高さ約20メートルにも及ぶ巨大な岩は、その迫力ある姿から、室戸岬を代表する景観の一つとなっています。 ビシャゴ岩は、約1400万年前にマグマが地層に貫入し、冷えて固まった岩石です。その後、地殻変動によってほぼ垂直に回転し、現在の姿になったと考えられています。 岩の表面には、マグマが冷えて固まる際にできた縞模様が見られます。この模様は、マグマの成分や冷却速度の違いを表しており、自然が作り出した芸術作品のようです。 伝説: ビシャゴ岩には、美しい女性「おさご」の悲しい伝説が語り継がれています。この伝説は、岩の神秘性をさらに深めています。
「昔この附近に「おさご」と呼ばれた美人が住んでいました。 そのあまりの美しさに、多くの男たちが朝夕この所に舟を漕ぎよせて来て彼女に愛を求めようとしました。 彼女はその煩しさに耐えかねて、ついに「これから私のようなつらい思いをする娘ができませんように、この室戸には美人が生まれませんように」と祈りながら巌頭より身を投げたと伝えられています。」
ネガティブな話なのでハッピーエンドに書き換えるとこうなる
「昔、室戸には『おさご』と呼ばれる絶世の美女が住んでいました。彼女の美しさに心を奪われた男たちが多く訪れ、おさごは煩わしさを感じていました。ある日、おさごは岩の上で深く考え、こう心に誓いました。『私はこの美しい自然の中で、みんなが笑顔で暮らせるような場所を作りたい。』
おさごは村の人々と共に、美しい花を育て、歌を歌い、人々を笑顔にすることを始めました。彼女の優しさに触れ、村の人々も心を一つにし、美しい村を作り上げていきました。やがて、おさごの願いは村中に広がり、多くの人々が室戸を訪れるようになりました。
そして、おさごはビシャゴ岩の上から、村を見守り続けました。彼女の願いは、美人が生まれないことではなく、みんなが幸せに暮らせることへと変わっていたのです。ビシャゴ岩は、おさごの優しさの象徴となり、人々に愛される場所となりました。そして、室戸は、自然と人が共存する、美しい村として栄えていきました。」 ぱちぱちぱち
近くには四国八十八ケ所霊場 最御崎寺(ほつみさきじ)や、日本の灯台50選の室戸岬灯台、弘法大師が悟りを開いた御厨人窟(みくろど)という洞窟があります。 【関連】
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Read moreビシャゴ岩の左沖側の岩場は大変危険です。慣れて無い方は行かないで下さい。また、その左手の大きな丸い岩も非常にスベリ危険です。慣れて無い方は行かないで下さい。命を落とされた方も数名います。また道路の退避スペースに車を駐めて釣りに行く方がいますが駐車違反となりますので注意が必要です。ゴミ...
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