyed by fire, rebuilt in 1178, and destroyed again in 1351. The main hall was rebuilt in 1394. In 1701, Hirano Mataichi organized the restoration of the main hall. In 1714, the hall which houses the "Laughing Emma" (Emma-do) was built and Saimyōji looked much as it looks today. TOWER GATE This Muromachi building was built in the 1st year of the Meio Era (1492), in the Chinese Tang Dynasty style. THREE-STORIED PAGODA This symbol tower of Buddha was built in the 6th year of the Temmon Era (1537) by Mashiko Iemune. It is a mixture of Chinese and Japanese styles. MAIN HALL BELL TOWER HALL HOUSING LAUGHING EMMA TOWER GATE THREE-STORIED PAGODA 英文をDeeplで翻訳しておきます。ところどころ怪しいところがありますが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。 西明寺 西明寺は、特高山普門院とも呼ばれる釜山真言宗の寺院である。本尊は十一面観音菩薩で、自我を完全に脱して大慈悲を得たとされる。天平9年(西暦737年)、大師行基菩薩が紀有麿(益子氏の旧姓)の支援を得て創建。739年に奉納された。782年、最盛期には12ヶ所の僧坊があった。905年、叡山が本尊を彫り直した。1127年、すべての建物が焼失し、1178年に再建、1351年に再び焼失した。本堂は1394年に再建された。1701年、平野又一が中心となって本堂の修復を行う。1714年、「笑う閻魔堂」が建立され、西明寺は現在の姿になった。 塔頭(とうがしら 明応元年(1492)に建てられた室町時代の建物で、中国の唐様を基調としている。 三重塔 天文6年(1537)、益子家宗が建立した仏塔。中国と日本の様式が混在している。
七面鳥放浪記七面鳥放浪記
笑い閻魔──と言うよりは笑い閻魔の見開き御朱印で有名になってしまった寺院です。ろくに参拝もせず御朱印だけ求める輩が多いのには辟易させられます。 御朱印が有名な社寺のうちには御朱印以外に取り立ててのコンテンツがないところもありますが、ここは堂宇も仏像もなかなかのものです。参拝を疎かにして御朱印だけもらって帰るのは、福神漬けだけ食べてカレーを食べずに帰る、メンマだけ食べてラーメンを食わずに帰るのに近いものがあります。 御朱印以外の良さも知っていただきたいとの思いも込めて、評価は☆四つです。 以下、お役立ち情報です。 一.最寄りの益子駅からは三.五キロ、徒歩で一時間弱の距離です。レンタサイクルもありますが、ラスト一キロほどは結構きつい登坂となります。 二.益子市街を離れると西明寺までコンビニはおろか自販機もありません。夏場は水分確保を忘れないようにしましょう。 三.納経所は休憩所を兼ねていて、楼門へと続く石段のふもとにあります。トイレは休憩所にしかないので、ゆっくりたっぷりと古刹の良さを堪能したい方は先に用を足しておいたほうが良いでしょう。 四.休憩所では一一時から売切れ御免でそばを販売しています。門前でなくとも普通に売れるレベルです。 五.納経所で三〇〇円をお納めすれば本堂内陣を拝観できます。本堂内陣には本堂右手の五色幕をめくって中に入り、御本尊の前を横切って左手の木戸から入ることになります。そのあたりの説明が本堂周辺にはないので、納経所でお寺の方に確認するのが良いかと存じます。 六.公共交通機関でのアクセスは至便とは言いがたいのですが、益子駅と笠間稲荷、益子駅と宇都宮駅を結ぶバスが運行されています。旅程を組む際の参考としてください。 七.益子駅周辺は閑散としていますが、その東にある益子参考館周辺にはいろいろとお店があってそれなりに賑わっています。 八.笑い閻魔の御朱印は休憩所で出すそばを打っている方が一人で書いているようで、そちらの対応で忙しい十一時から十四時は受付中止、それ以外の時間でも寺院(書き手)都合での受付中止がありえます。確実な授与を望むなら事前の問い合わせが肝要です。 九.楼門と三重塔、本堂内の厨子が国重文に指定されています。本堂そのものもなかなかの威容ですが、塗装の剥落が顕著で修復が望まれます。 十.笑い閻魔を安置した閻魔堂は本堂手前左手にあります。堂内への立入はできず格子戸から中をのぞく形での参拝となります。納経所では笑い閻魔をあしらった御朱印帳も販売しています。
ホタカ・東京ホタカ・東京
西明寺は真言宗のお寺です。本尊は十一面観世音菩薩、開基は行基菩薩で創立は天平九年(737)です。 山号は獨鈷山です。 天平年間(729年~749年)行基の開山、紀有麻呂の開基によって創建されたと伝えられています。その後、兵火などによりたびたび焼失しましたが、宇都宮氏・益子氏の援助によりそのつど再建されました。江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられています。 鎌倉時代から戦国時代にかけて活躍た益子氏は、『土佐日記』で名高い紀貫之(きのつらゆき)の後裔(こうえい)となる紀一族が益子に移り住み、益子氏を名乗ったのが始まりといい、西明寺本堂にも紀貫之が祀られています。 三重塔は、室町時代、天文12年(1543年)、高館城主・益子家宗(ましこいえむね)が建立したものです。初層は和様、二層は折衷様、三層は唐様の三様式を要する三間三層造りで板屋根銅板葺きです。高さは17.932mあります。国の重要文化財に指定されています。関東以北で最も古い塔のひとつです。 楼門は、室町時代、明応元年(1492年)建立です。 閻魔堂は、正徳4年(1714)に建立されました。お堂は三間四面寄棟造り茅葺きの建造物です。お堂には閻魔大王(笑いエンマ)、善童子、悪童子、奪衣婆、地蔵尊の五体の仏像を安置しています。 鐘楼は、享保7年(1722)に建立されたものです。鐘楼は二間四面重層宝形造り茅葺きの建造物です。一層は角柱、二層は円柱で、組み物は三手出組、こぶし型木鼻を設けた古い型の鐘楼です。納札裏墨書「鐘楼供開眼清水寺塔供養同日也」と記されています。 本堂は、応永元年(1394)に建立された五間四面寄棟造り茅葺き型銅板葺きの建造物です。本堂は益子勝直によって開扉供養が行われ、元禄14年(1701)に大改修が行われました。柱は円柱で内法貫と頭貫をめぐらし隅柱外方には唐獅子彫刻を取り付け、中備の蟇股は十二支が刻まれています。内部は中三間が蔀戸、他は引き違い板戸で内外陣に分れ外陣天井は鏡天井で龍の墨絵が描かれています。内陣は格天井で人物花鳥等が描かれ単彩が施されています。内外陣の欄間は天女奏楽、鶴と仙人、浮舟上の仙人などの彩色彫刻があります。 本堂内の厨子は室町時代、応永元年(1394年)という墨書が残る国の重要文化財に指定されています。 裏山は西明寺城址です。展望台等があります。
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獨鈷山 西明寺【笑い閻魔】 〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子4469 笑い閻魔で有名な、西明寺です。 坂東三十三観音 第20番 獨鈷山西明寺(益子観音) 本尊 十一面観世音菩薩 開基 行基菩薩 創立 天平九年(737) 詠歌 西明寺 ちかひをここに 尋ぬれば ついのすみかは 西とこそきけ 案内板を文字起こししておきます。 西明寺における文化財について ◇国指定重要文化財 西明寺楼門1棟 この楼門は延徳元年(1489)に着工し10年を要して完成したものと伝えられる。屋根は茅葺きで入母屋造りである。斗供(ときょう)や蟇股(かえるまた)等に室町時代の特徴がよく表われており又唐様の形式をよく残した貴重なものである。 ◇国指定重要文化財 西明寺三重塔1基 この三重塔は天文7年(1539)頃の完成と考えられている。この塔の大きな特徴は屋根が板屋根となっていることで塔としては、日本唯一のものである。また彫刻等に室町時代の特徴を残している。 ◇国指定重要文化財 西明寺本堂内厨子1基 本堂の内陣中央に位置し中に十一面千手観音を安置している。西明寺においては最も古い室町時代初期の建造物である。純然たる唐様の建築で、板葺きの屋根の反りや勾配は、特に 優雅に造られている。室町時代初期の遺構として貴重な厨子である。 ◇栃木県指定有形文化財(建造物) 西明寺本1棟 この本堂は五間四方寄棟造りで屋根は茅葺き形銅板葺きである。前面一間が吹き抜きとなっている。元来室町時代の正造であったが江戸初期の火災で焼損し元禄15年(1702))に再興されたものである。彫刻、彩色など江戸文化の華やかな面が表われている。 ◇栃木県指定有形文化財(建造物) 西明寺鐘楼1棟 この鐘楼は二間四方の宝形(ほうぎょう)造り茅葺きで江戸中期の建立と推察される装飾彫刻も少なく単純な構造であるが、この式のものは県内では他に類がなく独特のものであり、古式に倣って造営されたものと思われる。 ◇栃木県指定史跡 西明寺境内 本寺は、寺伝によると天平9年(737)行基の草創といわれ隆盛を極めたが、以後戦乱などにより荒廃、再興をくり返し現在に至っている。坂東20番札所としての名刹でもある。この境内の歴史的価値は、ここに残されている幾多の文化遺産をみても明らかである。 ◇栃木県指定天然記念物 西明寺の椎林叢19本 シイはブナ科の暖地性常緑高木である。鉄道の階段左右にみられるこれらの巨木は、最大のもので樹高23メートル目通周囲3.7メートルもありこの境内をより壮厳なものにしている。 ◇栃木県指定天然記念物 こうやまき1本 樹高30メートル、目通周囲5.4メートル推定樹齢750年 こうやまきはスギ科の常緑高木である。和歌山県の高野山で霊木として保護されていたことによりこの和名がある。これは、承元3年(1209)に植えられたものといわれ、北関東のこうやまきとしては、最大である。 ◇栃木県指定有形文化財(彫刻) 木造閻魔大王及び両脇侍像3軀 大きくあけた口から長く出た舌の様子からあたかも笑っている表情にみえるため「笑い閻魔」と人々に親しまれている。閻魔像としては巨大さにおいて(像高2.5メートル)全国一を誇るものであろう。 栃木県教育委員会 益子町教育委員会 本堂  逗子  こうやまき 鐘楼      閻魔堂 楼門 椎林   椎林 三重塔 SAIMYOJI TEMPLE Saimyōji temple, also known as Tokko-san Fumon-in, is a temple of the Busan Shingon school. Its main revered figure is the Eleven-Faced Kannon Bosatsu who achieved perfect freedom from egoism to arouse great compassion. It was built in the 9th year of the Tempyo Era (A.D.737) by the great priest Gyoki Bosatsu with the backing of Ki Arimaro, (Ki being the old surname of the Mashiko family). It was dedicated in 739. At its height of influence in 782 it had twelve places of residence for monks. In 905, the main figure was recarved by the Master Eizan. In 1127, all buildings were destroyed by fire, rebuilt in 1178, and destroyed again in 1351. The main hall was rebuilt in 1394. In 1701, Hirano Mataichi organized the restoration of the main hall. In 1714, the hall which houses the "Laughing Emma" (Emma-do) was built and Saimyōji looked much as it looks today. TOWER GATE This Muromachi building was built in the 1st year of the Meio Era (1492), in the Chinese Tang Dynasty style. THREE-STORIED PAGODA This symbol tower of Buddha was built in the 6th year of the Temmon Era (1537) by Mashiko Iemune. It is a mixture of Chinese and Japanese styles. MAIN HALL BELL TOWER HALL HOUSING LAUGHING EMMA TOWER GATE THREE-STORIED PAGODA 英文をDeeplで翻訳しておきます。ところどころ怪しいところがありますが、雰囲気は伝わるのではないかと思います。 西明寺 西明寺は、特高山普門院とも呼ばれる釜山真言宗の寺院である。本尊は十一面観音菩薩で、自我を完全に脱して大慈悲を得たとされる。天平9年(西暦737年)、大師行基菩薩が紀有麿(益子氏の旧姓)の支援を得て創建。739年に奉納された。782年、最盛期には12ヶ所の僧坊があった。905年、叡山が本尊を彫り直した。1127年、すべての建物が焼失し、1178年に再建、1351年に再び焼失した。本堂は1394年に再建された。1701年、平野又一が中心となって本堂の修復を行う。1714年、「笑う閻魔堂」が建立され、西明寺は現在の姿になった。 塔頭(とうがしら 明応元年(1492)に建てられた室町時代の建物で、中国の唐様を基調としている。 三重塔 天文6年(1537)、益子家宗が建立した仏塔。中国と日本の様式が混在している。
千葉落花生

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笑い閻魔──と言うよりは笑い閻魔の見開き御朱印で有名になってしまった寺院です。ろくに参拝もせず御朱印だけ求める輩が多いのには辟易させられます。 御朱印が有名な社寺のうちには御朱印以外に取り立ててのコンテンツがないところもありますが、ここは堂宇も仏像もなかなかのものです。参拝を疎かにして御朱印だけもらって帰るのは、福神漬けだけ食べてカレーを食べずに帰る、メンマだけ食べてラーメンを食わずに帰るのに近いものがあります。 御朱印以外の良さも知っていただきたいとの思いも込めて、評価は☆四つです。 以下、お役立ち情報です。 一.最寄りの益子駅からは三.五キロ、徒歩で一時間弱の距離です。レンタサイクルもありますが、ラスト一キロほどは結構きつい登坂となります。 二.益子市街を離れると西明寺までコンビニはおろか自販機もありません。夏場は水分確保を忘れないようにしましょう。 三.納経所は休憩所を兼ねていて、楼門へと続く石段のふもとにあります。トイレは休憩所にしかないので、ゆっくりたっぷりと古刹の良さを堪能したい方は先に用を足しておいたほうが良いでしょう。 四.休憩所では一一時から売切れ御免でそばを販売しています。門前でなくとも普通に売れるレベルです。 五.納経所で三〇〇円をお納めすれば本堂内陣を拝観できます。本堂内陣には本堂右手の五色幕をめくって中に入り、御本尊の前を横切って左手の木戸から入ることになります。そのあたりの説明が本堂周辺にはないので、納経所でお寺の方に確認するのが良いかと存じます。 六.公共交通機関でのアクセスは至便とは言いがたいのですが、益子駅と笠間稲荷、益子駅と宇都宮駅を結ぶバスが運行されています。旅程を組む際の参考としてください。 七.益子駅周辺は閑散としていますが、その東にある益子参考館周辺にはいろいろとお店があってそれなりに賑わっています。 八.笑い閻魔の御朱印は休憩所で出すそばを打っている方が一人で書いているようで、そちらの対応で忙しい十一時から十四時は受付中止、それ以外の時間でも寺院(書き手)都合での受付中止がありえます。確実な授与を望むなら事前の問い合わせが肝要です。 九.楼門と三重塔、本堂内の厨子が国重文に指定されています。本堂そのものもなかなかの威容ですが、塗装の剥落が顕著で修復が望まれます。 十.笑い閻魔を安置した閻魔堂は本堂手前左手にあります。堂内への立入はできず格子戸から中をのぞく形での参拝となります。納経所では笑い閻魔をあしらった御朱印帳も販売しています。
七面鳥放浪記

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西明寺は真言宗のお寺です。本尊は十一面観世音菩薩、開基は行基菩薩で創立は天平九年(737)です。 山号は獨鈷山です。 天平年間(729年~749年)行基の開山、紀有麻呂の開基によって創建されたと伝えられています。その後、兵火などによりたびたび焼失しましたが、宇都宮氏・益子氏の援助によりそのつど再建されました。江戸時代には江戸幕府から朱印状が与えられています。 鎌倉時代から戦国時代にかけて活躍た益子氏は、『土佐日記』で名高い紀貫之(きのつらゆき)の後裔(こうえい)となる紀一族が益子に移り住み、益子氏を名乗ったのが始まりといい、西明寺本堂にも紀貫之が祀られています。 三重塔は、室町時代、天文12年(1543年)、高館城主・益子家宗(ましこいえむね)が建立したものです。初層は和様、二層は折衷様、三層は唐様の三様式を要する三間三層造りで板屋根銅板葺きです。高さは17.932mあります。国の重要文化財に指定されています。関東以北で最も古い塔のひとつです。 楼門は、室町時代、明応元年(1492年)建立です。 閻魔堂は、正徳4年(1714)に建立されました。お堂は三間四面寄棟造り茅葺きの建造物です。お堂には閻魔大王(笑いエンマ)、善童子、悪童子、奪衣婆、地蔵尊の五体の仏像を安置しています。 鐘楼は、享保7年(1722)に建立されたものです。鐘楼は二間四面重層宝形造り茅葺きの建造物です。一層は角柱、二層は円柱で、組み物は三手出組、こぶし型木鼻を設けた古い型の鐘楼です。納札裏墨書「鐘楼供開眼清水寺塔供養同日也」と記されています。 本堂は、応永元年(1394)に建立された五間四面寄棟造り茅葺き型銅板葺きの建造物です。本堂は益子勝直によって開扉供養が行われ、元禄14年(1701)に大改修が行われました。柱は円柱で内法貫と頭貫をめぐらし隅柱外方には唐獅子彫刻を取り付け、中備の蟇股は十二支が刻まれています。内部は中三間が蔀戸、他は引き違い板戸で内外陣に分れ外陣天井は鏡天井で龍の墨絵が描かれています。内陣は格天井で人物花鳥等が描かれ単彩が施されています。内外陣の欄間は天女奏楽、鶴と仙人、浮舟上の仙人などの彩色彫刻があります。 本堂内の厨子は室町時代、応永元年(1394年)という墨書が残る国の重要文化財に指定されています。 裏山は西明寺城址です。展望台等があります。
ホタカ・東京

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