特別展「江戸の出版文化と蔦屋重三郎 〜日本出版物語〜」を観にいきました。今回は岩瀬文庫企画展の100回記念の特別展だそうです。おめでとうございます! 気になる内容ですがタイトルが示す通り、蔦屋重三郎と彼に関連のある古書が展示されています。大河ドラマ「べらぼう」に出てくる古書も色々展示されているので大河を見られている方にはお勧めの展示です。 展示には蔦重の生い立ちも少し説明されていましたが、それによると蔦重の父・重助は尾張の出身だそうです。蔦重と愛知の不思議な縁ですね。 今回は前期展示となっていて期間は8月24日までですが、8月30日より後期展示が始まるようです。タイトルは同じですが、展示内容も同じなのでしょうか?気になるところです。 2025.6.18
特別展「隠れた宝再発見。」を観にいきました。今回の展示は『新編西尾市史』の編纂過程で再発見された西尾市の美術工芸品や古文書などを展示しています。いつもは古書の展示品の多い岩瀬文庫ですが、今回は仏画や仏像、絵画なども展示されているのでいつもとちょっと趣が違います。また展示品が岩瀬文庫所蔵のものでないためか今回は展示室内の撮影は禁止となっています。 最初に《観音示現像》という朝鮮高麗時代のものと思われる観音像が展示されています。理由は分かりませんが、西尾市内にはこのような高麗仏画が4点もあるそうです。この仏画を所蔵している寺院の名前は明かされていません。明かしてしまうとK国人が「これはK国のものだ」と言って盗みにくるからでしょうか? それはさておき、他にも西尾藩主が描いた絵画や家康から拝領したと伝わる品など興味深いものがいくつかあります。また蔦屋重三郎ミニ企画展の『青楼美人合姿鏡』もお見逃しなく。 2025.3.25
企画展「酒...
Read more令和元年10月12日(土)~令和2年1月19日(日)まで、 企画展『茶~岩瀬文庫資料にみる茶のさまざま~』が開催中です。 今回の企画は第73回全国お茶まつり愛知大会協賛と云う事で、「これは何だろう?」とチラシを読んでみると、15年ぶりに西尾市で全国お茶まつりが開催されると云う事から企画されたようですが、もうひとつ今年の8月に西尾市で開催された全国茶品評会にて抹茶の原料である「てん茶」部門で最高賞の農林水産大臣賞を西尾市上町(かみまち)のてん茶生産者の方が受賞されたと云う事もあり、とてもタイムリーな企画です。 今やお茶は世界で2番目に多く飲まれている飲料だそうですが(1番は水です。)始まりは中国で、薬草として伝わりました。 茶種を日本にもたらし、茶祖と称えられるのが、鎌倉時代に臨済宗を伝えた栄西でその著書の「喫茶養生記(きっさようじょうき)」は 茶の栽培・喫茶の方法・喫茶による養生などについて記した日本最古の茶書だそうです。 そんな薬として伝わったお茶が室町時代~江戸時代になると「茶の湯」として一つの文化を築き上げたことに、同じ日本人でありながら日本人の凄さを感じました。 また江戸時代、道中には茶屋があり旅人たちがお茶を飲みながら一服そこから富士山を眺めて・・・と云う安藤広重(初代)作「富士三十六景」の錦絵も展示されており、多方面からお茶について知ることが出来ました。 展示は第1章から第4章までありましたが、第3章の「茶を生業に~産業としての茶~」だけでも鑑賞すると、なぜ西尾市はお茶処なのか?なぜその西尾市の中でも上町(かみまち)に茶園や製造・販売が多いのかが分かります。
西尾市立図書館に用があり、30分くらい時間に余裕のある方は一度足を運ばれては如何でしょうか!?
入場料・・無料
開館時間・・午前9時午後5時
休館日・・月曜日(但し、10月14日・11月4日・令和2年1月13日は開館)
それから第3木曜日と年末年始(12月29日1月3...
First museum focused on ancient books in Japan. Very interesting. They do not get any international tourists so everything is in Japanese. Prepare a translation app to use.
Beside the public library and a...
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