2025/8/30マイントピア別子の中で一番見ごたえがあり、無料です! 産業遺構好きにはたまらん場所です!
【立地】マイントピア別子の駐車場から突き当たりまで歩いて行き、橋を渡って専用通路を進んで行くと、かなり高さのある階段を下っていきます。
【駐車場】マイントピア別子のが300台くらいあるけど、けっこう遠いです… 身しょう者用はあるみたいで要相談らしいけど、階段の時点でエレベーターがあるかは不明
けっこう急な階段を降りるとめちゃくちゃレトロな煉瓦造の発電所が見えてきます。 入ると右手に[でんきの礎クリスタル]という電機の現代化に対する賞が置かれてます。
中はオイルやホコリの匂いで、稼働していた当時に戻ったような感じでした! 床にひかれた縞鋼板にも時代やブランド毎に特徴があるらしく、やっぱり明治・大正時代はデザインが好きだなぁと思いました。
順路があり、発電機と周波数変換器、水力発電所の説明のパネル、 2階には別子銅山や水力発電所の説明、東平地区に住んでいた人達の暮らしなどの動画が流れていて、魅入っていました。
別子銅山が繁栄するにつれて電力が足りなくなり、水力発電所がパワーアップし、 工都・新居浜になった事 四阪島に電力を送るのに、世界初の20kmのケーブルを成功させた事 水力発電の為に山を越えた銅山川の水を引き、東洋一597メートルの落差に耐えられる鉄管を使用した事など、 かなり勉強になりました!
地下にはボーリング資料や、当時の機材倉庫がありました。
また東平地区に来た時に必ず水力発電所に...
Read more旧端出場水力発電所はマイントピア別子から国領川を挟んだ対岸にあります。ちょうど赤煉瓦の赤と森の緑がいいコントラストを見せてくれます。
発電所へはマイントピア別子の入り口の橋を渡るか、施設の一番奥にある橋を渡ることで県道を歩いて行くことができます。
今回は芍薬の花を観賞しながら遊歩道を歩いて一番奥にある橋から対岸へ渡りました。山間部の良い空気を吸いながらちょうどいいウォーキングになります。
発電所に着くと県道から長い階段で入り口まで降ります。 煉瓦の赤い建物が昭和時代の雰囲気を感じさせてくれます。 階段を最後まで降りると入り口の前に着きます。
施設は無料で観覧できます。
施設内へ入ると巨大な発電施設が4基鎮座しています。 今現在も動いているかのような存在感を見せています。
地下の部屋へ降りる階段を下ると、発電施設の整備に使ったものでしょうか道具を収納する部屋がありました。 博物館の展示というよりも現在稼働しているかのような現実味のある風景です。
また、2階へ上がると別子銅山の全貌が見えるジオラマがあります。銅山坑道の様子や山深い場所から発電所まで如何に水を引いているのかが手に取るように見えます。
施設の外に出ると、水力発電のタービンを回した水の排水口があります。その中に入ると発電機を回した水車(ペルトン水車)を見ることができます。ここで発電された電気は長いケーブルを使って瀬戸内海の四阪島にまで配電されていたことを考えるとその労力は計り...
Read more別子銅山の近代化を支えた水力発電所で、十分に整備して、耐震補強も行ったうえで無料公開されています。六〇〇メートルの落差から導水管を経て流れこんだ大量の水をもってタービンを回し、別子銅山とその周辺施設に電気を供給していました。明治三八年に煙害対策のため精錬所が四阪島に移転してからは、そちらにも海底ケーブル経由で給電していたそうです。 耐震補強により建物外観は影響を受けているものの見苦しくはなく、整備された遊歩道から存分に鑑賞できます。二〇二四年時点では立入禁止とされている導水管の遺構の方にも遊歩道は伸びているので、遠からざるうちにそちらも公開されるのかもしれません。建物内の設備もほどよい保存状態で、大きくはなく...
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