企画展「昭和の人気者大集合!」を観にいきました。今回何故このような企画展が行われたかと言えば今年2025年は元号で表すと「昭和100年」になるからのようです。かつて「明治100年」という言葉がありましたが、昭和も始まってから100年が経ったのですね。 展示されている品々は昭和生まれの私にとってどれも懐かしいものばかりでした。しかし私が懐かしさ以上に感じたことはあの当時と今の時代の移り変わりでした。 例えば会場には昭和45年(1970)に開催された日本万国博覧会(通称・大阪万博)に関する資料も展示されていましたがこの万博は大成功だったと思います。しかし今回の大阪万博はどうでしょうか?まだ始まっていませんが、良い話は全く聞こえてきません。今回も成功するのでしょうか?それどころかちゃんと開催できるのでしょうか? そしてテレビですが、日本でテレビ放送が本格的に始まったのが昭和28年(1953)で、昭和35年(1960)にはカラーテレビも本放送が始まったそうです。かつては食卓を囲んでテレビを観ることが一般的であり、テレビはまさに「娯楽の王様」といった感じでした。でも今はどうでしょうか?若い人を中心に「テレビ離れ」がどんどん進んでいます。テレビを観ない人もかなり増えています。今後テレビはどうなっていくのでしょうか? なんか暗いトーンになってしまいましたが、感じ方は人それぞれだと思います。皆さんはこれら昭和の品々を見て何を感じるのでしょうか? 2025.3.25
企画展「三河地震から80年地震と戦争」を観にいきました。安城市歴史博物館の特別展「地震と災難」を観ていたら、こちらも観たくなったので来ました。展示品はそれほど多くありませんでしたが展示品の中には三河地震直後の様子を撮影した「三河地震写真帳」がありました。当時は報道管制が行われていたために三河地震の写真はほとんど無いのだそうです。それだけにこれはとても貴重な記録ですね。 また会場には地震の時に本堂が倒壊して圧死した学童疎開の教師と児童を供養するために造立された師弟延命地蔵も展示されていました。私も彼らを含め三河地震の全ての犠牲者の冥福を祈らせていただきます。合掌。 2025.2.2
企画展「ギネス記録! 船頭重吉の484日 ー江戸時代の世界最長海上漂流記ー」を観に行きました。名古屋港・ポートビルの海事博物館で船頭重吉のことを知って以来、ずっと関心を持っていました。なので今回このような展示が観れてとても嬉しかったです。 重吉の漂流が一年以上(正確には484日!)に渡るものだったというのは知っていましたが、それが世界最長漂流記録としてギネスに認定されたとは驚きであり、また喜びでもあります。これを機会に船頭重吉の名が大黒屋光太夫やジョン万次郎のように広く世間一般に知られるようになることを望んでいます。 重吉の漂流記である『船長日記』は出版はされているようですが、現在でも入手可能なのでしょうか?もしそうでないなら、後世のためにも速やかに再版してほしいと思います。 2024.2.17
企画展「吉良御鷹場」を観にいきました。諏訪流放鷹術保存会協力による鷹狩に関する展示です。以前の神谷傳兵衛に関する展示よりも小規模でしたが、鷹狩についての資料が色々展示されていて更には諏訪流放鷹術保存会の「鷹狩と放鷹術について」というビデオも放送されていて非常に面白かったです。家康が鷹狩が好きだったのは有名ですが鷹狩というと信長や家康など戦国武将のイメージが強いかもしれませんが、その歴史はかなり古く5000年以上前にアジアの遊牧民によって生み出されたそうです。 今回の大河ドラマ「どうする家康」にも鷹狩の話が時々出てきますが、そんな信長、秀吉、家康の鷹狩にゆかりのある地元の史跡も紹介されていてとても興味深いです。 なお会場では諏訪流放鷹術保存会のオリジナルグッズも販売されています。 2023.8.5
企画展「没後100年記念...
Read more一色町公民館の隣にあり、円筒形の構造物が目立ちます。ここに「一色学びの館」があるのですが、図書館と併設されているのでちょっと戸惑います。外壁に提灯の絵でも描いてあるといいのですが……。 この円筒は展示ホールで、毎年8月の下旬に三河一色諏訪神社で行われる「三河一色大提灯まつり」に使われる日本一の大提灯のレプリカが展示されています。周辺地域からは「一色のばかぢょうちん」と呼ばれたというくらい巨大な提灯が展示ホールに吊るされています。大提灯の下にはジオラマが展示されていて、人と比べると提灯の大きさがわかります...
Read more一色の大提灯祭りで使われる大提灯か見られる施設。祭りは8月なので、年中見られる施設は貴重ですね。 この施設が観光ガイドでほぼ見たことがないので驚きましたね。まさに掘り出し物。 大提灯を全周360度、上下1、2、3階から余す所なく見られます。 大提灯は大きさも去る事ながら、迫力ある絵柄の楽しさが魅力だと思います。 それでいて無料とは…感無量です。 初めて一色へ観光へ行くなら確実に訪れたい。 できれば実際のお祭りへ出向き、各町内の大提...
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