苗木城跡の入口にあって、鎌倉時代から明治の版籍奉還に至るまで代々苗木城主をつとめた、苗木遠山氏と苗木城について解説する博物館です。 一部のマニアをのぞきまったくそそられないであろうマイナーな題材なうえ、これぞというほどのお宝もないのですが、学芸員さんの熱意ゆえか、なかなかに「見せる」博物館になっています。 遠山氏は土岐氏とならぶ美濃の名族で、遠山七頭と呼ばれる七氏が鎌倉時代からそれぞれの居城に拠って一族で東美濃を支配していました。戦国時代になると織田・徳川と武田の争覇戦に巻き込まれ、宗家の岩村遠山氏をはじめ四氏は途絶えますが、徳川氏の覇権が確立する前から忠義をつくし続けた三氏、明知遠山氏は旗本として、串原遠山氏は明知遠山氏の家老として、苗木遠山氏は父祖代々の城と領地を継承した大名として明治に至ります。なお、博物館の展示では言及がなかったと記憶していますが、明知遠山氏の分家が「遠山の金さん」こと遠山景元の遠山金四郎家となります。岩村遠山氏の居城であった岩村城は日本三大山城のひとつです。 展示室に入るとまず、苗木城の復元模型が展示されています。これは苗木状跡を散策するうえで大いに参考になります。苗木遠山氏と徳川氏との関係を示す書状も興味深くあります。江戸幕府は苗木遠山氏を特別あつかいしていて、一万石の小身でしかない苗木遠山氏に城主大名としての格と実を認め、父祖伝来の城と領地の継承を認めています。徳川氏にとって、味方の少ない頃からの味方である遠山氏に対する配慮の...
Read more苗木城跡を見学後に訪問。
焼けたりして無くなった城ではなく、廃城令を受けて取り壊したもののために、城に保管されていた貴重な史料が多く展示されています。 島津藩からの嫁入り道具や、家康の真筆をはじめとする書簡類、鎧などなど。 たくさんの真筆資料があるのには驚きました!
また、少し空いた時間帯の訪問でしたので、ガイドの方が話しかけてくださり、いろいろなお話を聞くことができました。
城主の遠山家は関ヶ原前より徳川との交流があり、一万石程度の藩主でありながら城を持つことが許されていたのだそう。 付近の岩村城、金山城などとの関わりも知ることができました。
絶景の城跡もさることながら、城と城主にまつわる歴史が大変面白く、これまで訪れた城のどこよりも興味深く、印象に残りました。
城跡も川などの景色が見えるように管理されていたし、適所にスタッフさんも配備されていて皆さん親切丁寧。観光に来てもらおうという気概が感じられ素晴らしいと思いました。
素晴らしい景色の前後に、ぜひ史料館も併せてご覧になることをお勧めします!
(このあと、史料館で存在を知っ...
Read more・中世戦国時代から明治時代初期に特化、苗木遠山氏~苗木領~苗木藩~苗木城の歴史・文化・政治の資料展示、分かりやすく興味深かったです🤔 ・1階「常設展示室」…武田・織田との関係性、苗木城の復元模型(この模型には驚き😲) 2階「課題展示室」…2階の右側奥にある展示室、幕末期の苗木藩を紹介、中々凄く深い内容(藩札含め借金15万両、廃仏毀釈)。 ・本能寺の変の後に、羽柴秀吉ではなく徳川家康に良く従ったなと不思議に思い一時苗木城追い出され、1600年関ケ原の戦い時に苗木城奪還、運とは分からないもんだと、それ以来苗木藩は初代友政から12代友禄まで約270年統治、1度も国替えなし✨ ・幕末に1万石の大名53家のうち、城持ち大名は苗木藩だけ、最小の城持ち大名🏯
※駐車は誘導員の方が指示してくれます、資料館の駐車場からも苗木城行けます🚶 ※入館料、JAF会員証で少し割引😁 ※館内撮影は一部可能…苗木城模型と1階受付周辺展...
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