=公園内の城跡遺構= (1) 城跡の特色 この成東城跡は、自然地形の要害性を巧みに利用した丘陵式城郭で、直線連郭の遺構形態からみて中世戦国期のものと推定される。 その遺構は愛宕神社の付近を主郭部(本丸)として、元倡寺裏山の富士見台にかけて展開するが、土塁 (土居)空堀などの防禦施設も非常に堅固で、戦国期築城の特色を如実に示している。 (2) 愛宕曲輪(推定本丸) 本丸跡と推定される愛宕曲輪は、東南に急な断崖を控え三方に土塁をめぐらし、城之内曲輪との間は二重の空堀によって区画されている。 曲輪の西隅に祀られている愛宕神社は、享徳元年 (1452) 10月、 城内火防の守護神として勧請されたと伝承される。 また神社の付近からは、明応九年(1500) 在銘の中世板碑や室町時代の墓塔人骨が出土しており、現在は町立歴史民俗資料館に収蔵保管されている。 (3) 城之内曲輪(推定二の丸) 第二郭と推定される城之内曲輪は、50メートルの等高線で囲まれた方形にちかい曲輪で、周囲は全部空堀で囲まれている。 東南部の堀には低い土塁があっ て、そこから急崖になっている。 曲輪の西隅には比高約2メートルの土壇が あって、櫓台の跡と推定される。 天神山から富士見台にかけての外曲輪の跡は、 土塁・空堀・櫓台などの防禦施設が存在したが、...
Read more本行寺から成東城跡公園へ向う裏通り?は木で作られた急階段で、ひどい息切れ→休み→息切れの連続で、やっと本丸跡に到着。
東屋(あづまや)から眺めた景色は素晴らしく、市街地を一望できました。
何よりも成東城が高台の地形を活用して築城されたことを感じさせ、一時、殿様気分になり、当時を偲ぶことが出来ました!
本丸跡(愛宕曲輪)、主郭部の土塁跡、二の丸跡」(城之内曲輪)等、城趾が有り、また火の神様である愛宕神社が祀られ、成東城の防火、防災の守護神だったと思います。
また、「里の秋」の歌碑を見つけ、静かな 静かな 里の秋 を口ずさみました。 成東のお宝ですね!
成東城(別名...
Read more午後から急速に天気回復したので、成東城跡公園に行ってきました。裏側?お寺の脇の入口から登りましたが、川口浩探検隊ばりの木々が鬱蒼と繁ったワイルドな山道を登り途中休み休みで、やっと本丸跡まで辿り着きました(かなりの息切れ、また女性一人では途中お墓があったりで怖いかも?)。これと言った見所はありませんでしたが、山頂からの眺望は見事。あと山武市(旧成東町)出身の作詞家、斉藤信夫さん作詞の「里の秋」の歌碑があり、またひとつ九十九里の歴史に触れることが出来ました✨夏に行かれる場合は虫除けスプレー...
Read more