【城前寺(浄土宗稲荷山祐信院)】(説明板より)
『曽我兄弟の菩提寺で兄弟の育った曽我城の大手前にあるのでこの名がある。 建久4年(1193)富士の裾野で兄弟が父(河津三郎祐泰)の仇、工藤祐経(すけつね)を討った後、叔父の宇佐美禅師は、その遺骨を携え此の地に来て庵を結び、兄弟の菩提を弔ったのが、この寺の始まりと伝えられる』。
*「庵(いおり)を結ぶ」とは出家して小さな『庵(小屋のようなもの)』を建てて隠者の...
Read more歌舞伎等の演目として江戸時代に人気を博した「仇討ちもの」の主人公曽我兄弟の菩提寺である。城前寺の名前は曽我氏の居館前にあったことに由来する。境内には曽我兄弟の墓(写真の左2基)と義父佑信・実母満江の墓(右2基)である五輪塔も存在する。なお、これらの墓は居館の土塁上に立ち、また寺の裏手には堀切跡と思われる地形(現在は梅畑・写真参照)も残っており、中世武士の居館跡を偲ぶこともできる。ちなみに、...
Read more鎌倉時代、付近を治めていた曽我氏一族の菩提寺です。 お寺には、仇討ちで有名な曽我兄弟のお墓があります。 (曽我兄弟のお墓は、至る所に有るので何処が本当のお墓なのか?) お寺には、曽我兄弟が、父の仇・工藤祐経を討ち取る時に、松明の代わりに傘を燃やして使ったと云う故事に基づき、毎年5月28日傘祭りを執り行い...
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