隣の多賀神社にはちょくちょく行っていたのですが、こちらの存在に気づくことができず今頃になりくやしいです。 まず、伺おうと思った際に電話でお問い合わせを致しました時から懇切丁寧な対応でありました。
そこにも表れていますが、 学芸員様は並々ならぬ情熱をお持ちで、私の頓珍漢な質問にも真摯に答えていただきました。 こちらは何処よりもクリーンな環境を保たれ、埃一つない素晴らしい展示状況に感動いたしました。
また伺いました一番の目的は、二瀬炭坑の山神社の狛犬様がご隠居生活をおくられている件です。。。。 比較的新しい硬そうな石の狛犬様、破損もなく触れる場所に置かれています、歴史的会議場である本館の玄関先に陣取っていらっしゃいまして狛犬好きとしては最高のシチュエーションであります。 会議場もぜひ二階まで上がると明治期の上等な内装が今も完璧に残っています!
屋外には蒸気機関車や大野浦炭坑で閉山時まで使用された、人を坑内に運ぶ人車も展示されています。
奥に行くと石炭の元となった生きた化石メタセコイヤが大きく枝を伸ばしています、3.6億年前の石炭紀、恐竜の祖先にあたる爬虫類がメタセコイヤの森をのしのし歩いていた様が想像されました~ 炭坑労働によってお亡くなりになられた方々の碑もございます。 合掌。
またこの期、企画展「カーボンニュートラルへの挑戦」が開催されておりました。 炭坑というとマイナーなイメージを持ちがちでありますが。。。石炭は世界各国で生産ができ価格も安く、埋蔵量も多いと言う事です。 現代の技術で炭坑労働が安心安全に行われるようであれば、このエネルギーは未来に向かう選択肢の一つであると言えます。
ぜひ行っていただ...
Read more私と入れ違いに団体御一考様がいらっしゃいました。15時半に訪問し、職員の方に熱心かつ丁寧なご説明を頂き、閉館のお時間となってしまいました😂何時間でも居れる記念館です。宮若市の石炭記念館も時間が足りませんでした😅 今回直方市で見残した所があるので、また石炭記念館と共に直方市を再訪する予定でいます。旧館は筑豊石炭鉱業組合だった歴史的建造物なので、100円の入館料は安すぎます💦 職員の方に教えて頂いた事で、次は現在休館中の鞍手町歴史民俗博物館と佐賀県唐津市の高取邸に行こうと思います🚶💨 直方市石炭記念館には長崎県の炭鉱資料館などに行った最後にもう一度総まとめに訪れたい所です✨✨ また、頂いた直方市の観光マップで未訪問の遊廓跡も知ったので、必ず再訪致します❗遊廓跡やカフェーの跡も、当時は全国各地から労働者が出稼ぎに来て、羽振りが良かったんでしょうね。今ではシャッター街の商店街も肩がぶつかり合う程の賑わいだったかつての直方市🥺 鉄道の転車台も撤去されて非常にもったいないですよね😩💦昭和レトロで街を活性化したら良かっ...
Read more朝一番で行ったらまだ他のお客さんがいなくて、八尋館長から直々に説明を受けることができました。伺った主な内容は以下の通りです。 ・「筑豊」の地名の由来 ・炭鉱の歴史 ・各炭鉱と直方市の位置関係 ・石炭鉱業組合直方会議所とは ・炭鉱事故と救護練習所 ・近代日本の産業発展と石炭 ・直方駅の今昔 他
上記の内容で1時間半くらいでした。時間がない人や、先述のような内容にあまり興味がない人は説明を断った方が良いですが、そうでなければ是非説明を受けることをお勧めします。知的好奇心がかなり高い次元で満たされます。
八尋館長は以前、国鉄に努めておられて石炭を運ぶ蒸気機関車を実際に運転していたということもあり、かなりお詳しいです。大学生や大学院生が研究や卒業論文のためにこの場所を訪れることも多いと聞きましたが、その理由がよく分かった気がします。
熱心に説明をしていただいた八尋館長には...
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