あじさいの名所。はたまた、井上靖の小説にて、諏訪御料人(武田勝頼公の母、小説では由布院または湖衣姫)が過ごし死去した寺という設定で使われた。あくまで設定であり史実に基づくものではない。 それにちなんでなのか供養塔があるが、昭和に入ってからの建立で、戦国武将の側室の供養塔としては大きすぎる。とってつけた感がありやや興ざめの感はある。 諏訪御料人ゆかりの品々はイマイチだが、大門とそれに続くサワラ並木は見応えある。また石仏や石碑の類が多数建っており、諏訪地方では珍しい真言宗寺院という点も相まって、パワースポット的な趣もあるが、石碑はただ並んでるだけで、内容や由来が説明なく分からないのが残念。諏訪湖を眺められる高台があるが、視野に入るのは岡谷方面の一部で、絶景という程ではない。 観光スポットとしては、近くを通っていて30分ぐらい時間に余裕があるならば立ち寄ってもいいかも。わざわざ足を運ぶ価値があるか微妙。 駐車場が湖沿い県道16号の西側にあるのだが、全く目立たず、場所を知らないと通り過ぎることは必定。急ブレーキは危ないので通り過ぎてからのUターンまで予め計...
Read more井上靖の小説や、大河ドラマ「風林火山」で、諏訪御料人・通称由布姫の滞在の地として描かれているお寺。細い路地を車で進むと、神明社側に正門があり、そばに駐車場の案内看板も(筆者は気づかず、湖畔の県道沿いの小さな駐車場に停めました)。基本的には、地域密着型の小ぢんまりとしたお寺という印象。ドラマ放映時に観光開発したのかはわかりませんが、現在は大河のタの字も無く、お堂横の看板に「井上靖が由布姫療養の地と描いたので慰霊碑を建立」と歴史を改竄せず正直に書いているところは好感が持てます。訪れてみるとわかりますが、いくら側室とはいえこんな小さな(と言っては失礼ですが)お堂で武田信玄の関係者が過ごすとは考えづらい。何より諏訪家の関係者が黙っていないでしょう。邪推ですが、湖を物憂げな表情で見つめる悲運の姫を描くのに地形的に適していそうだからと井上靖が選んだのでしょう。執筆時、取材...
Read moreアジサイの花が咲く真言宗のお寺だ。武田信玄の側室由布姫(勝頼の母)の亡くなるまでの住まいだったお寺だね‼️諏訪湖の西側の小高い丘の上にある。今は木々が周りを囲み目立たない‼️かつて...
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