城山砦跡 として狭山市教育委員会が史跡指定していることもあり、保存状態が良いです。 眼下の南側に柏原ニュータウンの登り口があります。 北側の畑隣地の未舗装の農道があります。 車で行くには、北側の畑からのアプローチをおすすめします。
柏原ニュータウンは住宅街で長時間の駐車や崖を歩いて登らなければならないので大変です。 眼下の入間川や川越市方向の見渡しなど、当地と同じような立地の城山砦跡 が坂戸市の西はずれである田波目城跡 があります。
城山砦としては河越夜戦を想定した小田原城の北条方を警戒する目的は同じように思えます。 崖や山の上にある 城山砦跡 はたくさんありますが、地元の教育委員会が発掘調査してまで城山砦跡 を残すのは珍しいですね。 柏原ニュータウンの人たちの散歩コースとしているようです。
武蔵武士の集った城山砦跡...
Read more住宅街の奥に、知らなければこんな所に何のかたまり?という程度の単なる森だか、歴史を紐解くと興味深い。 北条氏康の河越夜戦のときに、山内上杉憲政が陣を敷いたものの、大群のくせにボロ負けして云々の物語は、小説など読んでいただくとして。
見どころがそんなにあるわけではないが、土塁や空堀がぐにゃぐにゃとあり、中世の城跡の雰囲気は残る。
駅から遠いが、狭山市駅からニュータウン行きのバスで割と近くまで行ける。 車の方は裏の神社側にちょっとしたスペースがある。見学者はほぼいないし滞在時間も短いので、渋滞の心配はなさそう。
以前聞いた話だと、畠山重忠の従軍御家人の柏原太郎という人が築き、その後足利基氏が10年くらい住んでいたとのこと。 今は近隣見渡す限りの2階建ての住宅地。 もう少し公園的に整備されるとリピ...
Read more河越夜戦の際に山内上杉方の砦だったとも言われる場所。 車の方は西側からアクセスすると、入口に2台ほど停めるスペースがあります。 極々小さな空間ですが、歩きやすい林、といった形で整えられていました。
入間川の河岸段丘上とのことなので、川というのは時代により流れる位置がこんなに変わるものかと実感させられます。 南東側は10mはあるかという崖地になっており、北西側は先に広がる道路や畑と変わらない高低差。
土塁や郭の跡が遺っているが、この場所にはそう大人数は収容できませんので、現在は畑地になっている場所に軍勢が待機したのではないでしょうか。 南西側を進む北条軍を監視しつつ背後から包囲する配置だったのかもしれない、な...
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