平安時代初頭、桓武天皇の時代・延暦21年(802年)、富士山東麓が噴火をしました。当時の朝廷は逃げ惑う住人のため、富士山東面に位置するこの須走に斎場を設け、鎮火の祈願を行なったといわれ、これにより同年四月に噴火が収まりました。この御神威を畏み、報賽するべく、平城天皇の時代大同2年(807年)に鎮火祭の跡地に社殿を造営したと言われます。
江戸時代には駿河国と甲斐国を結ぶ交通の要所であった須走村の宿場町とともに栄えましたが、宝永大噴火(1707年)で神社と街は約3メートルの降灰の被害を受けましたが、富士登山と交通の要街として幕府より手厚い支援の下、街を埋めた灰の上に街を復興させ、神社は村民により灰が除去されて現在に至ります。
明治時代、遠早く自動車化が進んだ地域であり、登山安全と相まって、交通安全・道中守護としても一層の崇敬されています。
2013年(平成25年)に富士山が世界文化遺産に登録された際の構成資産の一つとなっています。
祭神は木花咲耶姫命、大己貴命、彦火火出見命の三柱の神様です。
木花咲耶姫命の父神は大山祇神です。天照大御神の命を受けて地上世界に降臨した邇邇芸命から求婚を受けた際、大山祇神は喜び、姉の石長比売と共に嫁がせようとしましたが、邇邇芸命は醜い石長比売を送り返し、美しい木花咲耶姫とだけ結婚しました。父神の大山祇神は怒り、「私が娘二人を一緒に差し上げたのは石長比売を妻にすれば天津神の御子の命は岩のように永遠のものになるはずであったのに、木花咲耶姫のみを妻にしたため、木の花が咲き誇るように繁栄はするだろうが、その命ははかないものになるだろう」と語ったといいます。これにより、天神の子孫である天皇に寿命が生じてしまいました。
木花咲耶姫は一夜で身篭るが、邇邇芸命は疑念を持ちました。疑いを晴らすため、誓約をして産屋に入り、「天津神である邇邇芸命の本当の子なら何があっても無事に産めるはず」と、産屋に火を放ってその中で火照命・火須勢理命・火遠理命の三柱の子を産みました。火遠理命の孫が初代天皇の神武天皇です。
富士山の祭神の一つである浅間大神が木花咲耶姫として位置づけられています。富士山を神体山とする富士山本宮浅間大社、その配下の約1300社の浅間神社に祀られている。
歴史的には、古代や中世には富士山の祭神を木花咲耶姫とする文献は見当たらないといわれてしさいます。林羅山が元和2年(1616年)に『三島神社の祭神が父神の大山祇神であり三島と富士が父子関係にあるとする伝承を重視し、これを前提に「富士の大神をば木花開耶姫」と神話解釈を行なった』ことで権威をもつようになったといいます。
火遠理命(ほおりのみこと)は彦火火出見尊とも呼ばれ、神武天皇の祖父にあたります。
「山幸彦」としても知られています。海神の助けを得て兄の海幸彦(火照命)を征し、海神の娘である豊玉姫との間に彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(神武天皇の父)を授かりました。山幸彦が海神の宮を訪れたというこの話は浦島太郎の元になっています。
平日の早朝に訪れました。厳粛な...
Read more東富士五湖道路の須走インターの近くに無料駐車場が完備されています。 とても広い駐車場で日曜日の朝でしたがガラガラでした。 駐車場から本堂に直ぐに行けますけど、 やはりきちんと本鳥居をくぐって参道を通って行くには、駐車場から国道の歩道を歩いて廻って行きます。 表の鳥居まで約400mほど歩きます。
この日入口にはチューリップが咲いていて 更に鳥居の横に滝があるのに癒されました。
鳥居の前には2つの富士山火山弾が置かれていて 説明書きがされています。 こんな大きなのが飛んできていたと思うとゾッとしますね。
鳥居の前でお辞儀して入ったら、参道を掃除されている方におはようございますと明るく丁寧に挨拶されて気分上々w
綺麗に整備された参道から境内は見て歩いてとても気持ちよかったです。
ここでは鳥居から入ってすぐと本堂の前にと2ヶ所の手水舎があり本堂の前にあるのは駐車場からショートカットで入ってきた方用なのでしょうかね。 こちらでの手水の作法は両手→口をすすぐ→両手のようです。
本堂での参拝の仕方は他と同じ2礼2拍1礼。
この日朝9時にお参りしましたが社務所はまだやってないようでした。
本堂の賽銭箱の上にあるおみくじはどちらも富士山をかたどったもので左は富士山を折り紙で折ったタイプで200円。右は富士山型に3角の形のタイプで100円の2種類あります。 これは鳥居の前の資料館の前にもありました。
本堂から鳥居を見て右側は遊歩道のようになっていて、静岡県指定の天然記念物のハルニレの木やキンモクセイ等があり、 湧き水が湧いてできている池、そこから流れる小川がとても綺麗です。 その小川が入り口の滝に繋がってるようですが 考えてみるとかなりの湧き水が湧いているのが滝の勢いで分かります。
遊歩道からは滝の落ちる所の目の前に行けます。落ちる所の石の上に置かれているカエルが可愛いです。 その手前にはひと休み出来る屋根付きのあずまやが設置されています。
入り口にある資料館には入れるのか分かりませんでしたがその入り口に奉雷の杉と言うのがありまして平成30年に落雷を受けても枯れが少なく雷を受けたのではなく雷を葬り去ったと言われる杉があります。
あまり大きな神社ではありませんが、雰囲気が良く色々見るものもあり予定よりも長い滞在となりました。 また来たいとこ...
Read moreThis is one massive shrine. It is ideal if you are visiting the Kawaguchi lake area. Some of the tree shrines and here are very old holding history about Fuji and the relationship between Fujis spiritual side. There's a nice Inn right across the road which has s prayer area hundreds...
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