9月なのにまだ暑さ厳しい中でお邪魔しました。 幼児連れでしたので、雰囲気次第では早々に退散するしかないかなと思いつつ入ってみるとそこはもう私の大好きなイタリアの景色が広がっており、手入れの行き届いた庭園に奥へ進む足は止まらず。

あれよあれよと受け付けに辿り着き、入場チケットを購入し、ステンドグラス制作がもしかしたら幼児にも刺さる思い出になるかと詳細を尋ねると、タイミング次第では待つことになるかもしれないのでまずはそちらに行き、受け付けをしたほうが良いかもしれないとご案内頂きました。もし混んでいたならば、その間に館内見学をすれば良いと提案を頂きました。

それなら、と向かうと確かにあと一組で満席（一度に入れるのか全部で４名を３組程のテーブル席）というところでそのまま受付をし、体験することとしました。

私が以前体験したことがあるような、型にステンドグラスの粒を入れて溶かして固めるようなものではなく、いくつかの種類から選び（星型や肉球など）予めその形に成形されたステンドグラスから色味を選び、周りに銅線を巻き付け、ハンダを使って溶かし固めていくというもので、残念ながら幼児にはちょっと難しい内容でした。色選びや溶液を筆で塗るといったちょっとした作業のみ任せ、あとは私がやる形となりましたが出来上がりは気に入っていたようでしたので良かったです。 一緒に行った義母は楽しめていたようなので、やはり大人向けの制作体験かと思います。 ちなみに、同じ形のキーホルダーが売店内で販売されていましたが、２０００円程度でしたので、体験が1500〜2500（形による）となると、体験は良心的な値段に感じました。

その後は館内を見学しましたが、時間によりパイプオルガンの演奏があったり、雰囲気はもちろんのことステンドグラスの装飾品が美しく、全てが絵になります。 ここでの写真だけ見せれば『イタリアに行ってきた』といっても分からないね〜などと話したりしていました。笑 （イタリアイタリア言ってますがこちらのステンドグラス美術館はイギリスが元となっています。私はまだイギリスには行った事がないため…すみません笑　イタリアの教会ととても近かったです！）

また、館内に雰囲気を崩さない程度の子供向けミニクイズなどもあり、小さな子にもたのしめるよう、工夫をしているのを感じられました。

受付の方がとても感じがよく、柔軟に案内して頂けたのが印象深いです。 子連れだったので早々に退散するつもりでしたが、娘も騒ぐことなく、クイズがあったおかげで興味を持って館内を一緒に巡る事ができました。

途中雨が降っていましたが出る頃には上がり始め、小雨の中光が差し天気雨のようになりとても幻想的な景色となっていて本当に綺麗でした。また訪れたいです。