縄文から近現代までの歴史、民俗の展示がなされているが、当地東小浜に一宮や国分寺など古代若狭を訪ねに来たのであれば、この若狭歴史博物館見学は外せないと思う。 国分寺や関連施設さえない国府跡推定地などは赴いて現地を実感され、そこで知れない文献上や歴史背景に関してはここで改めて見返してみるといい。 欲しているまでの展示物はなかったが、概略は掴めると思う。 地元民にも観光者にも非常にいい施設。 ただ、望むらくは、各史跡ごとにリーフレットを用意していただけると有難い。
♯20230806 ♯越前若狭近江伊賀伊勢一宮総社国府跡国分僧尼寺跡巡り 2日目:総社神社→若狭姫神社→若狭彦神社→若狭国分寺跡→若狭国府跡推定地周辺(ファミリーマート小浜東市場店)...
Read more若狭は奈良・京都との地理的・歴史的つながりが古い。丹後とともに長らく御食国とされ、京都につながる古道は「鯖街道」とよばれた。また小浜は「海のある奈良」とよばれる。その歴史の重層性を無視して、奈良・京都の歴史を語ることは片手落ちと思われる。 ぜひ、奈良・京都を歴史旅行される方は、若狭も旅して欲しい。そのときは、必ずここへ。若狭の歴史を俯瞰するにはぴったりです。 個人的に、一番良かったのは平成になって、小浜に漂着した迦楼羅王立像。赤い布に包まれていたというが、「誰が、どんな理由で、いつ」海に流したのか、当然ながら謎。時代は南宋という。 奈良・興福寺の迦楼羅は顔がリアルに鳥だが、こちらは鳥っぽさを残しながら、童子のように可愛く、真...
Read more人口約3万人の市立博物館とは思えない内容でした。とある県の県立博物と同等です(笑)。
理由は鳥浜遺跡の発掘品とその調査結果だと思われます。これをきっかけにしっかりと若狭国の歴史を時代毎に順序だてて説明されており、端的にポイントを絞ってます。
個人としては北前船について知りたく訪問したものの企画展示にて、縄文遺跡の石についても同様な説明がなされており、学芸員さんの質の高さが一市レバルで収まっていないことが図りしれました。
あまりの質の高さに小浜の成り立ちの石器時代からのビデオと若狭と都と関連のプロジェクトマップは、録画してしまいました。
何気に小浜市の経済力を歴史博物館...
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